Zettelkastenを参考にCosenseでのメモを考える
きっかけは、/practicefield/🧵42 知的生産の試行錯誤についての話をブックカタリスト読書会にて聞いて、からの/rashitamemo/2025/6/1#683c00740000000000056e86「Cosenseにおける接頭辞を使ったナンバリングについて考える」を読んで、連ツイみたいなメモの書いていきかたをCosenseで実装できないか考えたことから。
目指すは、リンクによってつなげ、番号によって連ね、インデックスによって束ねるか?
番号を振ることによって、個別に切り出したメモを連ねることができるかも
あれこれ考えるのが楽しくなり、Zettelkastenについてもっと知りたくなり、色々と調べ始めた。
ニクラス・ルーマンのZettelkastenでは、番号によってテーマ設定をしていた
ニクラス・ルーマンの索引カード箱とコンピューター.pdf…
ニクラス・ルーマンのZettelkastenでの番号づけの方法
Der Zettelkasten Niklas Luhmanns…
この時点では調べてもまだ番号をふることについてはピンときていない。きていない中でも、CosenseでZettelkastenでの番号の実装を考え、番号使わずともCosenseでメモを連ねるために番号は必要ないかもと考えはじめる。
で、改めてZettelkastenにおける番号の役割とメモ同士を連ねて何がしたいのかを確認して考えついたのが、CosenseでZettelkastenを実践する際のリンク・番号の書き方案。
番号を使ったメモの見返しと、作成したメモへの番号振りからわかるように、Zettelkastenではカードを見返すところまでが実装されてる。なのでZettelkastenを参考にするのであれば、Cosenseでも見返しが起きるように。
ここまでずっと、メモの「前後」とは派生元・派生先のことを意味して書いてた。が、書き連ねたメモにおいて、「前後」は何を意味するかの認識が異なることに気づき、Zettelkastenでは「前・後」と「派生元・派生先」で呼び分けることに。
で、さらに理解していこうと、📚Der Zettelkasten Niklas Luhmannsの翻訳を読み読み。
よくわからない部分もあるので、丁寧に読み解きながら。
で、ニクラス・ルーマンはZettelkastenにおいてカードにタイトルをつけることを基本的には避けていたとした。けどそれに倉下さんから意見をもらい、すごく影響を受けることに。
次が決定的。
/rashitamemo/2025/6/8
もう一つ言えるのが、上記のカード一つとってもみてもわかるが、他の文献的なカード群とは違い、これらは「ルーマンwiki」ではぜんぜんない、ということ。まさに、思考の著述が積み重ねられている。
今までのCosenseの書き方では、「思考の著述の積み重ね」がなかったことに気づく。
メモは思索を含めて残しておきたい。Zettelkastenではタイトルがないぶんカードを連ね、文脈を形成しやすい。
メモにタイトルを書かないのと書くのでは、メモの書き方が変わってきそう。実際メモにタイトルがあると、ただ並べるだけでは文脈を形成しにくい。なら、Zettelkastenとは別の考え方で文脈を、思索をまるっと残そう。
タイトルのあるCosenseにてカード同士を文脈的につなげるにはを考え、メモ群では文脈を作り、個々のメモは脱文脈的に書く方針が定まった。
ここまで考えた上で、Zettelkastenでの番号の役割を、Cosense上ではいかに実装するかという問いに立ち戻る。
番号は振らず、文頭に派生元のリンクを記述する方針でメモを書いていくことに。
「CosenseでZettelkastenを試みる」から「Zettelkastenを参考にCosenseでのメモを考える」に変更。