PL30_活動の節点
前文
このパタンは、コミュニティ生活の基本的な結節点を形づくり、PL14_見分けやすい近隣、PL31_プロムナード、PL52_人と車のネットワーク、PL100_歩行者街路などの生成に役立つ。このパタンの働きを理解するには、PL12_7000人のコミュニティ、PL13_サブカルチャーの境界、PL14_見分けやすい近隣、PL15_近隣の境界、PL28_中心をはずれた核、PL29_密度のリングなどの影響下に成長しつつあるコミュニティや境界の姿を創造するとよい。それらが成長するにつれ、多くの重要な補機往路が出会う地点に一定の「星形」が形成されはじめる。このような星形地点こそは、コミュニティの急所となり得る場所である。そこにコミュニティの真の活動中心が形成されるように、この星形地点と歩行路の成長を導かねばならない。
問題
都市全体にばらばらに散在するコミュニティ施設は、都市生活に何の寄与もしない。
解決策
コミュニティ全域にわたり、ほぼ300ヤード(270m)ごとに活動の節点を設けること。まず、コミュニティ内で現在、自然に活動が集中している地点を確認すること。次に、コミュニティ内の歩行路の割り付けを修正し、できるだけ多くの歩行路がこの地点を通過するようにすること。そうすれば、各地点が歩行路のネットワークの節点として機能するようになる。さらに、各接点の中央に小さな公共広場をつくり、その周囲に相互に支え合うコミュニティ施設や商店を組み合せて配置すること。
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最も高密なセンター地区と散策用の広い歩行路を連結することーPL31_プロムナード
夜の活動のための特別のセンターを設けることーPL33_ナイトライフ
歩行路を新設するごとに、それが必ずセンターを通過し、前よりもコミュニティ生活を活性化するかどうか確かめることーPL120_歩行路と目標
またその鉾黒は、センター付近では幅広く、遠くでは狭くして差別化することーPL36_公共度の変化
すべてのセンターの心臓部に小さな公共広場を設けることーPL61_小さな広場
さらに、相互に補強し合うような施設を組み合わせ、各広場の周囲を囲うことーPL41_仕事コミュニティ、PL43_市場のような大学、PL44_地区タウンホール、PL47_保健センター、PL65_出産所、PL84_十代の社会、PL85_店先学校、PL87_個人商店、PL88_路上カフェ、PL90_ビアホール、PL93_屋台
PL30_活動の節点