【国語】オンライン授業のいろは
〈目次〉
オンライン授業コトハジメ 〜序にかえて
水色の文字はリンクになっています。
下にスクロールしても順に閲覧できます。
【現代文】
【古文】
【オンライン授業コトハジメ】
「オンライン授業を始めろって丸投げされた」
「オンライン授業なんかできるの? 国語で!」
「オンライン授業とか、不安しかないorz」
はい、オンライン授業についていろいろな不安の声が聞こえてきています。
「オンライン授業」って聞くだけで、もう不安ですよね。
「オン、、、」って聞くだけで身体が勝手に拒否反応を示される方も多いんじゃないでしょうか?
大丈夫。落ち着いてください。もしかすると 「おん、、、泉卵のお土産いります?」かもしれませんよ。ふふふ。
結論から申し上げます。オンライン授業を始めるのは難しくありません。
それは断言できます。
なぜなら、これをご覧になっている先生方は、もうこれまでに数多の授業をなさってこられた方ばかりだから。
新任の先生だって、大学の課程で授業の型を勉強なさってきたはずです。だいじょうぶです。
かく言う僕も、オンライン授業は3月からはじめました。正直、最初は変な感じがしてイヤでした。
ちなみに授業の配信にはZoomを使用しております。 僕は毎日こんなところで授業をしています。
https://gyazo.com/e0ff91cafdae0683a7b906f2d5514aae
それぞれの役割は以下のとおりです。
https://gyazo.com/e0fc5475a88e6922f7a14df38d71f1f1
僕のイチオシポイントはICT機器のなかに、でんと構えている〈紙の教科書〉。
これは離れて授業を受ける子供らも持っています。離れていても僕らは〈教科書〉でつながっているんです。
「で、どうやって授業してるのよ?」
はい、そうでした。この写真のこちら側のホワイトボード(黒板でも)で授業をしています。
板書も動きも、話し方もいつも通りです。(いつもと違うのは画角を気にするくらいでしょうか)
「ウチにはそんな設備、整ってないんやけど!」
あああ。でも、大丈夫です。
ご自身のスマートホンをZoom用カメラにしていただければ、あとはレンズの前でいつもの先生ならではの授業を展開してください。
先生方のお力だけで、もう準備はほとんど整っていたんです。
ただZoomに加えて「ロイロノート」があれば、授業に双方向性が生まれ、授業がもっと充実します。
ここでは「オンライン授業」で使える(かもしれない)個性的(すぎる!?)な実践のヒントをご紹介します。
with コロナ = with オンライン です。
最後までゆっくりお読みください。
先生方のアイデアを刺激できれば幸いです。
チームリーダー 佐薙昌大@大商学園高等学校
おまけ:オンライン授業サンプル動画
【現 代 文】
活動① 〜シンキングツール〜
(1)KWL
導入部分の各項目(〔説明〕話題・概要etc〔文学〕人物像・出来事etc)を、カードinカードの選択肢で埋めていく
(カードの中身は教師発信。フェイクのカードをまぜれば、サボっているorわからなくて困っている生徒を発見できる)
(2)Ⅹチャート・Yチャート
〔説明〕文中の言葉をピックして、チャートに示した属性のいずれに属するかを分類
〔説明〕文中の段落をピックして、主張/具体例/不明のいずれに属するかを分類
(3)ピラミッドチャート
〔説明〕段落現代の歌でOK)を、
生徒が探してきて発表 ー カードに音声(生徒本人の熱唱で平常点UP?) ☆観点「話す」、というか「歌う」
教員がいくつか聴かせる ー カード/音声共有 → 選ぶ + 根拠を示す
(2)登校できない状況下での定期考査出題案
カードまたはwebカードで送った初見の韻文の意味をとる ☆観点「読む」
音声カード再生で解答選択肢の歌を聴く ☆観点「聞く」
共通するものを選んで根拠を記述し、提出boxへ提出 ☆観点「書く」
※古文の和歌、漢文の詩でも同様の取り組みは実践可。
※ともすれば評価に困る韻文の単元において、ロイロノートの機能を十分に活用し、授業 → 考査の流れを保ちつつ各観点評価が行えます。(2)はオンライン授業というよりも「オンライン考査」ですが、こういった実践例も地域によっては今後必要になってくると考えられます。
活動③ ~ランダムからのアウトプット~
(1)指名
Zoom:乱数生成アプリを画面共有し、出席番号で指名(30人✖5クラスの150人の場合、各クラス該当出席番号生徒5人が指名)
ロイロ:指名する生徒たちにだけ解答用カードを送る(こちらのほうが、学力を考慮して教師が恣意的に指名できるが、ランダム感を出す場合は、上記の乱数生成を用いてもOK)
※オンライン授業においては、「一学年全体」や「三クラスまとめて」など、普段よりも多くの生徒を抱えて授業を行っているケースが多いようです。生徒たちも、指名される母数が多い分、気を抜いて授業に参加する傾向があるため、「いつ当たるかわからない」緊張感をもたせるために有効であると考えられます。
↓(続けて)
(2)アウトプットを比較
上記の「指名」を4名ほど行うことによって、生徒のアウトプットによる「解答候補」が4つ出てくることになる
ロイロで共有し、「正答であると考えられるもの」を選ぶ作業を行う
(zoomのブレークアウトセッションやチャットで相談させる、時間が迫ったら教師がヒントを与える、等で選択の精度を向上)
(この段階で、「指名」された生徒が「解答候補」を変更してもOK)
(すべて正解や、すべて不正解という状況もOK)
不正解の解答については、間違っている/足りない/言い過ぎの部分を指摘
(生徒が自主的に行うのが望ましいが、教師が行ってもOK)
正解の解答については、文章をブラッシュアップできる余地がないか検証
(こちらは表現の添削に近いので、教師が行うほうが自然。完璧に近い「解答候補」があれば、模範として共有、称賛すると◎)
最終的に、「満点(に近い)解答」を提出boxに提出
※出題は、予め課題として出しておいても、オンライン授業中にロイロノートの「送る」機能を用いてタイムリーに行ってもOK。
※ロイロノートの機能を用いて、「最初に自力でアウトプット」「選択肢の選び方」「表現の指導」と、どこにでも指導の力点をおける展開ができることが最大のメリットです。
※アナウンスのしかたにもよりますが、生徒が「指名」されることを比較的嫌がらなくなるメリットもあります。
活動④ 〜言葉を伝えるということ〜
☆思い込みだったり、他者がまったく知らないことを説明文にする前に考えよう!
◎必要なもの
A4サイズの紙・チラシ等
1.ロイロで1名の「説明生徒」にのみ「紙飛行機の作り方を皆に教えて」と送っておく。
2.「説明生徒」を除いて、クラスを3分割する。
Aグループにはロイロで「紙飛行機を作ります」と送っておく。
Bグループには、何を作っているか教えないが、「途中でおかしいと思ったら、一つ手前の手順は直していい」と送っておく。
Cグループには、何を作っているかも教えず、「一度折ったらやり直しは絶対ダメ」と送っておく。
各自、自分がどのグループかは言わない。
3.「説明生徒」はzoom等の音声を通じて、他の生徒に紙飛行機の折り方を口頭のみで説明する。「説明生徒」も折りながら説明していいが、全員絶対に手元は見せない(音声のみでもOK)
4.最後までできたら、出来上がったものを撮影し、ロイロの提出boxに入れる(全員で共有)。
5.誰がA、B、Cのグループだったかを出来上がりから考え、既知の情報がどれだけ勝手に私たちの言葉を補っているか、またそれがない人々にとって、どういった説明であれば、全員成功したと思うか、皆が間違ってしまったポイントなどから考えていく。
(ex.「紙を半分に折って」だけではわからないので、最初から「紙を縦長に半分に折って」と言われれば分かった等)
※「説明生徒」には〔☆観点「話す」〕、他の生徒には〔☆観点「聞く」〕における力を、思考力とともに鍛えることができる活動です。
※ロイロの機能を活用して、言葉とビジュアルの相互関連をタイムリーに示すことができるメリットがあります。
活動⑤ ~予習から授業への流れ~
(1)通常授業の予習⇒授業
〇予習
①読み・意味のわからない言葉を調べておく。
(基準=人から聞かれたら答えるのに困るなと思うもの)
②読み・意味が一応わかるようになったところで音読
(基準1=最初はゆっくり調べた言葉の意味などが頭に思い浮かぶ速さで読む)
(基準2=最終的にはできるだけすらすら速く読む)
〇授業
①2・3人組になり教科書・ノートを交換して相手が調べた中から質問
「これどう読むの?」「これどんな意味?」
読みは教科書に直書きなので隠して質問(単元によっては読みは無しでも可)
意味はノートに書いているので口頭で質問
②できるだけすらすら音読リレー
2・3人組で引っかかったら交代/全員で一文交代など
〇目的
1 アウトプット(人に説明する)を意識して勉強する習慣づけ
2 1による自学の質の向上
3 授業中に生徒たちが当事者意識を持ってできるだけ頭を使う
4 語彙力・言語処理能力の向上
(2)オンライン授業の予習⇒授業
〇予習
①通常と同じ準備後、ロイロで自分が調べたものをカードに書いて提出
*教員は授業時のブレイクアウトの組を考えておき、配信準備をしておく
②通常と同じ準備後、ロイロにベスト音読を録音
*教員はすべて聴き(泣)、みんなに聴いてほしいものをチョイス.。複数の肯定的な観点から選びたい
〇授業
①Zoomのブレイクアウトで組を作っておき、そのグループ内でシャッフルされたカードを配信、生徒は問題を出し合う
*手元に自分の調べたものが残っているので何も見ないで答える
②生徒側のオンライン環境さえクリアできれば、Zoomのブレイクアウトルームで通常とほぼ同様の活動ができる
*無理ならグループ毎にお互いの録音を聴いて、いいと思う点をカードに書いて配信
*オンライン環境に不備やトラブルがあった場合、無理やりにタイムリーな音読を行うことはせず、ロイロのカードでの指示に切り替える
※普段教室で行っている授業のねらいを、オンライン授業に置き換えるための活動例です。
※生徒が学校外で行った活動を教師が受けとり、生徒間で共有、グループ活動につなげるという、ロイロノートの機能を活用できるメリットがあります。
活動⑥ ~現代文(詩)~
詩って何?説明できますか?
〇目的
生徒が詩とは何か説明できるようになる。
〇活動
詩の言葉を自分で組み入れる。
音読する。
〇授業(教員側の動き)
①授業の目的を伝える。
https://gyazo.com/ba0cd68d689f8ebd22413e99b0a07501
②詩の穴あき箇所に言葉を入れさせ提出箱へ出させる。
https://gyazo.com/499afceb6d44fa68f22fb6aa03f67190
③提出箱で回答共有し、「詩とは何か」を考える。
例:ガブリ、ムシャムシャ、ぺろっ、ガゼル、ウサギ
「ライオン」のイメージから連想できるものをなんとなく当てはめる回答が多い。
特異な回答があれば、提出箱で比較して見るとわかりやすい。
「詩らしさを感じるポイントは何か」が主の発問になる。
④実際の一節と、詩のポイントを確認する。
https://gyazo.com/a5d249b57e495babc055cbb15e192e01https://gyazo.com/f9088114f5d07c616b3f2065bde32252
↑作成者の考えです。
⑤他の詩を提示 or webカードで検索させる。
用意していてもOK
検索したページをスクリーンショットで撮れば、そのままカードとして扱える。
⑥ピラミッドチャートで音読の工夫を考えさせ、実際に音読を録音させて提出箱で回収。
記入&録音前
https://gyazo.com/428e50d61c4abe791f4be1b34c70b130https://gyazo.com/a8defbcca534fb6fabb42b8123a47550
記入後
https://gyazo.com/f49d4dd24c2893ea32b834bbc0adf9c9
(その場だと敬遠するはずなので、宿題にして、「良い音読だから」と前置き後に共有になるか)
遠隔だと、「本気の音読」をしている様子を誰にもみられない。
恥ずかしさが教室内より和らぐ。
やり直しができるので、満足できるまで何度も自然と音読することになる。
シンキングツールで「本気の音読」のための工夫を文字にしておく。
ただ声を発する発生練習ではなく、工夫を凝らした音読で、群読につなげていく。
⑦良い音読を共有する。
④を踏まえての⑥計画で音読できているか
⑧教員側から詩をいくつか提示してグループに分かれさせる。zoomのブレイクアウトルームでグループ分け。
提示するのは以降の群読用の詩。
⑨zoomでの会話で、④を踏まえつつ詩を読み込み、群読の工夫を話し合わせる。教員はグループを渡り歩き偵察。
⑩録音したカードを生徒間通信で送りあい、代表に動画ファイルへ書き出させる。
アプリ版なら可能。
カード画面右上「・・・」ボタンで「書き出す」>「動画ファイルに書き出す」をする。
カードをつなげたまま書き出すと、一つの動画として書き出される。
バラバラの録音カードが、本気の音読の結晶になる。
声を重ね合う形式での工夫はできない。
⑪グループ代表に提出させて、全員で聴き合う。
⑫振り返り(①前から⑫後で何を学べたか。詩を説明できていればOK)
【古 文】
活動① 〜古典単語の習得〜
▼▼通常時▼▼
〇目的 語彙力を高め、単語を見たらすぐに意味が浮かぶレベルにすることでスムーズに読解が進められるようにする
〇練習 各自で決められた範囲の単語を覚え、なんとなく眺めるのではなく、意味を手で隠して言えるかどうか自分で自分をテストする
〇授業 教員は机間巡視しながらランダムに問題を出し、生徒はその単語の意味を即答する
▼▼zoom+ロイロでやるなら...▼▼
〇練習
通常時と同じ準備をして、ロイロのカードテストで事前チェックする
〇授業
ウォームアップ
通常時と同じやり方で:zoomで全員と繋げた後、通常時と同じように教師が単語を読み上げ、生徒は即答する
ロイロを使って:教員が音声単語カードを作成してランダムに繋げておき、生徒は読み上げられた単語を次の単語が読み上げられる前に即答する
生徒同士で:zoomのブレイクアウトルームで2,3人ずつに分け、お互いに問題を出し合う
小テスト
以下のようなサービスを使って問題を作成し、URLやQRコードを生徒に提示することで、
リアルタイムで問題を解く
→正答や正答率を提示する
→ランキングを表示するといったことができる
中テスト
MicrosoftやGoogleのアンケートフォーム機能を使い、事前に問題を作成してURLなどを共有、制限時間を設けて各自が解答・送信する
解答の分布を見たり、excelデータに落としたりもできるので、その後の分析にも役立つ(解答後にリアルタイムで、解答者に分布を示すことも可能)
〇おまけ
単語帳と連動した、下記のようなサービス・データもあり
★イラストとシーンでおぼえるLook@古文単語337 無料学習アプリ★
★マドンナ古文単語230 連動音声データ★
★古文単語ゴロゴ こぶ単★
活動② 〜カードで自分なりの表現を〜
〇目的
情報収集・整理力、プレゼンテーション能力(制限時間内に合理的、かつ明確に伝達する能力の育成)の向上
〇古典単語で表現する
生徒自身が、自分が出題しようと思う単語をカードを作成する
メインイメージにつながるように感情をこめて単語を読み上げたり、スタンプ的なものを貼ったり、絵が得意な子はイラストを描いたり、写真(風景、表情、連想されるもの)を貼ったりする。
教科書単元であれば、登場人物に重要単語を吹き出しに入れてしゃべらせてみたり、これはと思うキャラクターに言わせてみたりしてもよい。
生徒が作成した単語カードを共有し、活動①の古典単語の習得などで用いて、より強い記憶の結びつけを図る
ただ機械的に暗記するだけでなく、いい意味で遊んでほしい。昔の意味のわからない言葉ではなく、今も昔も、言葉は人が何かを考え、思いを持って選び使うものであるというイメージを持てるとよい。
2、3種類ほどの同じような意味につながる単語や慣用表現をカードで作る
*個人でもグループでも可
例 慣用表現のグループ分け
出家する(かたちを変ふ、御髪おろす、世を背く・・・)
死(いたづらになる、むなしくなる、はかなくなる・・・)
茫然自失している(ものもおぼえず、われにもあらず・・・)
例 敬語のグループ分け
尊敬語(たまふ四段、たまはす、あそばす・・・)
謙譲語(たまふ下二段、たまはる、たてまつる*)
丁寧語(はべり*、さぶらふ*)
*のように尊敬語と謙譲語や謙譲語と丁寧語にまたがっているものも混ぜて作るように気づいてくれたらちょっと盛り上がりそう
https://gyazo.com/905e32d403720a1333ce0a76aaecf49bhttps://gyazo.com/bf7cf32f5deea87efba589c7d3b37068
https://gyazo.com/be0401bd6db0e948fdafa4af879b8af7
https://gyazo.com/2a204e667efc0ed1ae2e479d059af47b
発展例
カードの単語をつなげてストーリーを考えて発表する
*発表方法は自由度高めで各種カードを作ってつなげてでも、文章でもよい。
ブレイクアウトでわかれた各自のグループが、準備した単語をシャッフルして出し合い、シンキングツールのベン図などを使って相手グループに分類させる
*生徒たちが面白いと思った問題(作品)や教員が取り組んでほしいと思ったものは共有する
〇教科書単元で表現する
事前準備
予習ポイントなどを示したプリントをロイロノートを介して送信し、その資料を基に授業ノートを作成する。
アナログ的な授業ノートの作成により、「写本」により古典が連綿として伝わった事実をなぞらえ、一文字ひと文字に向き合う時間を体験するのと同時に、ノートのまとめ方や見やすさの工夫を重ねる機縁としてもよい
授業展開
①教員が例として、本文に関連する「お題」(例えば平安朝の装束を中心とする有職故実)について、ロイロのカードを用いて説明する
葵祭の様子を映すYouTube動画や、『竹取物語』や『陰陽師』といった映画を部分的に活用すると、生徒にとって有職故理解の深まりが大きいと思われる
②前日までに生徒数名に対して、本文に関係する「お題」、例えば当時の恋愛観、無常観、というようなキーワードを指示しておき、それについて指定時間以内に解説する「解説者」の役割を担ってもらう
イメージとしてはニュース番組のようなもの。ニュースアナウンサーが教員、取材記者や解説者が生徒であり、第三者がニュースや報道特集を閲覧し理解を深めることを意識し、第三者が見ても一つの「ニュース番組・報道特集」として成り立つような、一人ひとりが授業を創り上げることを期待したい。
副教材である国語便覧を活用したり、例えば植物を調べる際は現代の「花言葉」をインターネットで調べて盛り込むなど、デジタルとアナログの往来、過去と現代の往来を意識できるとよい
発展例
「日本特有の習慣や価値観」、「現代における社会や世間との比較」といった視点から、
教員が問いを与え(もしくは生徒自身が問いを考え)、ロイロのカード提出機能を使って意見や回答を収集、可視化できるとよい。
*例えば当時の恋愛観に対して、「◯◯と思う人は青のカードを提出」「△△と思う人は赤のカードを提出」とし、全回答を公開する。
また、そう思った根拠について、口頭で意見を募り議論に繋げる。