不安解消マーケティング
Mallory.icon「あなたの不安を解消します。高額ですが、大きな不安がなくなる価値はありますよね。」
時代背景:明治維新後の動乱期
現代の宣伝「英語、IT、会計が重要なんだ」
社会が不安定化すると何が正しいかわからないからこそ「これをやればOK」がウケる
実際にはコモディティになってしまう
絶対の安心はないというのは前提で、そのときどきであと10年ぐらい食える技術に投資するのは悪くないように思えるが、そういう考え方は著者はどう考えるのだろうか基素.icon
無敵の人に襲われるかもしれない(どんなに善良な人でもターゲットになる可能性がある) 外にでていていたら交通事故に合うかもしれない
家の中にいたら突然脳梗塞になって倒れてしまうかもしれない
結婚したいのに誰とも付き合えないかもしれない
自分の人生の指針と、発生確率を天秤にかけて生きていくしか無いが、不本意なリスクテイクはいくらでもある
例:電車に乗ると新型コロナウィルスに感染するので乗りたくないが、会社に出社しなければならない。直近で転職することはできない
これらをモチベーションとして押し付け、それを解消する方法を売りつける。これが不安解消マーケティングである
互助が本来だが、消費者的には経済効率的には不要な保険を買わされてしまう
保険屋は、ユーザーにリスクを過大に見積もってもらったほうが得をするビジネス
危機煽りがビジネス上正当化される
山崎さん:いろんな商品やサービスを売る時に、まず心配させておいて、「老後の生活が心配じゃないですか?」ということで、それを安心して解決できるようなイメージで商品を売るというのは、パターンとして常とう手段なんです。
...「人生100年時代です」「資産の寿命も延ばさないと大変ですよ」「では、資産形成のために投資しましょう」というような形で、手数料が高い投資信託だとか、外貨建ての保険だとか、そういうようなものを勧誘するパターンが多いので。「人生100年時代」というのは、実は金融業界がとっても大好きな言葉で、要するに「寿命が長いので、お金が足りなくなりますよ」というイメージを喚起できる上品な言い回しなんです。この言葉が出てきている広告は、ちょっと疑って考えたほうがいいですね。 就活ビジネス
リクルートとか
「あなたはエントリーシートをみんなより全然出していませんね」
「普通ではありません」と言われると不安になる
効果があると断言できないので薬にならない
効果がないと断言できないので批判もしづらい
一般にサプリメントとして販売されているものは、科学的データとして有効性が認められていないために保険では認められていません。しかし、全く効かないというデータもないのです。あるいは個人差があるということも可能性としてはありうると思います。
従って日整会では、『これは無効であるから飲むな』と言うことを公式に述べることはできないのです。
効果がないものが大半
効果が認められるという論文があるものも少数ある
治療ガイドラインでは弱い推奨度
健康
医者は説明する時間がないので患者は不安になる
手術や抗がん剤の副作用を聞かされた時、私たちから治らない可能性が高いと聞かされた時、患者さんは常に不安と戦い続けることになる。しかし私たちはその不安と向き合う時間はない。多くの患者さんを抱える医師にとっては5分程度で治療の説明をしなければならず、患者さんの不安を増長させることになる。
詐欺師
2時間程度かけてゆっくりと患者と向き合う
詐欺クリニックの手順は大まかに以下のとおりだ。
①多くの書籍を出版して、それを宣伝する。
②来院した患者に「抗がん剤や放射線治療は聞かない」のウソを吹き込む。
③ウソを信じた患者に「これなら治る」とサプリを売る。
④悪化した患者には「今回は効かなくて残念だ」と伝える。
https://www.youtube.com/live/WUjRlUaIO1c?si=1FUQZzeYYJzy8DPP
ベリーベストなどで弁護士としての仕事を受けるとき、不安を煽れと言われる
実感する方法
「ガンがなおった」「n0代とは思えない肌」などの売り文句が並ぶ
よく考えないとわからないのが売る側としては大事(そうじゃないと騙せない)
不安は過剰に大きく見積もる傾向がある?