実用的仮象の次元 v2
我々は虚構が社会をよりよくしてくれると信じている。
積極的虚構と消極的虚構
新無神論
1. 非知を前提としない非即物的虚構
2. 実在論的プラグマティスト
3. ヒューマニティ派
加速主義批判
4. 認識論的アナキズム
ファイヤアーベント
ノージック・ユートピア
5. ネオ・アラグマティクス
1 ― 非知を前提としない積極的-非即物的虚構
つまり虚構とは、非知を前提とするか否か/消極的か積極的か/即物的か非即物的かという条件分岐が存在するのである。我々が「虚構こそが社会をよりよくする」という立脚点のもと論じるものは「非知を前提としない積極的-非即物的虚構」の有用性である。
2 ― 実在論的プラグマティスト
3 ― ヒューマニティ派
/icons/白.icon
4 ― 認識論的アナキズム
ここまで我々は「実在論的プラグマティスト:ヒューマニティ派」として「非知を前提としない非即物的虚構」を社会に応用する在り方を提示した。これらの見解のもと我々は-考えを異にする部分もあるが概ね-スチュアート・ホールに倣っていると言えるだろう。ただホールの失敗は虚構の矮小化にある。なぜなら虚構はより壮大なスケールで機能するからだ。例えば、宗教-プロテスタンティズム、統制的理念-世界平和、スローガン-自由・平等・博愛、メカニズム-株式市場、物語-アニメ、起源的には、言語的に紡がれる虚構、神秘的或いは身体的な虚構、補完的に立ち現れる虚構、合理的に構成される虚構。こうした多様な「人間的な方法」を度外視してるといえよう。 虚構の側のデザインは改良的かつラディカルにいける。
なぜなら実在と虚構では終極性の比重が違いすぎる。だから虚構の方が改良可能性をもった形でラディカルにいける。
第一公理 実在論的プラグマティズム
第二公理 非知を前提としない積極的-非即物的虚構
第三公理 認識論的アナキズム
虚構を提言する場合にはなんでもよい→非知を前提としない積極的-非即物的虚構を〔第一公理に反さない限りは〕優先すべき(つまり例外状態や現段階のベストプラクティスのための存在論的整合性のために病むなくの場合は仕方なし)→総合的によい社会的実践か否かを実在論的に十勝する
5 ― 認知科学と社会科学
メイヤスーにとっての数学、ブラシエにとっての自然科学、それが我々における社会科学なのである。 6 ― ネオ・アラグマティスト