『新古今和歌集』で気に入った歌
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尊経閣叢刊(1930年)、前田家蔵本の影印
巻第一・春歌上冒頭
cFQ2f7LRuLYP.iconが気に入った歌を書いていきます 巻第一・春歌上
巻第二・春歌下
伊勢物語八二段
巻第三・夏歌
巻第四・秋歌上
散った秋萩の花が川に「しがらみ」をかけて堰き止めている
ように見立てる
鹿がそうさせていると見る?
月草染のうつろいやすさ
色褪せようとも、秋萩を折らないでいられない
巻第五・秋歌下
衰弱
虫の声の遠くなるのを聞く
秋の夜の寒さが増す
巻第六・冬歌
「の」が多い
「に落ちたる」で調子が変わる
「月の影のさむけさ」で「の」に回帰する
袖に落ちる涙
氷に澄む月
掛詞
雪の「降る」
世を「経る」
こういう詠が好きだな
仄かな諧謔味
冬草から「かれ」を導く
枯れと離れ
雑歌に入っていてもおかしくない感じがある
歳暮の詠
巻頭歌
花を見ればいつも家路へと誘われない
きれいだからつい寄り道して見てしまう
今年はよりいっそう
家で待っているだろうあの人がもういないので
恋歌一
新古今だと人麿歌になっているが、原歌(萬葉集・九・1768)だと抜気大首の歌 雑歌中
2021-11-18 19:37
2021-11-08 22:06
2021-11-06 14:07
2021-11-01 20:31-20:48
2021-10-31 22:52