『例題で学ぶ連続体力学』
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著 車谷麻緒, 加藤準治, 只野裕一, 石井建樹
編集 非線形CAE協会
件名標目 連続体力学
出版日 2016-05-27
出版社 森北出版
ISBN-13 9784627948211
NDC10 423.1
NDL search
https://www.morikita.co.jp/books/mid/094821
―数多くの例題を通して,連続体力学を独習するためのテキスト―
連続体力学を学んで必要な応力やひずみを正しく理解することで,機械や土木分野において重要な役割を果たす有限要素法などのツールを,構造解析や流体解析などの実際の問題解決に利用できるようになります.
テンソルを扱いながらも,手計算できる具体的な例題が数多く掲載されており,実際に手を動かしながら連続体力学を学べる数少ないテキストです.つまずきやすい内容や理解のポイントなどにも配慮されているので,独習にも適しています.
連続体力学の問題演習が豊富
連続体力学を学習するのによさそうtakker.icon
まえがきにもあるが、習得度を測るのによき
目次
(あとで例題のタイトルも書き写す)
第1章 連続体力学を学ぶ前に
1次元モデルの力学から連続体力学へ
1.1.1 力・応力 (力の変数)
1.1.2 運動 変形 (運動学的変数)
1.1.3 構成則 (物体の性質)
構成方程式
1.1.4 ベクトルと座標系
1.1.5 仮想仕事の原理
テンソル解析の基礎
1.2.1 ベクトルの内積・大きさ・直交性
1.2.2 正規直交基底とデカルト座標系
1.2.3 総和規約に基づく指標表記
Einsteinの総和規約
添字記法
1.2.4 クロネッカーのデルタ, ベクトルの内積
Kronecker delta
dot積
1.2.5 ベクトルの外積, 置換記号
Cross積
Levi-Civita記号
1.2.6 2階テンソル
1.2.7 テンソル積
tensor積
1.2.8 2階テンソルの成分, 3次正方行列との関係
表現行列、tensorの成分表示
1.2.9 線形変換の合成
1.2.10 転置テンソル, 逆テンソル
転置tensor、逆tensor
1.2.11 直交テンソル, 回転テンソル
直交tensor、回転tensor
1.2.12 対称テンソル, 反対称テンソル
1.2.13 2階テンソルの内積
2重縮合
1.2.14 2階テンソルのスペクトル分解
spectre分解
1.2.15 4階テンソルの機能
4階tensor
力学モデルにおける主要な微分演算子
1.3.1 多変数関数としての表現
1.3.2 勾配
1.3.3 勾配ベクトルと物理法則
1.3.4 ラプラシアン
Laplacian
1.3.5 力学モデルと2階偏微分方程式
指標表記を用いた演算の演習
第2章 コーシー応力
連続体内部に生じる力
2.1.1 コーシーの応力原理
Cauchyの応力原理
2.1.2 任意の断面に作用する表面力ベクトル
表面力vector
コーシー応力テンソル(コーシーの式とコーシー応力テンソル/他)
2.2.1 コーシーの式とコーシー応力テンソル
Cauchy応力tensor
2.2.2 コーシー応力テンソルの成分
2.2.3 初等材料力学や構造力学における応力とコーシー応力テンソル
コーシー応力テンソルの座標変換
表面力ベクトルから見るコーシー応力テンソルのイメージ
主応力と不変量
2階tensorの不変量
2.5.1 主応力と主軸
2.5.2 コーシー応力テンソルの不変量
2.5.3 応力テンソルの主不変量の幾何学的イメージ
2.5.4 平均応力, 偏差応力
2.5.5 主応力空間における応力テンソルの矢印ベクトル表現
力のつり合い式と荷重境界条件式
2.6.1 力のつり合い式
力の釣り合い
2.6.2 荷重境界条件式
第3章 変形の記述
物体内部の点の運動(運動前後の物体の状態を表す配置/他)
3.1.1 運動前後の物体の状態を表す配置
updated Lagrange手法の言及ありtakker.icon
3.1.2 物質座標と空間座標
物質表示と空間表示
3.1.3 連続体内部の物質点の運動
3.1.4 物理量を表す関数の表示
3.1.5 物理量の基底表示による区別
3.1.6 変位,速度,加速度
連続体の変形
3.2.1 連続体力学における変形の考え方
3.2.2 変形勾配テンソル
変形勾配tensor
3.2.3 変形にともなう局所的な体積と面積の変化
3.2.4 変形をともなわない剛体の運動
3.2.5 変形勾配テンソルの極分解
3.2.6 変形勾配テンソルの合成
ひずみテンソル
3.3.1 コーシー-グリーンテンソル
右Cauchy-Green変形tensor
左Cauchy-Green変形tensor
3.3.2 有限ひずみテンソル
ひずみtensor
3.3.3 微小変形理論と微小ひずみテンソル, 微小回転テンソル
微小ひずみtensor
微小回転tensor
3.3.4 変位勾配テンソル
変位勾配tensor
物理量の時間変化率と物質時間微分
物質時間微分に基づく変形の速さを表す変数(運動の物質時間微分と物質点の速度ベクトル/他)
3.5.1 運動の物質時間微分と物質点の速度ベクトル
3.5.2 変形勾配テンソルの物質時間微分
3.5.3 速度勾配テンソル, 変形速度テンソル, スピンテンソル
速度勾配tensor、変形速度tensor、spin tensor
3.5.4 剛体運動における物質時間微分
3.5.5 ひずみテンソルの物質時間微分
力学問題と運動・変形を表す物理量
第4章 力のつり合い式と仮想仕事式
連続体力学における物理法則
4.1.1 質量保存則
4.1.2 質量保存則を踏まえた重要な公式
4.1.3 ニュートンの第2法則
Newtonの第2法則
4.1.4 力のモーメントのつり合い式
力のmomentの釣り合い
4.1.5 仕事・エネルギーによる運動法則の書き換え
仮想仕事の原理
4.2.1 仮想仕事の原理の概要
4.2.2 静的可容応力が運動学的可容変位に沿ってなす仕事
4.2.3 仮想仕事の原理
強形式と弱形式
重み付き残差法としての仮想仕事式
第5章 さまざまな応力テンソル
内部仮想仕事を与える力の変数と運動の変数の組み合わせ
キルヒホッフ応力テンソル
Kirchhoff応力tensor
第1ピオラ‐‐キルヒホッフ応力テンソル
第1Piola-Kirchhoff応力tensor
第2ピオラ‐‐キルヒホッフ応力テンソル
第2Piola-Kirchhoff応力tensor
ビオ応力テンソル
Biot応力tenosr
さまざまな応力テンソルと仮想仕事式に関する演習
第6章 構成則
超弾性体
6.1.1 弾性・超弾性
6.1.2 弾性係数テンソル
弾性係数tensor
6.1.3 等方超弾性体
線形弾性体
線型弾性体
客観性の原理
6.3.1 現在配置を参照する物理量の客観性
6.3.2 ツーポイントテンソルの客観性
2点tensor
6.3.3 基準配置を参照する 2階テンソルの客観性
6.3.4 構成則の客観性
応力速度の客観性
6.4.1 コーシー応力テンソルの物質時間微分
6.4.2 ヤウマンの応力速度テンソル
Jaumann応力速度tensor
6.4.3 コッターリブリンの応力速度テンソル
Cotter-Rivlin応力速度tensor
6.4.4 トゥルーズデルの応力速度テンソル
Truesdell応力速度tensor
6.4.5 オルドロイドの応力速度テンソル
Oldroyd応力速度tensor
6.4.6 グリーン-ナグディの応力速度テンソル
Green-Naghdi応力速度tensor
第7章 数式操作のための道具箱
2階テンソルの固有値と固有ベクトル
2階tensorの固有値と固有vector
レイノルズの輸送定理
Reynoldsの輸送定理
ガウスの発散定理
7.3.1 偏導関数の体積積分
7.3.2 ガウスの発散定理
基準配置と現在配置の変換
7.4.1 プッシュフォワード,ブルバック
push forward、pull back
7.4.2 ピオラ変換
Piola変換
7.4.3 リー時間微分
Lie時間微分
テンソルの微分に関する基本法則
付録A 連続体力学で扱う主要なテンソル
応力テンソルと応力速度テンソル
A.1.1 応力テンソル
A.1.2 応力速度テンソル
運動・変形に関連するテンソル
A.2.1 変形に関連するテンソル
A.2.2 変形の速度に関するテンソル
弾性係数テンソル
仕事に関して共役な応力テンソル・ひずみテンソルの組み合わせ
参考文献
索引
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#2022-08-30 09:33:49 scraped