資料
整理中。
下村が円城塔読解を行う際に用いた資料を列挙していく
物理学
物理全般
ファインマン『ファインマン物理学』、岩波書店
数理物理学
新井朝雄『数理物理学の風景』、日本評論社
カッツ『Kac統計的独立性』、数学書房
高橋陽一郎『微分方程式入門』、東京大学出版会
古典力学
原島鮮『力学』、培風館
解析力学
ランダウ=リフシッツ『力学』、東京図書
電磁気学
砂川重信『理論電磁気学』、紀伊国屋書店
ファインマン『物理学はいかにして発見されたか』,岩波文庫
相対論
アインシュタイン『相対性理論』、岩波文庫
ランダウ=リフシッツ『場の古典論』、東京図書
シュッツ『シュッツ相対論入門』、丸善出版
二間瀬敏史、綿村哲『解析力学と相対論』、朝倉書店
量子力学
猪木慶治、川合光『量子力学Ⅰ』『量子力学Ⅱ』、講談社サイエンティフィク
清水明, 『新版 量子力学の基礎』, サイエンス社
J・J・サクライ『現代の量子力学』、吉岡書店
堀田昌寛『現代の量子力学』、講談社
熱力学
三宅哲『熱力学』、裳華房
清水明『熱力学の基礎』、東京大学出版会
田崎晴明『熱力学 現代的な視点から』、培風館
イリヤ・プリゴジン『現代熱力学』
統計力学
田崎晴明『統計力学Ⅰ』『統計力学Ⅱ』、培風館
相対論的量子力学
川村嘉春『相対論的量子力学』、裳華房
場の量子論
Mark Srednicki "Quantum Field Theory"
Micael E. Peskin, Daniel V. Schroeder "An Introduction to Quantum Field Theory"
ファインマン、ヒッブス『量子力学と経路積分』、みすず書房
ローリー・ブラウン編, 『ファインマン経路積分の発見』, 岩波書店
素粒子物理学
David Griffith "Introduction to Elementary Particles"
コッティンガム、グリーンウッド『素粒子標準模型入門』、丸善出版
『素粒子・原子核物理入門』、丸善出版
林青司『素粒子の標準模型を超えて』、丸善出版
生物物理学
東北大理学部講義ノート『生物物理学』(下村筆記)
同講義スライド資料(学外持出禁止)
シュレーディンガー『生命とは何か』、岩波文庫
金子邦彦『生命とは何か』、東京大学出版会
金子邦彦『普遍生物学』、東京大学出版会
量子情報論
東北大大学院理学研究科講義ノート『量子情報と場の量子論』(下村筆記)
同講義資料(学外持出禁止)
堀田昌寛『量子情報と時空の物理』、サイエンス社
複雑系
Hirsch, Smale, Devaney『力学系入門』、共立出版
アリグッド、サウアー、ヨーク『カオス』1~3、丸善出版
カオスの命名者による教科書
金子邦彦『カオスの紡ぐ夢の中で』、ハヤカワ文庫NF
郡司ペギオ幸夫『時間の正体』
郡司はかなり危うい論理を行使する人なので、傾倒するのは控えるべき
琉球大の講義スライド?
今(2021.8)は接続出来なくなっているのがとても残念
接続できたりできなかったりしている(2022.6~9)
数学
数学全般
原啓介『眠れぬ夜の確率論』、日本評論社
エアハルト・ベーレンツ『5分でたのしむ数学50話』、岩波現代文庫
数理論理学
ゲーデル『不完全性定理』、岩波文庫
飯田隆「ゲーデルの不完全性定理とタルスキの定理」、『哲学の歴史 別巻 哲学と哲学史』、中央公論新社
スマリヤン 『スマリヤンのゲーデル・パズル』、日本評論社
スマリヤン 『スマリヤン数理論理学講義』上下巻、日本評論社
田中一之『チューリングと超パズル』
集合論
松坂和夫『集合・位相入門』、岩波書店
解析学
杉浦光夫『解析入門Ⅰ』『解析入門Ⅱ』、東京大学出版会
神保道夫『複素解析入門』、岩波書店
線形代数
斉藤正彦『線形代数入門』、東京大学出版会
微分幾何学
松本幸夫『多様体の基礎」、東京大学出版会
群論
佐藤光『群と物理』、丸善出版
雪江明彦『代数学1 群論入門』,日本評論社
圏論
原啓介『集合・位相・圏』、講談社
レンスター『ベーシック圏論』、丸善出版
論理学
野矢茂樹『論理学』、東京大学出版会
前原昭二『記号論理入門』、日本評論社
計算機科学
ファインマン『ファインマン計算機科学』、岩波書店
鹿島亮『コンピュータサイエンスにおける様相論理』、森北出版
computational tree logic、様相μ計算、propositional dynamic logicなど、様相論理をまとめて説明した本
様相μ計算は不動点を扱う
計算機全般
フォン・ノイマン『自己増殖オートマトンの理論』、岩波書店
Sørensen, Urzyczyn, "Lectures on the Curry-Howard Isomorphism," Elsevier
カリー=ハワード対応について
横内寛文『プログラム意味論』、共立出版
計算理論
田中一之、『計算理論と数理論理学』、共立出版
Sipser『計算理論の基礎』、共立出版
森田憲一『可逆計算』、近代科学社
Conway's Prime Producing Machine
Kneusel『ストレンジコード』,秀和システム
コンウェイ、ガイ『数の本』、丸善出版
文学
短歌
佐々木隆『コレクション日本歌人選 015 良寛』、笠間書院
島内啓二『コレクション日本歌人選019 塚本邦雄』、笠間書院
加藤弓枝『コレクション日本歌人選033 細川幽斎』、笠間書院
言語学
漢字学(?)
白川静『漢字百話』、中公文庫
哲学
セミョーノヴァ『フョードロフ伝』、水声社
セミョーノヴァ、ガーチェーヴァ『ロシアの宇宙精神』、せりか書房
科学哲学
野家啓一『科学哲学への招待』、ちくま学芸文庫
ソーカル、ブリクモン『「知」の欺瞞』、岩波現代文庫
物語の哲学
野家啓一『物語の哲学』、岩波現代文庫
(円城塔はカントが好きっぽいのでいずれ読まんとなぁ)
教育学・心理学
鹿取廣人、杉本敏夫、鳥居修晃、河内十郎『心理学』、東京大学出版会
本郷一夫、八木成和『教育心理学』、建帛社
(円城塔はちょいちょい教育学っぽいことを言っている。人間の認知、ひいてはその認知がいかにして発達するのかということに興味をもっているからだと思う)
医学
精神医学
『発達障害の精神病理』、星和書店
井出正和『科学から理解する自閉スペクトラム症の感覚世界』、金子書房
サリヴァーズ『嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書』、みすず書房
読み物と論文の中間くらいの印象。SFと自閉症の親和性などの指摘が面白い
自閉症に関する新しめの知見を根拠論文を示しつつ引用するので、自閉症周りの勉強の指針にもなる
東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』、角川文庫
そのほか
文学研究
加藤夢三『合理的なものの詩学』、ひつじ書房
加藤夢三『並行世界への招待』、ひつじ書房
ひつじ書房HPで連載していたものの単行本化
『クォンタム・ファミリーズ』、『君の名は。』、『SRE』、『なめらかな世界と、その敵』などSFの批評多数
分類不能(悪い意味でSF)
ペンローズ『皇帝の新しい心』、みすず書房
どストレートなSREネタバレ本人解説
『シャッフル航法』インタビュー
伊藤計劃『虐殺器官』の“大嘘”について
大元は2019年末頃までに削除済みだが、Internet Archives の Way Back Machine で2017年12月時点まで辿れた(インターネットって怖いね)
伊藤計劃『虐殺器官』の大嘘にまつわる重要な言及の整理
円城塔による書評
『夜ふかしの本棚』、中公文庫
小谷元子編『数学者が読んでいる本ってどんな本』、東京図書