オオタキラジオ_2403
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240328
「俺は客だぞ。二度と来ないからな!」 #電波文化祭 ⚡️サイクル2では、そう怒鳴る「客」がいた。無線に限らずイベントは来場者がいないと成り立たない。伝説のフォークグループ「アリス」の谷村新司が言っていた「結成当初、来てくれたお客さんは、俺たち3人より少なかった・・・」は本当なのだろう。 イベントを主催してみるとわかる。どれだけの人が来場してくれるかが開催日まで続く一番の心配だ。「来場者こそ客である」のだろうが、 #電波文化祭 ⚡️サイクル3は、来場者には1段下りてもらい、出展・発表者に最上段に立ってもらう。そして来場者は主催者とともに、出展・発表者を応援してほしい。 来場者は主催者とともに、出展・発表者を応援することは、来場者に #電波文化祭 をよりよく理解してもらうことにもつながる。とはいえわからない。開催日当日まで主催者は、誰が来場してくれるかを知ることができないからだ。赤いラインの様な来場者と主催者を結ぶ仕組みを開発できないだろうか。 https://scrapbox.io/files/6604887a98b02e0024a82d0d.jpeg
発信者(出展・発表者)を応援するために、来場者と主催者が協力する仕組みを⚡️サイクル5までに完成させた後、続く⚡️サイクル9までには、「来場者・出展者・発表者・主催者の境をなくし、だれもが対等になり、だれもが『発信者』となる仕組み」を完成させたい。
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相手を理解するためには相手の立場にもなることだ。どの参加者も、出展者・発表者・主催者となりやすい仕組みを開発したい。 #電波文化祭 は単なるアイボール会ではない。相手が発信することをしっかりと受信すること。受信だけでなく発信すること。無線を超越するコミュニケーションの場としたい。 https://gyazo.com/f99275535667fc13c20e0e181d8ddf86
#電波文化祭 は埼玉県狭山市だけで開催するのではなく、それぞれの地域のコミュニティーで開催してほしい。 HPの #Scrapbox がわかりにくいのは、設計途中の仕様書だからです。開催を重ねるごとに充実させ、わかりやすくし引用しやすい様にしていきます。R16FRが消滅した後でも継続できるために・・・ hr.icon
240326
追い出すべきなのか、許すべきなのか。「俺は客だぞ」という60代後半の男性局に対して、どの様に対応するべきなのか、どう判断すればいいのだろうか。私は迷いませんでした。その男性局を『自分の側にぐっと引き寄せて考えればいい』のです。私の父だと兄だと考えればいいのです・・・
60代後半の男性局は私から見ると、父というよりは従姉妹の兄のようだったので、そう考え、あの様な対応をしました。仮に男性局が70代後半から80代で、本当に「認知症」の方だったら、全然違う対応をとっていました。あらゆる事象は「はい / いいえ」で二分することはできず、常にその間にあるのです。
「認知症かも」と、病気や障害を他者にラベリングし批判するポストがいくつか流れてきました。その様な考え方は私の考え方と真逆であることを説明します。「障害者」という区分けに対し、障害のない人を「健常者」といいます。みなさん自分のことを健常者だと思っていませんか・・・
https://gyazo.com/d17b0f024974f446383735e279c5bf06
私は20代後半まで、自分自身を「障害者ではなく健常者」の側にあると考えていました。ユニバーサルデザインの提唱者であるロナルド・メイスが「ユニバーサルデザインの展望」と題されたスピーチで、「ユニバーサルデザイン」について定義する場面です。
「誰もが障害を持っている」という考えを前提としています。
私たちは、それを認めたいかどうかに関わらず、
年齢を重ねて能力を失うにつれて、
私たちは皆、障害を持つようになります。
ロナルド・メイス『ユニバーサルデザインの展望( A Perspective on Universal Design)』
「障害者」と「健常者」という言葉は、対比する様に使われています。この世間の常識を、「障害を持っている人」と、それ以外の人を分けようとする世間の常識を、メイスは打ち破りたかったのではないか。なぜならば、年齢を重ねて能力を失うにつれて、私たちは皆、障害を持つようになるからだと。
続きはこちらに書いてあります。もし「ユニバーサルデザイン」の関心にある方は、ご覧ください。
他者を批判するだけではいけない。許すだけでもいけない。これは「俺は客だぞ」という60代後半の男性局に対してだけでなく、子どもたちや学生たちに対しても同じように対応しています。
挑戦するもしないも、それぞれの自由だ。けれども私は出会う学生に「挑戦せよ」という。「応援するから」ともいう。それは私自身、たくさんの人たちからその様にされてきたからだ。出会う学生には「自分の子どもにするだろうことは、自分の子どもでなくてもすべき」との思いもあるからだ。
「競いあう無線ではなく、支えあう無線を」みんなが自分の個性を発揮でき、多様性を認めながらも、一体感を保ち続けられる無線をしたい。我々の世代の無線家たちにはそれができなかったが、21世紀の無線家たちには達成してほしい。 #電波文化祭 でできることなら全力で応援していきたい。 hr.icon
240325
昨日 #電波文化祭 ⚡️サイクル2が終了しました。長くなるのでツリーにしました。お読みいただけたら嬉しいです。 https://gyazo.com/b768ac08ff6beab5b56d85b2ef80a730
「大瀧さん、ちょっと来てもらっていいですか」学習室で休憩中の私へ施設長が訪ねてきた。案内されたのは、ホールの階段脇の申請書記入カウンター、持ってきた弁当を広げている60代後半の男性の所だった。「この人、無線のイベントに来たそうです。私がここでは食事しないでくださいと言っても・・・」
間違えなかった。弁当の脇には出展者の自作機器が置かれてあった。私は言った。「食事をすぐにやめなさい。あなたはどこから来た。コールサインを教えてくれ」男性は言った。「ここは市の施設なんだろ。俺はここに来た客だぞ。自作機器を買いに来てやったんだぞ。お前それ、客に言う言葉かよ!」
「大瀧さん、この人が靴のまま中に入ってきたので、靴を脱ぐようにお願いしても聞いてくれないんです」私はもう一度この男性に、コールサインを教えてくれと頼んだ。「自作機器を買ったからって、コールサイン持っているとは限らんだろ。俺は町田市から来た、○○○○だ!」
「俺はお前にいうことに従う義理なんてないんだよ。俺が客なんだから!」私は言い返した。「とにかくここから去れ。あんたがここから動くまで、俺はずっとここにいる。早くここから去れ」この男性の脇に5分立っていた。弁当を食べ終えた男性が玄関に向かう。私もついていった。
町田市から来たという60代後半の男性局は、私を睨みながら言った。「お前が #電波文化祭 の責任者なのか。これが客に対する態度か。二度と来ないからな!」この男性局の姿が見えなくなると、隣りにいた施設長に改めて謝罪した。我にかえり時計を見た。12時50分だった。慌てた。LTを始めなくては。 LTは素晴らしかった。私は傾聴している人たちも眺めた。思い浮かぶことがあった。誰に頼まれたのでもなく、なぜ #電波文化祭 を主催しているのだろう。この日のために何でほとんどの日曜日を、自分の使える時間を注ぎ込んでいるのだろう。LTスピーカーはその答えを教えてくれるかもしれないと思った。 「俺は客だぞ」という言葉が頭から離れない。「もしドラの女子マネみたいですね」と、 #電波文化祭 でお会いした方から言われたことを思い出した。野球部の女子マネージャーを任された主人公が、ドラッカーの名著『マネジメント』からヒントを得て、野球部の甲子園出場に導くという物語を。 https://scrapbox.io/files/638f8c7e14abe0001d2c9acb.png
女子マネージャーが最初に取り組んだのは、「野球部にとって『顧客』とは誰か」「その『顧客』に感動を与えるためにはどうしたらいいか」ということだった。アマチュア無線にとって『顧客』って誰でしょうかね。その『顧客』に感動を与えること」を継続できるなら・・・
アマチュア無線はこの先もずっと必要とされて、続いていくはずだと思うのです。 #電波文化祭 はそれを無線を愛する人たちに問いかけたいのです。「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」などと綺麗事を言うだけでなく、実行しながら問いかけたいのです。 書きたいことはたくさんありますが、後ほどまとめます。出展者・発表者・来場者のみなさま。ありがとうございました。ドネーションもありがとう。たくさんの修正点を見つけることができました。10月には #電波文化祭 ⚡️サイクル3を必ず開催します。 「この中に医療関係者いますか! 急病人がいます!」まさかその現場に立ち会うとは。それも #電波文化祭 で。LTが始まろうとしたいた 13時13分、席の一人が持病で倒れてしまい消防署に連絡した。UCRのこのアナウンスを聞き、居る訳ないだろうと思った。居てほしいとも思った。 急病人に元に駆けつけたのは救急隊員だったAXYと出展者の看護師だった。急病人の様子を随時、消防署に伝える。施設長は言った「ストレッチャーが入りやすいように椅子を移動してください」ホールを並べられた各自の椅子を端へとそれぞれが移動し、救急車の到着を待った。
救急隊員とのやりとりで意識が回復したようだった。救急車は病院へと向かった。さてLTは開催するべきか。「LTはやろう」とDLCが言う。「それなら順番を入れ替え学生を最初にしよう」とAIJが言った。私は会場のLTスピーカーの学生のもとへと走った。
予定したいた時間より30分遅れたが、LTは学生スピーカーから始まった。私はこの後の順番を考えた。10分と決めたとしても、その時間は伸びてしまいがち。全員できないと考え、私と仲のいいLTスピーカーほど最後にまわした。謝って済むLTスピーカーを。
正確に10分に収めたLTスピーカーだけではなく、その場にいた者全てが素晴らしかった。遅れたことを誰も不満と思うのではなく受け入れてくれたのだ。その様子がホール端のR16FRのブースに立つ私にはわかった。誰もがそう思っていたと思う。私は泣きそうだった。泣いていたのかもしれない。
2024年3月24日の日曜日。 #電波文化祭 ⚡️サイクル2は、100回開催に向け語り継がれていく無線イベントとなった。 #電波文化祭 ⚡️サイクル100は2073年の予定だ。108歳となっている私だが、できることならそこでLTをさせてほしい。 hr.icon
240324
3時間後の10時より #電波文化祭 ⚡️サイクル2が開催されます。ユニークな出展者・LTスピーカーと会えることが楽しみだ。開催時間5時間は長いようで短い。開会式を3分以内で終わらせたいので、事前にこのページと動画を見ていただけませんか。 https://youtu.be/w7ewOTrih58?si=teu43KHHSA4tlYPq
#電波文化祭 ⚡️サイクル2では、LTを開催したい。LT(LT(ライトニングトーク))をした無線イベントはあったのだろうか。LTの12番打者は私だが、閉会を兼ねた私のLTは時間超過でできなくなるでしょう。参加する方もしない方もお読みいただければ嬉しいです。むしろ来場する前にお読みいただいた方が、 #電波文化祭 の目的がおわかりいただけます。 hr.icon
240323
https://gyazo.com/c427229dbed30df203308504b1069c7b
学生局の皆さんへ、「安価で買えた、タダでもらえた」ことだけをラッキーだと思わないでほしい。なぜこのようなプロダクトを開発するにいたったのか、自分もこんなプロダクトを開発するためにはどう進めばいいのか、開発者に直接聞けること、縁を持てることこそ、 #電波文化祭 のメリットですよ。そのために開催しているのですよ。 話題の #ONAIRモニタ の改造。わずかな部品を加え「電波の見える化」をする。考察・実験を繰り返しながら開発していく。素晴らしい、まさにアマチュア的だ。私が最近使っている「アマチュア的」という言葉は、この開発者 JA1AOQ 大江さんから学んだ。 https://scrapbox.io/files/65fdec39bed26700240f1c0f.png
#ONAIRモニタ は素晴らしい。21世紀の子どもたちにアマチュア無線を伝えるための、「電波の見える化」「電子工作への入門」を叶えている。5種類の回路図の動作の違いを知りたい方は、秋葉原ロボット部のブースを訪ねてください。 #電波文化祭 ⚡️サイクル2は明日の日曜日開催です。 https://scrapbox.io/files/65fdf2b2b0a69900259f287a.png
光トランシーバ #FTR102 , #FTR105 のPCB(専用基板)の設計・制作、3Dプリンタで制作するケースも、JA1AOQ 大江さんの仕事だ。 #R16FR で2ヶ月前に3Dプリンタを導入したが多くのハードルがあり、大江さんのアドバイスがなければ挫折した。ましてPCBなど制作できると考えもしなかった。 https://scrapbox.io/files/65fdfd30363a7500257328b5.jpg
開発者 JA1AOQ 大江さんはじめ「秋葉原ロボット部」の皆様も、 #電波文化祭 に出展しますので、直接聞いてみてください。隣りのnanbuwksさんのブースでは、電子工作入門を開催してもらえます。R16FRでもJL1HPHが、同軸ケーブル自作入門を開催します。 JE1DLC 成沢さんは、 アコースティックピアノに対応するバリアフリーペダル「bFaaaPPro」を持ってくるだろう。iPhoneのAiを活用し、ピアノペダルの制御をする。子どもや車いすユーザーもピアノの演奏を楽しめるようになる。ハードとソフトとエレクトロニクスの世界をわたり歩いてきたからできる仕事。 https://scrapbox.io/files/65f356ff3a228d00242b2428.jpg
君たちさえ、そういう自己をつくっていけば、二十一世紀は人類が仲良しで暮らせる時代になるにちがいない。
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AIソフトウエアとしてだけではなく、ペダル駆動装置としてのメカニックスとしても面白いと思います。「bFaaaP」とは、足に障害を持つチャレンジドや、小さな子どもたちが、ピアノなどのペダル操作をできる様にする、補助ペダルシステムです。「barrier-Free assist as a Pedal」から名付けました。 https://scrapbox.io/files/65d12acabd39d2002586495e.jpg
5月12日(日)東京工業大学すずかけキャンパス「すずかけサイエンスデイ」、音楽サークル「プラタナスの会 @platanus_piano 」の企画で、bFaaaP Proの実演と体験ができます。bFaaaP Proのシステムの説明や、各メンバーの紹介、bFaaaP Proで何曲か演奏します。興味のある方には体験してもらう予定です。
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240321
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『創造社会を支えるメディアとしてのパターン・ランゲージ』井庭崇・古川園智樹
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『創造社会を支えるメディアとしてのパターン・ランゲージ』井庭崇・古川園智樹
受信だけでなく発信すること、反対に相手が発信することをしっかりと受信すること。それがコミュニケーションだ。コミュニケーションに続くもの、それは「創造」だ。 #電波文化祭 はそこを目指す! コミュニケーション社会の後に来るのはどのような時代だろうか。
それは「人々が何かの創造(creation)をしている」 という時代である。
「受信」から「発信」 へという推移の次に、
「コミュニケーション」(つくられたものをやりとりする)から
「創造」(つくる)への推移が来ると予想される。
『創造社会を支えるメディアとしてのパターン・ランゲージ』井庭崇・古川園智樹
「Consumption(消費社会)→ Communication(コミュニケーション社会)→ Creation(創造社会)」に対して、 #電波文化祭 は「・Project(プロジェクト) ・Product(プロダクト)・Philosophy(フィロソフィー)・Pattern language(パタン・ランゲージ)」で応答したい。 「楽しそうなイベントも一人で行くと寂しい思いをしてしまうだけ」と、 #電波文化祭 参加をためらっている無線家、心配ありません。会場入口脇の「ヱビスラジヲ」にいらしてください。しぶや4989 @7L2AXY ・ヒガシオオサカZZ541 @Zz541Taro が深夜放送のパーソナリティの様に優しくお出迎えしてくれるそう。 hr.icon
240320
私は3Dプリンタで出力しながら、令和の無線イベントはどうあるべきか、「電波文化祭⚡️サイクル2」に向けて再考します。
「電波文化祭⚡️を100回開催する」という目標を定めれば、
「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」というミッションをまっとうできる。
毎年2回開催し続ければ 100回目は2073年。そのためにはどうしたらいいだろうか・・・
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240319
あの「アンテナ先生」のように、「電波文化祭⚡️」のセンターテーブルで、どなたか「テーブル先生」になってもらえませんか。ひとつめは「NanoVNAであなたのアンテナ計測」先生、ふたつめは「同軸コネクタ取り付け」先生。他にも何か知りたいことありますか?
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「電波文化祭⚡️」はアイボールするためのイベントではありません。来場者全員で作りあげるイベントです。気づいてないだけで「自分のできること、自分しかできないこと」って、実はたくさんあるはず。来場する方は「次回は出展・発表しよう」との思いを持ち、来場いただきたいです。
また「テーブル先生」とは反対に、「テーブル生徒」も募集します。わからないことや知りたいことをリクエストください。「来場者全てて作りあげるイベント」これができなければ、「電波文化祭⚡️」を100回開催するなど到底不可能です。会場の設営・運営は #R16FR が引き受けますから。 どなたも「電波文化祭⚡️」には、自分のできることを探すつもりで来てください。
令和の無線イベントはどうあるべきだろうか・・・
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230320 > 240318
2023/3/12からの1週間にブックマークを付けておきたい。大切な思い出となるだろう出来事がたくさんあった。娘は生徒会長としての最後の大役を果たしたという。一昨日土曜日の卒業式での送辞の朗読、その動画を見せてもらい、その感想を求められた時、私は何も返せなかった・・・
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毎朝 6時11分発の準急電車で通学する娘は、高校で一番の遠距離通学生。決選投票の末、生徒会長に当選する。雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモ...
このコロナ禍での学生たちは、いったいどんな気持ちで学生生活を過ごしてきたのだろう。楽しいことをどれだけ手放した(正確には、手放された)のだろう。私は可哀想な目で子どもさんを見ていたが、娘の送辞を見て、そんな逆境の中でも、きっちりと着地し、すでにスタートしていたのかと感動したのだ。
電波は直進するので、山など直進するのに困難な障害物があるなら、その先に進むことはできないはずなのに、到底進むことを断念してしまう障害物があるからこそ、その先に進むことが可能になるという。この「山岳回折」と、娘の送辞に重なるところを見つけたのだ。
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2023年3月20日、昨年の卒業式で在校生総代として送辞の読んだ生徒会長は、今日の卒業式で卒業生代表として答辞を読むという。受験後も自由になれずに仕上げた、最後の「宿題」を、6年間お世話になった先生、在校生一同に提出するのだという。6年前の入学式以来に行っていない学校へ今日は行く。
「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」資格を取得し開局することを指しているのではない。自分の知らない世界の前に立ち、自分にはできないと諦めずに挑戦すること。自分では解決できないことを誰かに教えてもらうこと。立ち止まっている人がいれば、自分ができることをしてあげること。
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『生きている意味を創り上げ、完成させた時にこそ、最良の人生を生き抜いたこととなる』スタンフォード大学の卒業式、スティーブ・ジョブズのスピーチ。
今を大切に生きること。素晴らしいと信じる仕事を続けること。素晴らしい仕事をする唯一の方法は、それを愛すること。
- Stay Hungry, Stay Foolish -
https://gyazo.com/5ed5af6b8edef4b97fb3f84179a48bd7
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240317
あの・・・大勢の人に向けて番組を作らないといけないと思うんですが、
大勢の人っていったい誰だろうと思んですよね。
「なんだ、お前、それ」永沢さんの笑いが止まり、顔が微妙に強ばった。
できるなら、たった一人の胸に届けることをまず考えたいと思います。
ドリアン助川『新宿の猫』より
https://gyazo.com/e0e15219a61121b4e4c6ba158f6dbeed
「漠然と大勢を相手にするのではなく、一対一の関係をもって声を届けようとしている。それが、ラジオという媒体の性格でもあるような気がした。」ドリアン助川『新宿の猫』より
古いラジオからかすかに人声が聞こえる
その声は古いラジオがまだ新しかったころの
それがとうてい買えなかったころの
少年の日のぼく自身の声みたいだ
谷川俊太郎『古いラジオ』より
リビングのつけっぱなしのテレビでなく、瞬時に大勢に向け発信できるSNSでもない。発信者からのメッセージを「一対一の関係」を持って受け取れる『ラジオ』に、少年の日の自分自身の声さえ聞くことができるラジオに #電波文化祭 はなりたい。 I'd sit alone and watch your light
My only friend through teenage nights
And everything I had to know
I heard it on my radio
Radio.
https://www.youtube.com/watch?v=o-0ygW-B_gI
『RADIO GA GA』で何度もくり返される『RADIO』とは、単に受信機としてのラジオを指しているのではない。少年の頃の自分にとっての『RADIO』は一番の友だった。学校では教えてもらえない世界を知れたし、今でさえも支えてくれる思い出を作ってくれた。 #電波文化祭 もそんな『RADIO』を目指そう! #電波文化祭 のラジオには、もう一つ機能を追加した。受信者もまた発信できるのだ。 「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい。」と定めたが本当だろうか。
#電波文化祭 のコンセプトをしっかりと決めてから開催するのではなく、まずは開催してみること。そして「100回開催する」と決めると、自ずとそのコンセプトは明瞭となってくるのではないか。アジャイル開発だ。アジャイル(agile)とは「素早い」「機敏な」「頭の回転が早い」。 hr.icon
240315
「QTH map」を拝見し開発者のJK1TUT @numa_radio さんに、LT(LT(ライトニングトーク))をお願いしたところ、引き受けていただきました!「QTH map」をなぜ開発しようと思ったのか、どの様に使いこなせばいいのか、聞いてみたいことたくさんです。 前回できなかったLTを、今回の#電波文化祭 ⚡️サイクル2では必ず実行したい。LTスピーカー 12人をご覧いただければわかると思いますが、無線の周辺をデザインできる人、無線の殻を拡張してくれる人にお願いました。した。 hr.icon
240314
モールス練習ゲーム「DotDash」の開発者、産技高専品川電気通信部@JA1YKL @denntuu20xx 、産技高専荒川電気通信部@JA1YGC @JA1YGCの有志が、電波文化祭⚡️への出展だけでなく、LTも引き受けてくれました。
また、光トランシーバー #FTR102 の記事を掲載した「電気通信 vol.2」を頒布してくれるとのこと。無線がもっと面白くなることを発見し、必要なモノを自ら開発する。無線を包み込んでいる窮屈な殻を押し広げているようだ。 学生が出展・LTしてくれることも、今回「電波文化祭⚡️サイクル2」の大きな前進だ。学生に限らずあらゆる人たちの発表・挑戦の場となるように「電波文化祭⚡️」を進化させたい。3/24は10日後だ。
https://gyazo.com/9c1f770302fb5f74f6f3bff5650a331a
挑戦するもしないも、それぞれの自由だ。けれども私は出会う学生に「挑戦せよ」という。「応援するから」ともいう。それは私自身、たくさんの人たちからその様にされてきたからだ。出会う学生には「自分の子どもにするだろうことは、自分の子どもでなくてもすべき」との思いもあるからだ。
「競いあう無線ではなく、支えあう無線を」みんなが自分の個性を発揮でき、多様性を認めながらも、一体感を保ち続けられる無線をしたい。私にはそれができなかったが、21世紀を担う人たちは達成してほしい。私ができることなら全力で応援したい。
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240312
ここで必要なのは、生きる意味についての問いを百八十度方向転換することだ。わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているのかが問題なのだ・・・『夜と霧』V・E・フランクル(池田香代子訳)みすず書房
https://gyazo.com/c099457f4ad5ce71bb2e28699081a95e
人間の原点は「人生から問われている者」であるところにある ― したがって、人間にできること、しなくてはいけないことは、人生のさまざまな状況に直面しながら、その都度その都度、状況から発せられてくる「問い」に全力で応えていくことである・・・
その状況にひそんでいる真の「意味」を発見し、それに全力で応えていくことである。そして、そうすることで自分の人生に与えられている「使命(ミッション)」をまっとうすることにある、とフランクルは言うのです。『NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧』諸富祥彦(2013)NHK出版
「電波文化祭⚡️を100回開催する」という目標を定めれば、「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」というミッションをまっとうできると思いついた。毎年2回開催し続ければ 100回目は2073年になる。そのためにはどうしたらいいだろうか・・・
参加者たちが「電波文化祭⚡️」を定義するのではなく、この先2073年まで続く「電波文化祭⚡️」が、参加者たちに何を期待しているのかを考えたい。様々な状況に直面しその都度、状況から発せられてくる「問い」に全力で応えていくことこそ、電波文化祭⚡️のミッションなのだ。
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電波文化祭⚡️のミッション「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」だけでは輪郭が見えにくい。より具体的なミッションが必要だ。目覚めた時に年表を書くことを思いついた。昨年秋の 1回から始まり、2073年の 100回まで、「電波文化祭⚡️を100回開催する」ことをミッションに付け加えたい。 https://gyazo.com/e1f37692f3177029b1b92bfb572ee7d4
21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい。時間を超越せよ。
・思いを共有できる人たち全員で、「電波文化祭⚡️」を開催し続けたい。
・具体的なミッションは、年2回開催し「100回」を目指す。どうすればいいのか。
・いわば、50年を超越する伝言ゲームだ。2073年の春、叶うならば参加したい。
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狭山ヶ丘寺子屋もくもく会(第89回)240303、本当に5時に始まりました。「電波文化祭⚡️」にて頒布したい #やぎうだ5エレ アンテナ、各エレメントをあと「1mm」ずつ短くした方がいいらしい。前回の試験は屋内だったので、屋外で試験する時より共振点が数MHzずれてしまうとのこと。今日は寒いものの晴天だ。 https://scrapbox.io/files/65e3af14ae79d300246c2cd9.jpg
今日の仕事は3Dプリンタでアンテナパーツを出力すること。エレメントホルダ4個同時に出力すると 1時間かかる。モニタの奥にプリンタを置き、印刷状態を眺めながら「電波文化祭⚡️」の記事を書こう。無線そのものの楽しさより、無線の周辺に発生する楽しさが好きだ。何でもいい、何かを作っていたい。
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エレメントの視認性をよくするために、エレメントホルダに「REF」と掘り込んだ。「電波文化祭⚡️」は3週間後の日曜日、3Dプリンタを始めたい方、R16FRのブースをお訪ねください。 #やぎうだ5エレ アンテナ、30セット作ります。どなたか購入してください。 https://scrapbox.io/files/65e3b43c3c7c690025748f9f.jpg
「電波文化祭⚡️」は24日、3週間後の日曜日です。Discordにサーバーを立ち上げました。お気軽にご参加ください。現在 117名、うち学生は20数人です。電波文化祭⚡️に限らず、電子工作や3Dプリンタなど、無線の周辺の話題でも、その道の専門家が潜んでいますので、聞いてみてください。
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