「新字」
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ひらがな、カタカナ、漢字
なぜ中国の文字を日本語という体系で使うのか?
なぜ仮名を作りながら漢字を保存したのか?
これらの疑問に対して、明確な答えを提示する
「最初にある意味不明な命題を示し、その命題が確からしいことの証明を積み重ねていき、最後にその命題から引き出される最も信じがたい事実をぶち上げる」
文字を書くということは、一片の疑いなく、国を建てるということなのだ
ベネディクト・アンダーソン『創造の共同体』
その先例である,マーシャル・マクルーハン『グーテンベルクの銀河系』
塚本邦雄の短歌「初戀の木陰うつろふねがはくは死より眞靑にいのちきらめけ」 島内景二による解説(『コレクション日本歌人選019 塚本邦雄』、笠間書院) 『戦後文化としての「恋」は、現実にどこにでもある男女交際であるが、「戀」は回想という想像力の力で作りあげられた虚構の世界である。それが、真の「文化」というものだ。』
『現代人が恋の命(本質)を知らないのは、正字である「戀」を捨てたからである。』
この歌は、“戀”という字とともに失われてしまった戀を、歌の中に再現する試み