「電波文化祭⚡️サイクル2」に向けて
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日時:2024 / 3 / 24(日)10:00 ~ 15:00
10:00 ~ 13:00 第1部(A面レイアウト)にて開会
13:00 ~ 13:10 レイアウト変更(第1部:A面 → 第2部:B面)
13:15 ~ 15:00 第2部(B面レイアウト) → LTが終わり次第閉会
埼玉県狭山市下奥富2552-1 (TEL.04-2969-3809)
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最寄り駅:西武新宿線「新狭山」駅
出展者(周辺枠・中央脇)
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発表者(LTスピーカー)
主催(連絡先)
JN1GGZ / Ootaki : 090-3069-3425 ootakiradio@gmail.com hr.icon
「電波文化祭⚡️サイクル2」に向けて
「電波文化祭⚡️を100回開催する」という目標を定めれば、
「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」というミッションをまっとうできる。
毎年2回開催し続ければ 100回目は2073年。そのためにはどうしたらいいだろうか・・・
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アフターコロナの無線・イベントは、何か変わっただろうか・・・
地方の無線イベントは、あいかわらず
来賓挨拶から始まり、コンテスト表彰
基調講演、体験運用、公開運用
QSLカード転送受付 、非常通信訓練報告
登録クラブ、メーカー出展、ジャンク品販売
音楽の演奏、お楽しみ抽選会
進歩的であるべく無線家なのに、無線イベントのコンテンツは「昭和」そのままだ。
ほとんどの無線イベントは、このテンプレートに従っているかのようだ。
主催者・出展者・訪問者の人たちは、疑問に感じないのだろうか。
某県支部の無線イベントに出席した仲間は言う「30分居ただけで帰ってきた」と。
「子どもたちに無線を伝える」を目的としないでいいのですか?
これらの何が「子どもたちに無線を伝える」と繋がっていくのだろうか。
JN1GGZ.iconには、何も変わっていないように見える
(ctrl + iと入力すると、JN1GGZ.iconのようなアイコンになります)
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現状の無線イベントの問題点
「電波文化祭⚡️」ではやらないことを、このページの下段にまとめています。
主催者・出展者・訪問者の分離
主催者は昨年同様のコンテンツ、出展者は出展常連者・地域クラブなどに固定される。
訪問者はただ受け取るだけの「受信者」となってしまい、主催者・出展者との間に境ができてしまう。
訪問者は受信者だけでなく、いつかは発信する側となってもらいたい。
無線を社会に、無線を知らない人たちの伝えようとしていない
レアなDX局のQSLカード、コンテストの表彰状も、無線を知らない人にはその価値が伝わらない。
他の分野から新しいものを取り入れようとしない
無線家は常に教える側だ
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「これではだめだよね」「JARLは何をしてる」というような、他人事の様に批判するのは簡単だ。
こういった、他者が行動しないことを理由にした批判は、無線に限らずSNSでよく見かける。
他者の行動に期待しても、ただ時間が経過していくだけ。何も前進しない。
自分が行動すること。共感してくれる仲間たちともに。
「私たち自身が楽しいと思うイベントを開催しよう!」共感してくれる仲間とともに
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「電波文化祭⚡️」ではやらない九つのこと
「来賓挨拶」をやらない
思えば子どもの頃の入学式に始まり、聞く側からしたら「来賓挨拶」は過ぎることを待つだけの退屈な時間だった。来賓挨拶は聞く側の要望ではなく、主催者の来賓に対する礼儀の様なものだ。
「表彰式」をやらない
コンテスト代表される表彰式、確かにコンテストなどで健闘することは素晴らしいが、それを讃える表彰式を大勢の人に見てもらう必要があるとしても、優先順位は低いと思う。
過去の実績を讃えることよりも、無線の未来を少しでも楽しくする「双方向で議論する」ことこそ優先したい。大勢の人が集まれば集まるほど。
「基調講演」をやらない
各地のイベントでは名の知れた無線家に50分程の講演にお願いすることが多い。堅苦しい基調講演の代わりに、5~10分程度の短い時間で発表するプレゼン「LT(LT(ライトニングトーク))」に置き換える。 「電波文化祭⚡️」は来場者が少ないので、LTデビューの場としてふさわしい。LTをしたことがない人が多数だろうが、社会に出ればいずれしなくてはならない時がくる。失敗を恐れずに挑戦してほしい。
「体験運用・公開運用」をやらない
「無線イベントでは無線運用は必須」と考え前回は運用したが、学生たちは開催時間の大半を無線室とした会議室で、無線運用していた。
無線機の前で学生たちだけで過ごすこととなってしまった。それを否定しないが「学生たちには様々な出展者と出会ったほしい」という趣旨と相反した。
最近では各地の無線クラブが「体験運用・公開運用」を開催している。電波文化祭⚡️では、子どもたちには知らなかったことに出会ってもらい、自らの「知的領土」を広げてほしい。 「登録クラブ出展」をやらない
JARL登録クラブとそれ以外のコミュニティーとを区別する、従来の区分けが大きな壁となり、それぞれのコミュニティーが連携することを困難としている。
⚡️サイクル1・⚡️サイクル2も、出展を名乗りでてくれたJARL登録クラブは一つもない
ほとんどのクラブは高年齢化により年々活動が縮小していき、出展したとしてもアイボールコーナーに止まってしまいがちだ。
「メーカー出展」をやらない
無線機器メーカーの最新情報は、Netや無線ショップでいつでも知ることができる。メーカーに頼らず、無線家自身が開発したプロダクトを出展することが、無線イベントにふさわしいはずだ。日々の無線活動を自分の楽しみだけとするのではなく、いつでも他者に紹介できる様にしたい。 「ジャンク品販売」をやらない
無線イベントの「ジャンク市」はイベントの集客には有用だ。ハムフェアでも開催すると我先にとジャンク出展のブースに来場者が押し寄せる。ジャンク品購入を目的とする来場者は、他の出展には関心を持たない人が多い様に思う。
ジャンク品を使いこなせるのは、長く無線をしている経験の豊富な無線家だ。入門したばかりの人には無理だ。「電波文化祭⚡️」に無線の経験がない人でも楽しめる様にしたい。
年々縮小している無線機器の市場、できるなら最新の無線機器を無線ショップから購入することにより、お金が循環する様にしたい。いつまでも無線機器の市場を継続していきたい。
無線機やアンテナなどの「モノ」は、無線を楽しむための目的でなく手段である。無線機やアンテナの既成品「モノ」を全面に出すのではなく、「無線機やアンテナは自分で作れる」ということを、子どもたちや学生に伝えたい。
「音楽の演奏」をやらない
高齢の無線家が集まるイベントでは音楽の演奏は必要だろう。だが「電波文化祭⚡️」は、21世紀の子どもたちにアマチュア無線を伝えていくことを目的としている。
「自分で考え作る、試す、修正」を繰り返す
我々が子どもたちに伝えたいのは、そして子どもたちが望むのは「無線」だ。無線と出会うことにより「知的領土」を広げていくことだ。 「お楽しみ抽選会」をやらない
抽選会の当選発表はイベント終了時に行う。これは来場者を会場に長い時間滞在させることが目的だろう。長い時間イベントに滞在してほしいのではあれば、長時間滞在する価値のあるイベントとすべきだ。
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「電波文化祭⚡️」でやるべきこと
では「電波文化祭⚡️」でやるべきこととは何だろう?
21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい・・・そんな思いを共有できるみなさまと「電波文化祭⚡️」を開催したい。まずは私たち自身が楽しいことから
日々の無線活動の中から、無線がもっと面白くなることを『発見』すること
誰かがやってくれるのを待つのではなく、必要なものは自分で『開発』すること
仲間と共有しながら『開発』してすること
でもこれだけでは「やるべきこと」がわかりにくい・・・
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「電波文化祭⚡️を100回開催する」という目標を定めれば、
「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」というミッションをまっとうできる。
毎年2回開催し続ければ 100回目は2073年。そのためにはどうしたらいいだろうか・・・
年2回開催は、スプリントレビュー
大きくなっていくとを目指すのではなく、継続することを目指す。
たくさんの人に喜んでもらうではなく、共感してくれる人たちに届ける
電波文化祭⚡️の目的を修正し続けること
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とにかく開催できた。何事もなく閉会できた。
出展者・参加者・主催者で、270人以上の人が集まれた。
来場者はスクリーンの後にたまってしまった。発表者となることを避けるようだった。
参加者は参加者のまま、発信する側にまわってもらえなかった。
「電波文化祭⚡️サイクル1」 の最大の失敗は、LTができなかったこと。
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「電波文化祭⚡️サイクル1」 の最大の失敗は、LTができなかったこと。「⚡️サイクル2 」では必ず実行したい。それも他の部屋ではなくメインホールの中で発表する。
聞きたい人だけが聞くというより、会場にいる全員に聞いてもらい、無線を永く楽しむためのヒントにしてもらえるように。
学生が出展・LTしてくれることも、今回「電波文化祭⚡️サイクル2」の大きな前進だ。学生に限らずあらゆる人たちの発表・挑戦の場となるように「電波文化祭⚡️」を進化させたい。
https://gyazo.com/9c1f770302fb5f74f6f3bff5650a331a
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コミックマーケットから学ぶ
「コミックマーケットに「お客様」はいません。コミックマーケットをとり行なうのはすべての「参加者」であり、内実を作っていくのも参加者です」「参加者全員はすべて対等であり、それぞれの立場でこの『場』に関わることをお願いします」コミケットの参加者の定義、ミッションも素晴らしい。
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知らなかった。コミケにはこんな素晴らしい文化があったのか。コミケに行けば学ぶことがたくさんあるはずだ。日々の無線活動の中から、無線がもっと面白くなることを『発見』するだけでなく、無線の外側の、今まで自分が関心のなかった世界も探求してみよう。
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「コミックマーケット103 #C103 のカタログには、出展者案内だけでなく、イベント開催のためのアイディアが詰まっている」と聞き、開催前にどうしても読んでおきたかった。アニメイト・ゲーマーズ・メロンブックスで販売されている。昨日、池袋で3店を回ってみたが、時はすでに遅し・・・「 #C103 を週末に控えたこの時期、カタログは入手できない」これがコミケか。 https://scrapbox.io/files/658c86487c860400242d01c4.jpg
どのお店のお客さんも楽しそうだ。共感する者たちの集まり。まさに同人。店はそんな心地良さで満たされていた。これらの店での品揃えは商品だけでなく、来店したお客さんも品揃えの一つなのか。店がいつまでも継続していくための生命線は、商品の品揃えだけでなく、来店するお客さんたちもなのか。
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共感する者たちの集まり。無線の世界も以前はそうだった。そんな昭和の無線クラブを目指しR16FRを結成した。電波文化祭⚡️も「共感者」たちの心地良さで満たしたい。この「心地良さ」とは誰が作るものなのだろう。主催者と出展・発表者だけなのか、違う。参加者もまたこの「仕事」をしてくれなければ。
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"Amateur radio operators are 'developers,' not 'consumers.'" This is truly a wonderful statement!
https://gyazo.com/d2d901043f99b6108b514a7680308b32
https://gyazo.com/7d43b3aa4bc29c15c09c152655c0d474
無線がもっと面白くなることを『発見』するだけでなく、無線の外側の、今まで自分が関心のなかった世界も探求してみよう。
誰のために何かするのではなく「自分」が楽しいことをする。自分のために。
できることなら誰かの役に立ちたい。未来のクリエイターから引用されたい。
けれども必要とされなくてもかまわない。私自身が楽しめたことなのだから。
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電波文化祭⚡️が目指す先
21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい・・・
そんな思いを共有できるみなさまと「電波文化祭⚡️」を開催したい。まずは私たち自身が楽しいことから。
日々の無線活動の中から、無線がもっと面白くなることを『発見』すること。
誰かがやってくれるのを待つのではなく、必要なものは自分で『開発』せよ。
仲間と共有しながら『開発』して行こう!
挑戦するもしないも、それぞれの自由だ。けれども私は出会う学生に「挑戦せよ」という。「応援するから」ともいう。
それは私自身、たくさんの人たちからその様にされてきたからだ。出会う学生には「自分の子どもにするだろうことは、自分の子どもでなくてもすべき」との思いもあるからだ。
「競いあう無線ではなく、支えあう無線を」みんなが自分の個性を発揮でき、多様性を認めながらも、一体感を保ち続けられる無線をしたい。
我々の世代の無線家たちにはそれができなかったが、21世紀を担う人たちは達成してほしい。「電波文化祭⚡️」できることなら全力で応援していきたい。
大きくなっていくとを目指すのではなく、継続することを目指す。
たくさんの人に喜んでもらうではなく、共感してくれる人たちに届ける
受信者としていらした方も、次回⚡️サイクル3では自らが発信する側となってください。
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ここで必要なのは、生きる意味についての問いを百八十度方向転換することだ。わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているのかが問題なのだ・・・
『夜と霧』V・E・フランクル(池田香代子訳)みすず書房
https://gyazo.com/c099457f4ad5ce71bb2e28699081a95e
人間の原点は「人生から問われている者」であるところにある ― したがって、人間にできること、しなくてはいけないことは、人生のさまざまな状況に直面しながら、その都度その都度、状況から発せられてくる「問い」に全力で応えていくことである・・・
その状況にひそんでいる真の「意味」を発見し、それに全力で応えていくことである。そして、そうすることで自分の人生に与えられている「使命(ミッション)」をまっとうすることにある、とフランクルは言うのです。
『NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧』諸富祥彦(2013)NHK出版
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「電波文化祭⚡️」は我々は何を期待しているのか
「電波文化祭⚡️を100回開催する」という目標を定めれば、「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」というミッションをまっとうできると思いついた
。毎年2回開催し続ければ 100回目は2073年になる。そのためにはどうしたらいいだろうか・・・
参加者たちが「電波文化祭⚡️」を定義するのではなく、この先2073年まで続く「電波文化祭⚡️」が、参加者たちに何を期待しているのかを考えたい。
様々な状況に直面しその都度、状況から発せられてくる「問い」に全力で応えていくことこそ、電波文化祭⚡️のミッションなのだ。 電波文化祭⚡️のミッション「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」だけでは輪郭が見えにくい。より具体的なミッションが必要だ。 年表を書いてみた。昨年秋の 1回から始まり2073年の 100回まで、「電波文化祭⚡️を100回開催する」ことをミッションに付け加えたい。 https://gyazo.com/e1f37692f3177029b1b92bfb572ee7d4
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「21世紀に生きる君たちへ」司馬遼太郎
私は、人という文字を見るとき、 しばしば感動する。
ななめの画がたがいに支え合って、構成されているのである。
そのことでも分かるように、 人間は、 社会をつくって生きている。
社会とは、支え合う仕組みということである。
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自然物としての人間は、決して孤立して生きられるようにはつくられていない。
このため、助け合う、ということが、人間にとって、大きな道徳になっている。
助け合うという気持ちや行動のもとは、いたわりという感情である。
他人の痛みを感じることと言ってもいい。やさしさと言いかえてもいい。
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「やさしさ」
「おもいやり」
「いたわり」
「他人の痛みを感じること」
みな似たような言葉である。
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これらの言葉は、もともと一つの根から出ている。
根といっても、本能ではない。
だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならない。
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その訓練とは、簡単なことだ。例えば、友達がころぶ。
ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、そのつど自分でつくりあげていきさえすればよい。(中略)
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君たちさえ、そういう自己をつくっていけば、二十一世紀は人類が仲良しで暮らせる時代になるにちがいない。
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「21世紀に生きる君たちへ」司馬遼太郎
https://www.youtube.com/watch?v=WThGPEHs5vw
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21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい。時間を超越せよ。
思いを共有できる人たち全員で、「電波文化祭⚡️」を開催し続けたい。
具体的なミッションは、年2回開催し「100回」を目指す。どうすればいいのか。
いわば、50年を超越する伝言ゲームだ。2073年の春、叶うならば参加したい。
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