特許明細書の書き方
アイデアを言語化・形式知化する方法論〜特許明細書作成のための思考法
<特許明細書の書き方・講義用スライド>
https://gyazo.com/664173e3ff98573c9097987241d1e217
ここでは、発明把握のためのルールとその手法(思考方法)
を学んだ後に、把握した発明を表現するための様式とスキルを学びます。
https://gyazo.com/0792e1ced233e17f8f80fdcd2a081574
兄弟ページとして、特許明細書の書き方を少々違った形で紹介した「とある新人弁理士の特許明細書作成研修物語」も参考にしてください。
<目次> 各項目をクリックしてください。
第1章
1-1.はじめに
1-2.問題の所在
1-3.発明把握のばらつきの原因
1-4.講座の目標
1-5.明細書の作成工程
1-6.発明の把握と特許明細書
第2章  特許法が定める発明把握の基本ルール
2-1.特許法36条5項の発明特定事項
2-2.発明の課題(目的)・手段(構成)・作用効果
2-3.再現可能性要件(発明の定義から)
2-4.明確性要件
2-5.サポート要件
2-6.オールエレメントルール・権利一体の原則
<クレーム解釈論>
2-7.発明の種類
2-8.実施行為類型の参酌
2-9.特許要件
2-10.発明の単一性
総括・・発明特定事項とは何か・・発明の再定義
第3章  発明把握の手法(発明把握のフレームワーク)
発明把握のためのIP-SD法・・・・静的分析(Static analysis)・動的分析(Dynamic analysis)による分析手法
3-1)静的分析(Static analysis)
3-2)動的分析(Dynamic analysis)
発明把握の思考法(まとめ)
第4章  発明表現の様式 表現のルール
4-1) 特許出願様式
4-2) 請求項の表現様式
4-3) 明細書には何を書くのか
第5章  発明表現のスキル
5-1) 部材の名称の付け方
5-2) 構成部材の位置の特定
5-3) 図面不参照の原則
5-4) 有機的結合関係記載の原則
5-5) antecedent basis
5-6) 一文・一意の原則
5-7) 分散説明禁止の原則
5-8) パントマイム
5-9) 表現の方法論
○修飾する側とされる側「修飾関係の直結」
○修飾の順序「長い修飾語は前に、短い修飾語は後に」
○修飾の順序「大状況から小状況へ、重大なものを先に」
○修飾の順序「親和度(なじみ)の強弱による配置転換」
○読点(、)の打ち方
○主語を述語に対応
○先入れ先出しの法則
○「何が」・「何の」・「何を」・「どこに」・「どのように」・「どうしたか」
常に「なぜ?」を意識
第6章 その他
6-1) 補正と明細書
6-2) 分割出願と明細書
6-3) 変更出願と明細書
6-4) 優先権出願と明細書
6-5) 特許権の効力と明細書
6-6) 製造物責任法・PL法と明細書
6-7) 意匠法・商標法・不競法との関係
演習
https://gyazo.com/55b33c1bb4cb9f856cb25dd2b4f6d2d4