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下にのみ恋ふればくるし玉の緒の絶えてみだれむ人なとがめそ
かれ果てむ後をば知らで夏草の深くも人の思ほゆるかな
『古今和歌集を読む』の参考書
古語辞典
む
君や来む我や行かむのいさよひにまきの板戸もささず寝にけり
いま来むと言ひしばかりに長月の有明けの月を待ち出でつるかな
あな恋し今も見てしか山賤の垣穂に咲ける大和撫子
里人のことは夏野の繁くともかれゆく君に逢はざらめやは
偽りのなき世なりせばいかばかり人の言の葉うれしからまし
秋風に山の木の葉のうつろへば人の心もいかがとぞ思ふ
大空は恋しき人の形見かは物思ふごとにながめらるらむ
枕よりまた知る人もなき恋を涙せきあへず漏らしつるかな
今はとて君がかれなばわが宿の花をばひとり見てしのばむ
心をぞわりなきものと思ひぬる見るものからや恋しかるべき
「生きとし生けるもの」をめぐって
現代語を介さずに意味を理解する
思ふ