シンジケート
英語名:Syndicate 略称:SY
2019年6月28日(金)に実装されたホームカミング後の「拡張セット:ノヴィグラド」で追加された勢力。
「コイン」を貯めるカードと消費するカードに分かれており、カード同士のシナジーが強く意識された勢力である。
シンジケートは現在存在する2重勢力カードのすべてに絡んでいる。
基本5勢力の特徴をすべて備えている応用的な勢力であるため、スターター・デッキは用意されていない。(勢力パックを購入するとそれに相当するカードがまとめて入手できる)
「シンジケート」という概念がWitcherにあったわけではなく、グウェントによる世界観の拡張によって生まれた勢力である。ノヴィグラドの犯罪集団は互いの縄張りがあったため、敵対しつつも共存関係にあったといえる。
Ver.4.0 で北方諸国のカルト組織「サラマンドラ」がギャングとして追加された。
「拡張セット:鏡の達人」で「炎の薔薇騎士団」のキャラクターが追加され、スワームアーキタイプが強化された。
「拡張セット:ウィッチャーの流儀」ではウィッチャーの流派は割り当てられなかったが、サラマンドラが増え、自己毒シナジーがアーキタイプとして本格サポートされた。
シンジケート固有のキーワード
利益(Profit):数値分のコインを稼ぐ。
謝礼(Fee):数値分のコインを消費してアビリティを発動する。勇躍つきの特殊な命令アビリティ。コインがある限り何度でも発動可能。
貢物(Tribute):プレイ時に数値分のコインを消費すると発動するアビリティ。強化版配備アビリティのようなもの。
恫喝(Intimidate):「犯罪」カテゴリーのスペシャルカードを使うと1ブーストするパッシブ能力。「成長」や「補給」のようなエンジン的キーワード。
備蓄(Hoard):数値分以上のコインがある場合、アビリティが発動する。「支配」のようなもの。
狂気(Insanity):コインが足りない場合でも、自分の戦力を数値分削ることで「謝礼」アビリティを発動できるパッシヴ能力。シールドで防いでしまうと発動しないが、アーマーは無視して直接戦力を消費する。
懸賞金(Baunty):この状態の敵ユニットが破壊されると、そのベース戦力分のコインを獲得できる。敵ユニットに対し、同時に2つの懸賞金を付与することができない。2つ目を付与すると、1つ目の懸賞金が消去される。
自己毒(Self-poison):ゲーム内の用語ではないが、味方ユニットを毒状態にすることで優位を得るアーキタイプ。「ウィッチャーの流儀」で本格サポートされるようになった。
シンジケート固有のカテゴリー
シンジケートは「ギャング」と呼ばれるカテゴリーを持っている。なお、「ウィッチハンター」はカテゴリーのひとつだが、ギャングには含まれない。
炎誓い(Firesworn):永遠の炎教団の宗教的権威とくっついている厄介な連中。どんどん増えるスワームタイプ。リーダーは教皇サイラス・ヘメルファルト。北方諸国との2重勢力カードを持つ。炎の薔薇騎士団もこのギャングに該当する。
割れ銭組(Crownsplitters):ドワーフのギャング。荒くれ者集団という意味で「恫喝」シナジーを持つカードが多い。リーダーはクリーヴァー。スコイア=テルとの2重勢力カードを持つ。
盲目結社(Blindeyes):物乞いや貧民、水商売従事者などの互助ネットワークであり、スパイ情報網でもある。コインを貯めやすい。リーダーは物乞いの王。ニルフガードとの2重勢力カードを持つ。
引き潮団(Tidecloak):ノヴィグラドの海賊。コインを多く貯め込むことで強くなる。シンジケートで唯一の女性リーダーであるグドルン・ビョールンスドウッティルが率いている。スケリッジとの2重勢力カードを持つ。
道化同盟(Cutups):カジノ経営を行っている猟奇的な犯罪集団。コインがなくても自傷してアビリティを発動してくるヤバい連中。リーダーはホアソン・ジュニア。モンスターとの2重勢力カードを持つ。
サラマンドラ(Salamandra):ゼルカニアの魔術師《アザール・ジェイブド》によって率いられている犯罪カルト集団。Witcher1 での敵勢力。アーマーと毒に関係するユニットが多い。
#勢力 #Witcherの世界観