なすべき正しいこととは、常に、人間の幸福に最も貢献することである―獲得されるべき正しい信念はなおさらそうである―とジョン・スチュアート・ミルは考え、ジェイムズはこれに同意した。そのため、ジェイムズは、信念の功利主義的倫理学を擁護した。何が存在するかに関する問いも含めてすべての問いは〈何がよりよい世界を創るのに役立つか〉という問いに帰着するという発言を、しばしばジェイムズは行おうとした