トルストイ
「戦争と平和」
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解釈
バーリンのトルストイ解釈
「ハリネズミと狐」
語源... 狐はたくさんのことを知っているが、ハリネズミはでかいことを一つだけ知っている ギリシャ詩人アルキロコスより
ハリネズミ族(ダンテ・ドストエフスキー・プルースト・ニーチェ・ヘーゲル・プラトン....)
狐族(モンテーニュ・アリストテレス・シェイクスピア・プーシキン・ジョイス...)
トルストイはハリネズミであることを熱望する狐である
「戦争と平和」の歴史観において、英雄は民衆に用立てられたと認識し、民衆を微分的な方法から包括的集積的に分析する方法を解いている。これは正しく狐。
ただ博識なクラウゼヴィッツを台所の生ゴミと揶揄し、陰険で、腐敗し、おべっか使いの廷臣なクトゥーゾフは直感で祖国を救い出す英雄としたその真意は何か。
これがバーリンに言わせれば現実感覚である。
トーマス・マンのトルストイ解釈
ゲーテとトルストイ: 自然的叙事詩 /シラーとドストエフスキー: 精神的黙示録