コミュニティ
2023/2/15 今までタレントのファンコミュニティと、もっと一般的な概念のコミュニティを同じ単語で表現していた 特定トピックのファンコミュニティは別単語に切り出した方が使い勝手が良さそう
コミュニティに必要な要素である「イベント」についての解説、コミュニティを続けていく為の知識(盛り上げ方やツール、スキルなど)
実際に開催されたイベントや、コミュニティ同士の連携の事例
他に特筆すべきところは、(冒頭の説明で触れられている通り)昨今の事情を加味してオンラインイベントのノウハウが数多く書いてあること、企業が作るビジネスのコミュニティにもフォーカスしていること、の2点。
小島さん個人の人生ストーリーとしてのコミュニティ成功事例(縦糸)と、体系化され再現性あるコミュニティマーケティング手法(横糸)
残るマーケティングの条件を私なりに整理するなら「違法性が無い」「理論的に矛盾が無い」「実践で成果を出せる」という要素を備えたものだと考えている。この本を読むと著者が永年取り組んできた「コミュニティマーケティング」がその要素を総て備えていることが判る。そして著者が信念を持ってこの手法を活用し日本のAWSを立ち上げた実績がこの本になっている。「オフラインファースト」「コミュニティで売るのでなく、通して売る」「熱量を伝播させるマーケティング」 AWSが全然無名のころに、海外のサイトを読んでヒーヒーいいながら設定している、でも大好きみたいな人たちからコミュニティを始めた
コミュニティの初期メンバーは、とにかく関心軸を揃えることが大事。ここがぶれてると、もうだめ(広がらないか、頭打ちになる)
そこができてるとコミュニティが自走して広がっていく
初期、コミュニティの核になる人を、足で稼いで探しにいった。最初から生木を入れると種火が消える
コンテンツは、20分が、良い事例紹介で、クオリティ・コントロール、それ以外はLTを5分ずつで、次の事例紹介を発掘する
最後は、必ず、今日のことはSNSなどに書いてください、そうすると登壇者も喜びます、とお願いする(ブログを書くまでが勉強会)
懇親会で、次の登壇者を探してくどく。逆に喋りすぎる人などもそこで見極めて、かき回されないように(!)する
そのためにタダ飯目的のユーザを排除するために、少額でも会費を取る(500-1000円)
コミュニティにお客様として参加してもらうではなく、「自分ごと化」してもらい、積極的に惜しみなくノウハウ提供してもらっている状態が理想 ライブ配信で地方ユーザも巻き込んでいった(すごい)
自分のまわりのエンジニアがみんな良いと言っている、と言わせることで、高いマーケティング力、営業力になる
コミュニティはお金では買えないため、すぐに目に見える成果をだすのは難しい(マス広告の逆)