神経内科
https://scrapbox.io/files/6810bb9b4f349ac9808d2977.jpg
<主訴>
歩行困難→運動麻痺、Parkinson症状、運動失調、筋疾患 転倒
動かしにくい→筋力低下、錐体路障害、錐体外路障害、小脳失調
上位運動ニューロン(錐体路)障害=四肢腱反射亢進・病的反射(Babinski徴候)
下位運動ニューロン障害=筋力低下・筋委縮・繊維束性収縮
腱反射は上下肢とも消失し,病的反射を認めない=筋力低下の原因となる病変は錐体路ではなく末梢神経にある、筋疾患の可能性も
球麻痺(舌下神経核)=言語障害/構音障害・嚥下障害・舌萎縮→ALS、球脊髄性筋委縮症
両眼の睫毛徴候を認め,鼻唇溝は浅く,口笛を吹くまねができない=両側性の顔面神経麻痺
末梢神経障害=末梢神経伝導速度
筋障害=CK値
咬筋および口輪筋の筋力低下(→脳神経領域の運動障害)
感覚障害と膀胱障害(陰性徴候)の有無
<神経筋接合部疾患>
https://scrapbox.io/files/6811653515dd9d8e968db38f.jpg
■患者の訴えと疑われる神経症状
患者の言葉(問診)
「顔を洗っていると,ふらふらします」洗面現象(Romberg徴候)
「キャベツの千切りでトントントンとできません」寡動(Parkinson症状)
「勝手に足の運びが速くなってきて止まれずにぶつかりました」加速現象(Parkinson症状)
「階段を降りたら足がガクガクしました」足クローヌス(痙性)
「お辞儀をしたら背中に激痛がでました」Lhermitte徴候(多発性硬化症 MSの頸髄病変) 【検査】