効率化や生産性によって失われたもの
#生産性
from 創作活動や質への取り組みは、「最適化しながら迅速に動く」環境との相性が必ずしも良いとは言えない
IT業界ではかつて「Move fast and break things(素早く行動し破壊せよ)」がモットーのような位置付けでしたが、最近では人々の心理や行動への影響、倫理性への問題提起が高まり、過剰な模索や無謀な行動が減少しました。それでも、最適化しながら迅速に動く(壊れるリスクを伴いながらも)という姿勢は、現在も根強く残っています。
デジタルプロダクトデザインの魅力は、リリースが終着点ではなくスタート地点であることです。ユーザーの行動やフィードバックを参考にしながら改善を続けるだけでなく、すぐに改善したプロダクトをユーザーに使ってもらうことができます。最初から完璧を目指す必要はなく、少しずつユーザーが求めるかたちを作り上げることができるため、他のデザイン分野にはない強みがあります。
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素早くデザインできる最適化の仕事
デザインシステムは最低限の品質保証と効率化を提供するが、品質向上の手段とは必ずしもいえない
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動くモノを作って見せると言うアジャイルスタイルのイマイチな点
動くモノを早く見せるというのはパラダイムシフト的な物を作る場合は制約になりやすい
きれいだけど動かないコード、汚いけど動くコード
効率性を高めてもアウトプットの質は対して変わらないしむしろ複雑になる
生産性を高めたいならやることを減らす
生産性が高い = 重要なことだけにフォーカスしている
ソフトウェア開発における「生産性」とは
生産性の追求に潜む罠
#デザイン思考
#オブジェクティブなデザイン