各人の選ぶ歌のアンソロジー
#書いてけ
old title:好きな短歌
短歌でも俳句でも和歌でも歌でも詩でも
この歌詞が良いでもOK
短歌、これが好き
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嵐ふく空にみだるる雪の夜に氷ぞむすぶ夢はむすばず(藤原良経)
見るために両瞼をふかく裂かむとす剃刀の刃に地平をうつし(寺山修司)
世の中を何にたとへむあさぼらけ漕ぎゆく舟のあとのしらなみ(沙弥満誓)
生けるもの竟にも死ぬるものにあれば、此世なる間は楽しくをあらな(大伴旅人)
月草に衣はすらむ朝露に濡れての後はうつろひぬとも(よみ人しらず)
風かよふ寝覚の袖の花の香にかをる枕の春の夜の夢(俊成卿女)
桐の葉も踏み分けがたくなりにけりかならず人を待つとなけれど(式子内親王)
徒人の渡れど濡れぬえにしあれば また逢坂の関は越えなむ(在原業平)
白波の寄するなぎさに世をすぐす海人の子なれば宿もさだめず(よみ人しらず)
かくばかり経がたくみゆる世の中にうらやましくもすめる月かな (藤原高光)
わが庵はみやこの辰巳午ひつじ申酉戌亥子丑寅う治(四方赤良)
cFQ2f7LRuLYP.icon総評
順不同、甲乙付けがたい
和歌党につき和歌ばっかだが、寺山修司は短歌と最初に遭遇したところの作者なので忘れがたい
曲を含めるとフィッシュマンズがどっと出てくる。今回は割愛
述懐・無常を感じる歌が好み
sume.icon
織姫に技芸の上達を願うということで七夕のうたがすきです🎋えびはご飯としてすきです🦐
たなばたにかしつる糸のうちはへて 年の緒ながく恋ひやわたらむ 凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
きみにより思ひならひぬ世の中の 人はこれをや恋といふらむ 在原業平(ありわらのなりひら)
ハロー 夜。 ハロー 静かな霜柱。 ハロー カップヌードルの海老たち。穂村弘(ほむらひろし)
たなばたの星も女ぞ汝をおきて 頼む男はなしと待つらん 与謝野晶子(よさのあきこ)
七夕の歌なら「露くだる星合の空をながめつついかで今年の秋を暮らさむ」(藤原義孝)も好きcFQ2f7LRuLYP.icon
すてきだ🎋sume.icon
meganii.icon(いま読んだ短歌の本や歌集の中から)
「とりかえしのつかないことがしたいね」と毛糸を玉に巻きつつ笑う(穂村弘)
砂浜に二人で埋めた飛行機の折れた翼を忘れないでね(俵万智)
ゆらしてもそめても君という海がかならずとりもどす凪と青(木下龍也)
(お題)特別に幸せでなくてもいい、平凡でありきたりだけど穏やかな暮らしがしたいという気持ちを短歌にしてください。
きみがいまつまずきながら描いている地図は未来でだれかを救う(木下龍也)
(お題)私は春から新社会人になりました。まだまだできないことが多く、よくミスもしてしまいます。今後、 自分自身がうまく仕事ができるのか、職場で良い人間関係を築いていけるのか、そもそもこの仕事に向いているのかなど、毎日たくさんの不安に押しつぶされそうになっています。今はこんな自分ですが、 自分だけでなくまわりの人も幸せにできるような、 「未来への希望と勇気を持てる短歌をください。
かなしみは寒がりだからすぐきみの胸の暖炉に集まるんだね(木下龍也)
(お題)すぐに悲しくなったりつらくなったりして、楽しい日々があることを忘れてしまいます。憂鬱に飲み込まれているときでもひかりを思い出せるような短歌をお願いします。
絶望もしばらく抱いてやればふと弱みを見せるそのときに刺せ(木下龍也)
(お題)人生のどん底にいる人へ、一筋の光のような希望を与える短歌をつくってほしいです。将来、夢を叶えられなくて絶望したり、大切な何かを失ったりしたとき、生きていくために口ずさめる歌がほしいです。
私は春から新社会人になりました。まだまだできないことが多く、よくミスもしてしまいます。今後、 自分自身がうまく仕事ができるのか、職場で良い人間関係を築いていけるのか、そもそもこの仕事に向いているのかなど、毎日たくさんの不安に押しつぶされそうになっています。今はこんな自分ですが、 自分だけでなくまわりの人も幸せにできるような、 「未来への希望と勇気を持てる短歌をください。
久住哲.icon
元気でねと本気で言ったらその言葉が届いた感じに笑ってくれた(永井祐『日本の中でたのしく暮らす』)
怒りつつ洗うお茶わんことごとく割れてさびしい ごめんさびしい(東直子『青卵』)
あの人のいつもの席はのこしててくれないかしら喫茶店跡(枡枯井戸)
読みかたのわからぬ町を書きうつす封のうらより封のおもてに(光森裕樹『鈴を産むひばり』)
自転車のカゴというのはことのほか あの世この世の枯れ葉が入る(大橋弘『既視感製造機械』)
無人なるエレベーターの開くとき誰のものでもない光あり(小島なお『サリンジャーは死んでしまった』)
おしまひのティッシュペーパー引くときに指は内部の空(うつほ)もひけり(藪内亮輔『海蛇と珊瑚』)
ざらざらの夕陽は窓を突き破りしばらく僕をざらざらにした(松村正直『駅へ』)
廃村を告げる活字に桃の皮ふれればにじみゆくばかり 来て(東直子『春原さんのリコーダー』)
バンザイの姿勢で眠りいる吾子よ そうだバンザイ生まれてバンザイ(俵万智『生まれてバンザイ』)