PL36_公共度の変化
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前文
PL14_見分けやすい近隣の内部には、当然、生活のやや集中するPL30_活動の節点のある区域、それほどでもない区域、さらにその中間の区域があるーPL29_密度のリング。
この変化の度合いに応じて、住宅群や歩行路を差別化することが肝要である。
問題
人間は多様である。そして近隣内のどこに自宅を置きたいかというのは、最も基本的な相違点の1つである。
解決策
3タイプの家を明確に差別化することーーーつまり、静かなオクの家、にぎやかな街路に面する家、ほぼその中間にある家である。
静かな奥にある家は、曲りくねった歩行路に面し、家自体が物理的に隔離されているかどうか確認すること。
より公的な家は、終日人通りのはげしいにぎやかな街路に面し、家自体が通行人の目にさらされているかどうか確認すること。
また中間的な家は、両者を結ぶ歩行路の途中に位置するであろう。
あらゆる近隣に、この3タイプの家をほぼ同数用意すること。
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このパタンを用いて、近隣内や住宅クラスター内の家の差別化を促すこと。
近隣内では、高密な住宅群をにぎやかな街路ぞいに配置することーPL39_段状住宅、PL38_連続住宅。
また低密な住宅群は、奥の静かな場所に配置することーPL37_住宅クラスター、PL38_連続住宅。
実際のにぎやかな街路は、PL100_歩行者街路、にするか、主要道路ぞいのPL55_小高い歩道にせねばならない。
奥の静かな場所では、PL51_緑路を設けるか、明確なPL121_歩行路の形をもつ狭い歩行路を設けねばならない。活気のある街路が必要な場所では、十分な活気を生みだす住宅密度があるかどうか確認することーPL123_歩行者密度。
PL36_公共度の変化