『新古今和歌集』(角川ソフィア文庫)
上巻
新古今和歌集の優美で幽玄な世界を、珠玉の文庫に仕立てあげました。
「心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ 西行」「春の夜の夢の浮橋とだえして峰に別るる横雲の空 藤原定家」など、古典和歌のもっとも精緻な精華がぎっしりと詰まった歌集を手軽に楽しめます。
下巻
恋の歌「玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする 式子内親王」、「幾夜われ波にしをれて貴船川袖に玉散る物思ふらむ 藤原良経」など、上下で約2000首を擁する勅撰和歌集。 上巻の定家と対になっているのは能『定家』の影響?
巻第十一~巻二十まで収録
巻第十一 恋歌一
巻第十二 恋歌二
巻第十三 恋歌三
巻第十四 恋歌四
巻第十五 恋歌五
巻第十六 雑歌上
巻第十七 雑歌中
巻第十八 雑歌下
巻第十九 神祇歌
巻第二十 釈教歌
巻末
解説
地名一覧
初句索引