やぎうだ5エレ
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FYU4355 #やぎうだ5エレ アンテナ(435MHz)、当初は頒布キットにする予定だったが、加工精度を求められるためほほ完成品となった。工作をしたことがない子どもたちが、楽しく組み立てられること。「初めての工作」と「初めての無線体験交信」とを組み合わせ、「無線の楽しさ」の相乗効果を狙いたい。 https://scrapbox.io/files/65daf3e53de0ab0024eaa64e.png
昨日(2024/2/25)の #もくもく会 で最終的な寸法・仕様が決まった。この日曜日は寒い雨で #狭山ヶ丘寺子屋 の中で計測してみた。室内にもかかわらず 430-440MHz(中心周波数 435MHz)で、SWRはほぼ「1.1」に張り付く。製作各局ひと安心だった。1ヶ月後に迫った「電波文化祭⚡️」には間に合いそうだ。 https://scrapbox.io/files/65daf4d516fdc9002580a8c6.png
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FYU4355(やぎうだ5エレアンテナ)
https://scrapbox.io/files/65dac72373759b002345768c.jpeg
435MHz(430-440MHz)5エレ八木宇田アンテナ
エレメント:6mmアルミパイプ
ブーム:15mm角材(730mm)
コネクタ:BNCコネクタ(BNC-J メス)
エレメントホルダ:3Dプリンタ製オリジナルパーツ
マスト:15mm角材(370mm)
クロスマウント:3Dプリンタ製オリジナルパーツ
(同軸ケーブルと三脚は含まれません)
FYU4355(やぎうだ5エレアンテナ):設計・製作・販売
注意事項
エレメント長や間隔は非公開です。購入された方も公開しないでください。
同軸ケーブルに種類や長さによりSWRは変化します。ご使用になる同軸ケーブルを繋ぎSWRを確認ください。
3Dプリンタ製パーツの素材は「PLA」です。耐候性がなく高温では溶けてしまうので、屋外で常用できません。移動運用や室内運用にてお使いください。
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この #やぎうだ5エレ アンテナは利得を追求せずに、マッチング部をなくすために「インピーダンス:50Ω」を優先したと、設計者 JK7TKEはいう。無線機を接続し25W入力しても「SWR:1.2以下」、反射波を計測できない程だった。アンテナの高さや周囲の環境、同軸ケーブルの取り回しにより変化するが。 https://scrapbox.io/files/65daf512a30df50025fd9e82.png
さて3/24(日)開催#電波文化祭 ⚡️サイクル2ではどの位売れるのか。30組作ってみるが我々は手慣れている訳でない。この #やぎうだ5エレ アンテナを製作するために、3DプリンタやNanoVNAを準備しその使い方から学んだ。この一連の手続きは、図らずも「アマチュア無線の楽しさ」そのものだった。 https://scrapbox.io/files/65db972d589cc900254ce603.png
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製作手記
https://scrapbox.io/files/65c92bbb2f9bbd002555475b.jpg
3Dプリンタで #やぎうだ5エレ アンテナの部品を出力したが、簡単ではなかった。フィラメントの相性に合わせるため、いくつものパラメーターを調整する必要があるという。AOQさんから話を聞いて解決した後、リズム良く仕事をし始めたヘッドを眺め、「独学では無理だったな」と感じた。 https://scrapbox.io/files/65c92f9f4d6ad60025063082.jpg
10Wを入力しても素晴らしい特性だった。430-440MHz「SWR:1.2以下」、433MHzでは反射波を計測できない程だった。アンテナの高さや周囲の環境、同軸ケーブルの取り回しにより大きく変化するようだ。 #やぎうだ5エレ アンテナ、基本設計 JK7TKE、オリジナルパーツ設計 JA1AOQ、ありがとうございました。 hr.icon