「光る君へ」第4回「五節の舞姫」
あらすじ:
相関図:
永観2/984年
前回に引き続き
今さらながら、散楽は六日ごとにやってるのね
「毎週」やってるような感じかな
六曜かしら?
「アキの人! 謝ってよ!」「別に俺は悪いことはしてない」確かに
……いや、あなたが悪いことをしていないことと、三郎が間違えられたこととは別問題では?
「アキの人」という仮称ができた
「放免に追われるやつは皆悪いやつなのか?」
アキの人がまひろに惚れてやしないでしょうね
「また見に来いよな」
副音声で「笑って去っていく男、直秀」って名前を言った
「すぐ怒るんだな」「三郎のために怒っているのよ!」
「代筆仕事をしているというのは偽りだったのか?」
父親に禁じられたという経緯を話したくないから、偽りだったことにして済ませようとしたのかな
「よく怒りよく偽りを言うおなごだな」
男の声で笑い、「男の声を出していた」と話していたことを覚えていた道長「偽りに偽りを重ねておる」
副音声「目が泳ぐ」
「一度しか行かなかったじゃない」「あー、何故それを知っているんだ?」ホントだよ
太郎がチェックしてくれてたのかしらん
ついに為時の娘だと名乗るまひろ
「わたしは、いまだ六位で、何年も官職につけない藤原為時の娘」
道長、「誰だっけ?」「そんなのいたっけ?」みたいな顔をしている
「東宮に学問を教えている」と言えばわかったかも?
まひろ・満13-14歳、道長・満17-18歳
宣孝あなたこんなときに……!
いやドラマ的にはいいタイミングなのだが
「随分と大胆なことをやっておるなあ」
親戚の子をゲーセン前で見つけたようなものか?
宣孝は「右大臣の三男」である道長の顔を知っているだろうか?
「次の散楽!」
副音声「垂れ衣をつけた市女笠をまひろに被せ、馬に乗せる宣孝」
「垂れ衣」とか「市女笠」とか、副音声ではちゃんとした名前が出てくる
そうかーなるほど
副音声「塀の上に、直秀」ちょっと笑ってしまったw
そりゃ、それを言うための副音声なんだけども
このために副音声では「直秀」という名前が本編より早く提示されるのね
「娘とは誰だ?」弄ぶなんて言われたからわからなかったのかも
「内裏の中だけにしろ」「散楽の中だけで言え」
まひろを巡る恋のライバルっぽい構図、なのだろうか?
「散楽の中だけで言え」を繰り返す百舌彦
仲のいい主従だ
自分が引き留めたことにしておいてあげる宣孝
いい人! いい人だ!
「貴族と民という身分があり、貴族の中にも格の差がある」
前者だと思っていたら後者だったわけで
「わたしは迷惑な娘でしょうか」ということを宣孝には訊ける #はい伏線 「そのように訊かれると困るな」
「そうは言ってない」じゃなくて「困る」と言ってくれる
間者の話は宣孝としても驚きだったらしい
論語、荀子、墨子、「誰よりも博学な父上なのに」
まひろも父の才能を認めてはいる
「それは、父上も人だからじゃ」
「それで、そなたは間者になることを断ったのじゃな」「いいえ」「え?」
Yesだったらどう続けるつもりだったのだろ
「それもまひろが人だからじゃな」
「思いが屈したらわしに吐き出してみるがよい」「心の荷を軽くするぐらいはできよう」
ここは宣孝の伏線を敷く用のシーンですか?
弄ぶと言われてショックな道長
「下々のおなごと縁を切ったのね!」
「そういう者はおりませぬ」そんなに下々じゃなかったしね
対象が一人のときでも「下々」って言い方で合ってるんだろうか
おつきの人を気にしてちょっと道長に寄る詮子
ご挨拶に、ね
「どう思う?」と訊くなと
尤もである
「何よその切り返し」切り返しなのか
「意地悪!」詮子様、それは逆ギレでは
詮子・満21-22歳
夜を徹した占い
晴明・満62-63歳
東宮様、即位後も実資を蔵人頭に据え置くつもり
信用できるのは叔父の義懐、乳母子の惟成、それに「ずっとわしに学問を授けてくれた」為時と、右大臣に媚びない実資ぐらいだと
あっ「おれ」じゃなく「わし」って言ってる!
「わたしは関白も左大臣も右大臣も信用しておらぬ」はっきり言うな~
「右大臣に媚びぬおまえに、傍らにいてもらいたい」
しかし習わしに反するので実資は拒否
実資らしい
義懐の「わしも蔵人頭を務める」は別にフォローになってないのでは
視聴者向けの説明にはなってる
習わしだからと思考停止しない点、東宮のよい面ではありそう
「なぜじゃなぜじゃなぜじゃ! なぜじゃなぜじゃなぜじゃ!」
叔父上に甘えるのかと思ったら、腹立ち紛れに烏帽子をむしり取っている→被り物を取る 師貞親王・満15-16歳、義懐・満26-27歳、惟成・満30-31歳、実資・満26-27歳、為時・満34-35歳
あっ義懐より惟成の方が年上だったんだ?
義懐と実資は同年の生まれ
副音声「清涼殿の兼家」
清涼殿
副音声もつけておいた方が日本史用語が入ってきていいかもなあ
副音声は「頭を下げる公卿たち」で、文範は特に名指しされていない
兼家・満54-55歳、文範・満74-75歳
ここが20歳差か
「次なる帝に、入内する気はないか」という話はやっぱり「今さら何を」と言われた
出世の道具にはしないと言ってたのね
「しない!」を強調する穆子さま
急に「あっ政略結婚とかやっといた方がよかった!?」と焦り出したと
詮子、皇子を産んでも詮子はああだったでしょ、という教訓になってしまっている
「入内して幸せになれるのかしら?」が効いてる父上
いや兼家なら効かないだろうなーと
「されど、即位をすれば、お人柄は変わるやもしれぬ」副音声「冷ややかに雅信を見る倫子」
優柔不断ですねえ
「今のは全て父の独り言であった」
「一番なのであるよ」とか「そうであるなあ…」とか、「である」が特徴になるのかしらん
雅信・満63-64歳、穆子・満52-53歳、倫子・満19-20歳
左大臣邸に盗賊
副音声「塀を乗り越える黒装束」
散楽の一座ってことでいいのかな
副音声で「覆面をつけた男、直秀」とはっきり言ってた
副音声「ありとあらゆるものを手際よくまとめていく」ありとあらゆるもの
「昨夜この邸に盗賊が入ったそうですよ」と喋る倫子様
「見事にやられた」「ごっそりと」特ダネを披露してる感じに見えるわ
そんな話するんじゃありませんとたしなめる赤染衛門
なのに、義賊の話に発展させるまひろ
「まひろさんはなんでそんなことを知っているの?」「辻で人々が話しているのを聞きました」「そんなところに行くの?」「辻も歩けば、馬にも乗ります」
盛り上がる一同
まひろを下に見ているようにも解釈できそうではある
けど、悪いことをしてきた武勇伝を聞きたがってる感じにも聞こえたんだよなー
素行の悪さが武勇伝になるみたいな
「馬に乗るの? 盗賊みたーい!」にはヒエッとなったけれども
とはいえそもそも、盗賊が入られた邸の住人に対して、「貧しい人たちにあげるのかも」なんてぶっこむまひろも大概である
今日は竹取物語の話
これはまひろが悪い
「帝さえも翻弄していますから」「畏れ多いことねえ」の時点で、倫子様から「それはきわどい話題よ」とサインが出ている気もする
まあこれは「倫子の対応が完璧だ」という感想を見たのに引っ張られているかもしれない
倫子様もこれは不快を表明していいやつ
よそで同じようなことをやらかしたら、結局そのとき困るのはまひろだろうし
そのとき「倫子様のサロンに通ってた人よね?」なんて言われても困るか
「ほんの戯言!」
このときの倫子様の対応、X/Twitterで評判がよい
兼家と息子たちの集い
道長だけ「おめでとうございます」がないな
「次の帝をどうやってすばやく退位させるか」ストレートな
「返事だけではだめだ」
「その手筈は整っております」に怖いなーと思っていたら「そ、それだけか」
道兼、兄よりも頼りにされて嬉しそうだ
「帝のお力不足は見えておりますので」←
「おまえが蔵人に再任されるよう計ってみよう」提案に応じてこっちも動く
道長、何て答えたらいいのか困ってたかもしれないけど、訊かれずに済んで何より
道隆・満30-31歳、道兼・満22-23歳
道隆は惟成と同い年になるのか
「帝には何人もの妃がましました」という散楽の導入部は、源氏物語の導入部を持ってきたものかな #源氏物語のオマージュ 女御更衣あまたさぶらひける中に
心の声再び
使うんだったらどんどん使っていかないと、使う回が浮くものね
「身分なぞいいのに……」右大臣の三男はそうもいかないのですよ
やっぱり、アキの人こそまひろに惚れてるんじゃないかい
「あいつ来なかったな」あなたが来るなと言ったからじゃないからね!
「これから散楽の仲間と飲むんだ。おまえも一緒にどうだ?」……舞台の打ち上げに常連客を呼ぼうと?
六年前はまひろが来なかった、今日は三郎が来なかった
毒の件、詮子も巻き込まれている
そういえば、詮子は円融天皇を「おかみ」と呼んでいる
「おまえのことは生涯許さぬ」
「去れ!」副音声「檜扇が飛ぶ」
内裏から東三条殿にすぐ帰ったのか
詮子は帝を愛していたのですねえ
父の出世のために差し出されて、父のせいであらぬ疑いをかけられて引き裂かれた
「帝と私の思いなぞ、踏みにじって前に進むのがまつりごと」
「お命までも危うきにさらすとは」という怒り
兼家のとぼけた顔よ
「誰のお命のことで」は文脈からわかるんだから無理がないか
「懐仁とていつ命を狙われるか!」
「詮子様。お口が過ぎますぞ」「兄上は何もご存じないのですか! 嫡男のくせに!」
詮子が将来、道隆一家を追い落とす方に回る理由ができた
「薬師を呼びます」「いらぬ!」「薬など、生涯飲まぬ」
伏線っぽいセリフだなと思っていたら、後年薬をことわった史実があるらしい
「長い間の独り身ゆえ、痛ましいことだ」本当に詮子が寂しさからおかしくなってしまったのだったとしても、独身状態になったのは兼家のせいではないか
罪を共有することで結束が固まる
「何があろうと、父上をお支え致します」
道兼と父上の二人きりの秘密だったのに共有されてしまった、という指摘があってヒエェとなってる
兼家は道隆を「穢れなき者」にしておこうとしたけど、道隆はその上を行ったね、という指摘もあった #なるほど 円融天皇・満24-25歳
八月、花山天皇即位
おお三種の神器が
そういえば、即位時から「花山天皇」と呼ばれているのもドラマ向けですね
忯子は「斉信の妹」と紹介される
「為光の娘」と言われても「為光って誰」になるものね
忯子・満14-15歳
花山天皇の1歳下
十二年ぶりに官職を得た為時
長かった…
太郎が烏帽子かぶってるー!
いつの間に元服したんや
副音声では「太郎、改め惟規」
「ただ、陰陽師のように予言しただけじゃ」
「陰陽師」で安倍晴明をやったことのある役者さんだから、この台詞は視聴者サービスだな
乳母の手を握り「おまえにも世話になった」
酔ってる?
何年ぶりかで嬉しそう
まひろがバチバチしてたせいでもあるのでは?
「小さい頃はよく遊んでもらっていた」の回想が漢文の指南である
「明日になれば、まーた父上に腹が立つわ。きっと」
惟規・満9-10歳
花山天皇、やる気満々で革新的?
「関白の政が悪いからか?」←「関白には聞いておらん」
規則に合わせて一々着替えたりするのが面倒だからっていうのもありそうな気はする
頼忠・満59-60歳
「わしの意見など、聞いてはおらぬ」声が小さいのは元からだけど、意気消沈してるみたいだなあ
義懐は嫌な権力者だなあ
関白と左大臣と右大臣がそのせいで結託するのかと一瞬思ってしまった
右大臣「関白様がしっかりなさらぬゆえ! 義懐ごときが大きな顔をするのでございます」
関白「帝はやる気に満ちておいでだ。誰の言葉もお聞きにならぬ」
右大臣「いやいやいやいやいやいや」
左大臣「まあまあまあまあ」
「何とかするのがおまえらの仕事だろ(意訳)」「何じゃその言い方は」
政治的には対立する立場でもあるF4
「妹君の忯子様が入内されて」視聴者のために人間関係の復習
「帝と忯子様の仲は睦まじすぎて、おつきの女官らも顔を赤くするほどとか」
「今のところ忯子に首ったけらしいけど、そもそも帝のおなご好きはもはや病と言ってもよいからな」えらい言われようだ
「いつどうなるかわからんよ」冷静な斉信
「早いところ偉くなっておかねばな」関白の息子・公任、よい心がけだ
「やはり忯子様に皇子を産んでいただかねば、ですね」この時代はホントこればっかり
行成にはどう関係あるのかなと思ったら、花山天皇の母親=行成のおば、なのね→伊尹一家 花山天皇の子孫が栄えてくれると嬉しい立場か
公任・満17-18歳、斉信・満16-17歳、行成・満11-12歳
五節の舞姫の話
「収穫を祝う祭りの後の宴・豊明の節会で、未婚の舞姫たちが舞を捧げる神事」
猫、見本のような香箱座り
茅子と肇子の名前がここで出た
「権大納言殿」と「藤宰相殿」の娘であることが判明
花山天皇即位時のスキャンダルは口頭で
X/Twitterで指摘を見るまで気づかなかった
不覚
「今は弘徽殿女御に首ったけらしいが」忯子は弘徽殿女御か 穆子様がまひろを差し出すの⁉
前回、穆子様は味方だと思ってたのに
帝のお目に留まらない自信があるまひろ
まひろは特にショックを受けている様子はない
何なら、倫子と二人きりで話せたり、倫子に頼られたりしたことが嬉しいかもしれない
「変な自信がおありなのね」「はい。お目に留まらない自信はありますの」
倫子に文が来るのは父親が左大臣だからで、まひろに文が来ないのは父親が最近まで無官だったからでは?
今回は顔や姿を直接見られるわけだから、ちょっと事情が違うのでは
倫子「一生恩に着るわ」
今回の倫子はこわいなー
倫子をどう解釈していいか、自分の中で定まっていない
この日陰の感じはやっぱりこわい
「同じところで間違えない!」
「いん、じゃん」
「気楽に引き受けたまひろであったが」なんてナレーションにも言われている
ああ、為時は蔵人だから、帝の傍らという席にいる!
副音声「居並ぶ公卿や、殿上人」「色分けされた衣装。まひろは紫」
よそ見するなやとも思ったけど、まあ緊張するし、よく知ってる人がいると安心するよね
道長を道兼が起こした瞬間はグッジョブと思ったのだが、道長は結局また寝てしまってまひろに気づかないのであった
道長の阿呆ー!
ここだけ微笑ましい兄弟に見えたぞ
舞姫だって猛練習して臨んでるのに居眠りとは
道長と道兼に気づいたまひろ
舞が終わらないうちに倒れなくてよかった
舞の最中は頭が真っ白で「どういうこと?」から先に進めなかったのかもしれないなあ
あるいは、認識したくないとか
茅子評:道兼様は「思いの外いい」
「三郎君の道長様」駄目押しのように「道長=三郎」であることの提示
「道長様なの?」であって「なのですか?」ではない辺りにいっぱいいっぱい感がある
倒れるまひろ