きれいだけど動かないコード、汚いけど動くコード
最初に書いた通り、プロダクトコードのきれいさというのは問題の複雑さを正しく反映しているかどうかです。
動かないコードは問題を反映していないゴミです。ゴミを「きれい」だと定義することはできません。
汚いけど動くコードは成立可能ですが、意味のある規模のコードにおいて汚い(=無意味な複雑性を持ち込んでいる)コードはバグの温床であり、それを「動く」と形容していいのかは甚だ疑問です。
今回は意図的に「表面的な動作上の仕様を満たしてるだけのハチャメチャなコードしか書けない」プログラマーの存在を排除して執筆しています。
これはそういうババの存在を前提にすると議論が発散して意味をなさなくなってしまうからです。
型検査のエラーをまともに直せないとか、コピペでしかコードを書けないから仕様を読んで自分でロジックを組めないとか、そういった最低レベルの諸問題については予算と慎重な雇用計画で未然に防ぐことが可能です