活動④〜言葉を伝えるということ〜
思い込みだったり、他者がまったく知らないことを説明文にする前に考えよう!
◎必要なもの
A4サイズの紙・チラシ等
1.ロイロノート・スクールで1名の「説明生徒」にのみ「紙飛行機の作り方を皆に教えて」と送っておく。
2.「説明生徒」を除いて、クラスを3分割する。
Aグループにはロイロノート・スクールで「紙飛行機を作ります」と送っておく。
Bグループには、何を作っているか教えないが、「途中でおかしいと思ったら、一つ手前の手順は直していい」と送っておく。
Cグループには、何を作っているかも教えず、「一度折ったらやり直しは絶対ダメ」と送っておく。
各自、自分がどのグループかは言わない。
3.「説明生徒」はZoom等の音声を通じて、他の生徒に紙飛行機の折り方を口頭のみで説明する。「説明生徒」も折りながら説明していいが、全員絶対に手元は見せない(音声のみでもOK)
4.最後までできたら、出来上がったものを撮影し、ロイロノート・スクールの提出箱に入れる(全員で共有)。
5.誰がA、B、Cのグループだったかを出来上がりから考え、既知の情報がどれだけ勝手に私たちの言葉を補っているか、またそれがない人々にとって、
どういった説明であれば、全員成功したと思うか、皆が間違ってしまったポイントなどから考えていく。
(ex.「紙を半分に折って」だけではわからないので、最初から「紙を縦長に半分に折って」と言われれば分かった等)
※「説明生徒」には〔☆観点「話す」〕、他の生徒には〔☆観点「聞く」〕における力を、思考力とともに鍛えることができる活動です。
※ロイロノート・スクールの機能を活用して、言葉とビジュアルの相互関連をタイムリーに示すことができるメリットがあります。