「光る君へ」第7回「おかしきことこそ」
あらすじ:
相関図:
寛和1/985年
前回に引き続き
前回の終わりの1つ前のシーンから続いている
終わりはまひろのシーンだったので
「この夜、花山天皇が、ただ一人心から愛した忯子が、お腹の子とともに世を去った」
「忯子ー!」と絶叫しながら女官や蔵人に押し留められる帝
「死は穢れと考えられていたこの時代、天皇始め、貴族たちが遺体に近づくことは、許されなかった」
道兼のヤバさがわかるというものだ
忯子の手を縛るのに使っていた紐を握り締めて悲しみにくれる帝
1回で終わらせないというか
インパクトのためだけのアイテムで終わらせないというか
道長から遠ざからねば、と考えているまひろ
「そのためには、何かをしなければ…」
生きる理由、打ち込めるものを探そうとしている?
そんなにすぐみつかるものでもない
それで散楽のネタを考えてみることにした?
盗賊一行、副音声「夜の河原に上質な布や糸をばらまき」消える
お金をばらまいたようなものか
当時は貨幣はそんなに使われていなかったわけだし
ちやはも衣装を食べ物に替えていた
あー第1回からもっと細かく書いておけばよかった、リンクする先がないや
指笛を聞いて出てきた人々
「お天道様のお恵みだ!」……夜に?
一方、見回りを終えた道長
どうしたかと同僚に訊かれて「人を射たのは初めてゆえ…」
「猪や鳥は、射たことがおありですよね?」「同じことではございませぬか」「相手は盗賊、猪や鳥よりも下にございます」
気にしいな同僚を励ましてるトーンだなあ
「そんなことで一々くよくよすんなよー」というか
「最初はそうなんだよなー」「若い頃ってそうだよなー」というか
「ブスっと刺さった感じがした…」
ところで昔から、矢を射たときに「手応えがある」というのがどういう感覚なのかわからない
「お見事でござった」同僚さんとしては褒めてる
このときの同僚さんが結構いい顔していなさる…
盗賊を射たときのことを思い返す道長
道兼はちやはを刺したときのことを思い返しただろうか?
手応えはばっちりあっただろうし
血も浴びたし
直秀の手当てをする仲間たち
「まさか、毒矢じゃねえよな?」「あいつらは、貴族だ。毒矢は使わない」
伏線になるかな?
まひろ「おかしきことこそ…」
直秀の言葉も思い出す
副音声「絵師の描いた、踊る狐と、笑う猿の絵」
まさかこんな風に使われるとは…
ここはつまり、コンセプトとターゲット層を決めてプロットを練り始めたシーンなわけですか?
兼家「詫びることはないのか?」晴明「お褒めいただくことはあると存じますが」強い
「やりすぎだ」と兼家
腹の子を死なせて母体は死なせるな、なんて無茶を言う
兼家にとっても都合のいい展開のはずだ、と晴明
帝、「失意の余り政を投げ出される」と並んで「再び女にうつつを抜かされる」と予想されている
忯子にのめり込む余り女遊びは収まってたのか…
だから忯子は体を壊して死んだんでは?
「この国にとっても吉兆」兼家相手だからとはいえ、帝はあんまりな言われようである
「わたしを侮れば、右大臣様ご一族とて危うくなります」
自分は人の命運をも操る、と
脅しをかけてる
兼家は「ただ財のためだ」と決めつけてるけども
道長が宿直から帰ってきた
兼家、盗賊と渡り合ったことを聞いている「おまえも頼もしくなったのう」
「されど、人は殺めるなよ」「人の命を操り奪うは、卑しき者のすることだ」
道兼ぇ…
道長「父が失礼なことを言うたようですな」晴明「道長様。わたしは、お父上とのこういうやり取りが、楽しくてならないのです」
財のためじゃなくてこれのためなのです?
「これからも、父をよろしく頼みます」まあ無難な挨拶?
晴明、道長をじぃーと見てちょっと笑って去る
夜、うなされて飛び起きる兼家
副音声「一緒に眠っているのは、嫡妻ではない妻の一人、藤原寧子」
「寧子……寧子、寧子」揺り起こす
おお、ここで台詞上でも寧子の名前が出た
「恐ろしい夢を見た。呪われている。俺は院にも帝にも死んだ女御にも呪われている」
呪われるようなことだという自覚あり
実行犯が自分じゃないとしてもね
「大丈夫大丈夫」「大丈夫か? 俺は、まことに大丈夫か?」「まことに大丈夫でございます」「あぁ、こわいよぉ…」
これぞ「子供のように甘える」っていう感じ?
時姫相手にはこういう甘え方はしなかったかもしれないな
「殿は大丈夫でございますから。道綱のこと、お願いしますよ」「うえ?」「道綱道綱。大丈夫大丈夫」「怖い夢と、道綱に、何の関わりがあるのだ?」「よいではございませぬか。殿のお子ですよ? み・ち・つ・な・も」
怖いわ
兼家、あれで本当に休まりまして?
お化けを追い払うおまじないみたいな調子で「道綱道綱」言われましても
直秀たちの稽古場に普通に入ってくるまひろ
散楽の人たちの中に「百(もも)」って呼ばれてるのがいる
名前がちょっとずつ表に出てくるな~
「あら。またあんたかぁ」常連客
直秀の怪我に気づくが、「猿だって木から落ちるんだ」と誤魔化された
「それでしょげてるのね?」からかい気味に
三郎の足の怪我を見たときは「痛そう」って心配してあげてたじゃないの!
「笑える話、考えてきたの。聞いてくれる?」「狐に騙される、猿たちのお話よ」
本業相手に自作を引っ提げて乗り込んでくるんだから結構強気ですよな
副音声「集まる演者たち」
前回と違って今回は見込みがありそうに思えたわけかしら
「猿の顔をしているのは、毎度おなじみ右大臣家の一族」私怨混じってませんか
「神のふりをしている狐」って晴明ですかね?
即興で演じてみる
直秀が狐役
腕が痛む模様
だから猿役はできない
公演初日!
狐の扇の絵、貝なんだろうけどさあ…
副音声「左腕一本で逆立ち」「後ろ向きに宙返り」「失敗する猿もいる」失敗、鉄板
ああ、直秀が笑ってる!
副音声「狐踊りをしながら、まひろにおどける直秀」
狐踊りっていうのは実際にある踊りなのか、別にそんなことはないのか
まひろ作の物語が初めて人々を笑わせた、喜ばれたシーンなのだが
そんな内容でよろしいんですか?
まひろは原案っていうところか
別の日の公演では観客がたくさん集まっている
副音声「やがて、辻には人々の笑顔があふれ、陽気な声が響き渡る」
だからそんな内容でよろしいんですか…
爽やかに「人々の笑顔!」とか言われても
帝、義懐、為時
義懐「右大臣様の横暴は何としても阻んでみせます」自分に任せろと意気込んで陣定(じんのさだめ)へ
「では、これより陣定に行ってまいります」日本史用語のお勉強の時間
帝「為時。足がだるい。さすれ」為時「畏れながら、お上のお体に触れることは…」
あ、そんな仕事をさせるのか、っていう反応ではないんだ
「朕が許す」と言われても、為時にそれはできるまいな
「おまえ、義懐のことが嫌いだろ」
「そのようなことはございませぬが…」「何もかも、義懐様にお任せになるのは、いかがなものかとは存じます」
「だって、信用できるのはおまえとあいつしかいないのだから、仕方がないではないか」
惟成の立場がない
実際、味方が少なすぎる
性格がああでなくてもそうだったろうし
「他の者はみな、右大臣に繋がっておる」
ちょっと、見るとこは見てるお上!
自分が式部丞の蔵人にしてあげるまで、為時がどういう立場だったかご存じないので? 兼家としては、花山天皇を早く追って、自分の孫を即位させたいはず
「朕が右大臣でもそうするであろう」
「忯子とて、右大臣が呪詛したのやもしれぬ」
円融天皇も兼家がやったなと思ってたんだろうし
詮子の差し金だとも思ってたけど
兼家が無関係だったとは思ってないだろう
詮子が焚きつけただろう、という辺りか
東宮はまだ幼すぎるから大丈夫だとなだめる為時
「やっぱり義懐が嫌いなんだ」
足を投げ出してお拗ねになる帝
為時が兼家を擁護しても、「兼家を良く言ってる」じゃなく「義懐を悪く言ってる」と帝は受け取るのね
義懐と為時しか信用できないのに、その二人が不仲じゃあ堪ったものじゃない、確かに
「忯子に会いたいな…」
為時もちやはを亡くしているのだから、これは見ていて辛かろう
陣定
字幕に全員名前が出た
左大臣「帝が、亡き忯子様に、皇后の称号を贈りたいとの仰せである」
意見は下位の者から順に述べる
上位から言っていくと下位が逆らえないからかな
結局は上位の「わかってんだろうな?」という空気を読まなきゃいけなくなってそうだけど
先例がないからよくないという意見、2票(藤原時光、源伊陟)
義懐「帝の亡き母君、懐子様にも、皇太后が贈られた先例はあります」
皇太后であって皇后ではない、と反論(藤原佐理)
最初に言った「先例」が何の先例なのかふわっとしてたな
「故人を皇后にした先例」なのか
「故人に位を贈った先例」なのか
懐子の例はこれ
義懐曰く、遵子は中宮であって皇后は空いている、と
義懐が言うんだ?
史実では後に道隆が使った理屈じゃないかな?
さっきの反論に答えてないぞ
これはもう少し説明が必要だったんじゃないの?
義懐曰く、帝が愛した忯子に皇后を贈って何がいけないのか、と
「大納言為光様」「大納言様は忯子様のお父上。帝のお心遣い、ありがたいと思いませぬか」
為光様、忯子と斉信の父
これまでも会議のシーンにはいたはずだけど、今回初めて名前が出た
その時点では「大納言・為光の息子」と言っても情報量が増えすぎるから省いたんでしょう
「意見は下位の者から順番に述べるものにございます」
「ルールを無視するな」
「わしを下位扱いするのか」かも
「おまえの番もまだ来ていない」もあるか
「ありえません」3票(藤原公季、源忠清、藤原文範)
「わかりません」1票(藤原顕光)
棄権ありなの
これらを受けて為光「残念ながら、難しいと存じます」
義懐しか賛成してないものね
兼家「先例が見つかれば、よろしいかと」
見つからないだろうと思っているわね?
副音声「屋敷の庭で、鞠を蹴る実資」
義懐を重用する帝にご立腹
義懐は去年蔵人頭になったばかりなのに、いきなり参議に昇格した
定員いっぱいだったのに押し込んだらしい
自分は先帝のときに蔵人頭を勤め上げたのに、義懐に越された
チーフだったのか
妻「毎日毎日、くどいわよ、あなた」「おまえは無念ではないのか」「無念だけど、くどい」
兼家がその人事に反対しなかったことも不満
「言うべきことはきっぱり仰せになる筋の通ったお方」そこは認めていたのに、と
兼家としてはどうせ長いことではないと思ってるからかな
「あなたそれ、わたしに言わないで」「日記に書きなさいよ。もう聞き飽きたから」
小右記への言及
「日記には書かぬ!」「書くにも値しない。くだらん!」
道隆と道兼
こちらでは道兼が、義懐が道隆を越えたことに不満
道隆は気にしていない
いずれ父と自分たちの世が来ることを確信している
酒を飲みつつ
史実でも酒好きだったとか
「それよりおまえ、父上に無理をさせられて、疲れておらぬか?」「おまえは気が回る」「その分、父上にいいように、使われてしまう」「そうではないか?」
道隆、道兼に酒をつぐ「わしはわかっておるゆえ。おまえを置いてはゆかぬ」
道兼これは泣く
副音声「肩を抱く道隆」
お膳を持ってこさせた貴子が察して引き返す
こ、こわ…
それを踏まえてこれ
F4、投壺をやっている
壺に矢を投げ入れる遊び
全然入らん
斉信「妹の忯子が死んだのは、あんな帝のところに入内したからだ」
義懐にしつこく言われて根負けしたのだと
今さら何をと思わんでもないが
死ぬ前の忯子は斉信に失望してたよきっと
公任「身まかられる前に、偉くしてもらっておけばよかったな」斉信「もうそんなことどうでもよい」公任「…すまぬ」
公任さあ!
妹を亡くして過去を後悔している友達にかける言葉がそれ
公任に煽られなければ、斉信だって病床の忯子に「兄を推薦してくれ」なんて言わなかったかもしれないじゃないの
道長「俺は、入内は決しておなごを幸せにはせぬと、信じている」
詮子を見てればそうだろうけど
将来…
行成「さようでございますな」
行成はずっと道長寄りな感じ
斉信、気晴らしに打毬をやろうと言い出す
道長、帰り道
百舌彦「ずーーーーーーーーーーーーーっと気になってたんですけど」
まひろのこと「あれは要するに、駄目だったんでございますか?」
言いたくなければいい、とか
乙丸が頼りなげだったので、文がちゃんと届いていないかもしれない、とか
確かめてきましょうか? とか
仲のいい主従だ
道長「フラれた!」
百舌彦「右大臣家の若君を、どういう気持ちで振るのでございましょうねえ…」
あーうーそれは
副音声「東三条殿の武者たちが、一礼しながら走り抜けていく」
屋敷に戻ってあれは何なのか訊く
「藤原への中傷が過ぎる散楽があるそうで、怒った者たち――」「何故止めないのだ!」
みなまで聞かず飛び出す道長
散楽の場を武者たちが襲撃
散楽の者たちも反撃
道長が馬で駆けつける「やめろ! 道長である!」
検非違使も駆けつけてきた
武者たちは逃げる
放免がまひろをみつける「おまえあのときの!」
直秀を追いかけていて、まひろのせいで道長を間違えて捕まえてしまった人か
あっ無事に生きてると思ってしまった
乙丸を殴り倒してまひろを捕まえる
そこに道長!
副音声「放免を殴り、まひろを連れ去る道長」
道長「来い!」まひろ「乙丸!」副音声「地面にのびた乙丸」
廃屋に逃げてきた
男が女の手を引いて逃げて、一息ついたところで手を取っていることに気がついて…という王道パターン
「みんなに、笑ってほしかっただけなのに…」
題材の危険さをわかっていなかったのですか
ずっとそういうのばっかりやってるのに大丈夫だったからかな
「わたしが考えたの」「俺たちを笑い者にする散楽をか?」「そうか…」「俺も見たかったな」
みつめあう二人
乙丸「姫様!」副音声「乙丸がひょろひょろやってくる」直秀「邪魔しちゃった?」
乙丸の復活が案外早かった
乙丸「姫様、酷いじゃないですか、わたしを置いて!」まひろ「…ごめんなさい」
ちょっと、道長は何故黙っているのですか
違うんだ、自分が連れてきたんだ、まひろはおまえを案じていたと説明しなさいよ
道長を見、直秀に礼をして、乙丸と共に去るまひろ
まひろと道長、二人の時間も短かったな
直秀「おまえの従者は無事だ」百舌彦も一緒に来てたのかな?
道長も武者たちのことを詫びる
直秀「おまえらの一族は下の下だな」道長「まったくだ」
直秀は道兼とちやはのことも知ってるしね
兼家に帝のことを伝えに来た為時だが
「帝のご様子を、お知らせすることが…苦しくなりました」「右大臣様のご恩は生涯、忘れません」「されど、このお役目は、お許しくださいませ」
帝の信頼を裏切っていることが辛くなってきた
忯子の死で弱りきってるからなおさらだろう
「そうか。そんなに苦しいこととは知らなかった」「長い間、苦労をかけたな」「もうよい。これまでと致そう」
これを言う前の兼家がこわいなー
その後の笑みとのギャップが
ま、辛抱強い為時がもう耐えられないと言うのなら、無理に続けさせても思い余って帝にぶっちゃけてしまうかもしれない
…ここぞというところで「為時は自分の間者である」と帝に明かしてショックを与えたりしません…?
副音声「深々と頭を下げる為時」
為時が帰宅すると宣孝が来ている
「ちょうどよかった。よい知らせがあるのだ」「まひろ、喜べ。父は、兼家様の間者を辞めるぞ」「兼家様もお認めくださり、長い間ご苦労であったと、仰せくださった」
いや、「まひろ、喜べ」は合ってるけど、宣孝に「よい知らせがあるのだ」は違うでしょう
兼家に縋れと助言したのは宣孝なのに
まひろもぎょっとはしている
「ホッといたした」「これからは、まっすぐな心で、帝にお仕えできる」
辛かったんだろうなあ
宣孝「わからぬな…」「右大臣様が、一度つかんだ者を、そうあっさりと手放すとは思えぬ」
官職の話が真っ先に出るわけではない
不審が先
これでよかったと言うまひろを一喝
まひろは自分も道長を諦めようとしてるぐらいなので為時の肩を持つが
「次の帝は、右大臣様の御孫君だぞ」「右大臣様側にいないでどうする」取り消してこい、と
「な、何を怒っておるのだ」わかってない為時
まあピンと来るようならこうはなってない
「東宮が即位されるときに官職を解かれてもよいのか?」為時が鈍いので視聴者としても丁寧に説明してもらえる
ここでまさかの乳母から反対
昔のような暮らしは嫌だと
惟規のこともある
「どうか…どうか右大臣様の間者でいてくださいませ」泣き崩れる
すごい言い方だ
「それってつまり兼家の間者でいてくれって言ってるよね?」という台詞ではなくて、ストレートにそう言ってる
倫子に斉信から文が来たので、姫君方で回し読み
全文が画面に映るけど全部は読み取れないなあ
「斉信頓首謹言…」斉信より
「欲為打毬…」打毬をやろうと思います
「右兵衛権佐道長、左近衛権中将公任等…」道長や公任や
「伴人等殊好打毬必…」この行は「特に打毬の好きな」しかわからないや
「伴」じゃなかった
「驚衆目…」みんな見に来てね! 的な
「伏願御令息女…花軒事頓首謹言」どうかご息女も…の後はわからないな
他の姫君にも届いたらしい
まひろにも届いたが「わたしは行きません」
倫子「まあ、どうして?」
茅子「行きましょうよ!」
しをり「参りましょうよ、まひろさん」
しをりさん! しをりさんが!
倫子「参りましょ?」
茅子/しをり「参りましょう! 参りましょうよ~」
ああ、みんな一緒に行こうって言ってくれる!
赤染衛門「姫様方のお声が、響き渡っております。はしたないことこの上なし」
叱られた
それでここの姫君方が凹んでるのは見たことないけど
倫子「衛門も参りましょうよ」
ま、ごめんなさいすら言わずに
打毬当日
道長たちが準備をしているところに、行成が急な腹痛で欠席との知らせ
一人減ったら勝負にならない、困った
広場も準備中
倫子たちは小麻呂も連れてきている
ききょうもいた
倫子「(衛門に)どちらの姫君かしら…」
ききょう「清原元輔の娘、ききょうと申します」「斉信様に是非にとお招きを受けまして」
「是非に」強調
衛門「元輔様のご息女は、才気あふれる御方とのご評判。お目にかかれて嬉しゅうございます」
ききょうがすごく満足げだ
行成がいない分をどうするか
斉信「三人で果敢に挑んで、大負けするまでだ」お、いいねその意気
道長「あっ。一人いるかもしれぬ」「誰?」「あー…最近見つかった、弟がいるんだ」
散楽の稽古場に百舌彦が来て、直秀の手を引いて連れていく「何だよ」
「久々利」という名前が聞こえた
副音声「怒ったような顔で、部屋の中をうろうろ歩くまひろ」
この説明笑っちゃった
下男下女が野菜を洗っている
結局打毬を見に行くことに
倫子が見つけて声をかけてくれた
ききょうの後ろの席に
副音声「ききょうが、にやりと一礼する」にやりと一礼
にわか雨
小麻呂が歩き出してしまったのでまひろが捜しに
見失うほど速かったのか
小麻呂をみつけて追いかけ、見失って建物の中へ
ちょうど隣りの部屋に道長たちが戻ってきた
公任「いやあ、直秀殿の杖の振りは見事だったな!」
道長も何か言ってあげるべきでしょうが
直秀はやはり貴族にルーツがあるのではないか、という声が多数
打毬なんて経験もなくてできることじゃないだろう、と
散楽の面々の中で、名前が浮いてるなと思っていたのよね
「そういえば、漢詩の会のときの、出しゃばりな女が来ていたな」
斉信曰く、ききょうだけ呼ぶのはまずいからまひろも呼んだと
公任「あれは地味でつまらぬな」斉信「ああ。あれはないな」
倫子はどうしたと言う道長に「今日見たら、もったりしてて好みではなかったわ」
道長「ひどいな」
このコメント自体はいいんだけど、まひろへの酷評に関してはスルーだったわね?
斉信は今はききょうに夢中、だが遊び相手だと
家柄のいい女は嫡妻にして、好いた女のところに通えばよい
「斉信の好いたおなごは人妻だろ?」「え、そうなの?」
知らなかったのかい、好いたおなごでしょうが
ん? となると、寧ろききょうの方が遊んでいたの?
公任曰く、女は本来、まひろのように邪魔にならないのがよい
でも身分が低いのは駄目
大事なのは恋や愛ではなく家の繁栄なので
そのために娘を儲けて入内させる
母親の家柄が大事になる
雨の中を駆け出すまひろ、直秀がそれを目撃
直秀の左腕に傷痕、道長がそれを発見
道長たちの会話を聞いていたまひろと合わせて、三人がそれぞれの秘密を知ったと指摘があった
まひろ、道長からの恋文を広げる
「越えてはならない神社の垣根を踏み越えてしまうほど、恋しいおまえに会いたい」
おお、ここで現代語訳が
焼いたあ!