素早くデザインできる最適化の仕事
例えば特定のユースケースに対して「どういう操作体験が最高かつ最適だろうか」と考え、ときには新しいインタラクションを提案する機会がどれくらいあるでしょう。最新の技術仕様や API を調査し、「こういうの面白いかも?」といった実験をする時間がとれているでしょうか。 手元にある UI ライブラリのなかから無難な組み合わせを選び、スピードと最低限品質を保証できる交渉を行い、素早く開発・リリースすることが多いです。つまり、素早くデザインできる最適化の仕事になりがちです。
デザイナーとしては、1ピクセルや0.1秒などの細かな部分にこだわりたい気持ちはあっても、それがガイドラインにない、開発コストがかかる、またはKPIに影響を与えないなどの理由から、優先順位が低くなってしまうことがあります。