ニルフガード
英語名:Nilfgaard 略称:NG
「ニルフガード帝国(Nilfgaardian Empire)」と呼ばれるように帝政を布いており、北方諸国の南方にある。Wicther の話はニルフガードの北方諸国への侵攻が背景にある。
単純に相手にダメージを与えて除去するだけでなく、封印したり、デッキを操作するなど、さまざま方法で相手のやりたいことを妨害する勢力。
「ミッドレンジ」と呼ばれるコスト6~9のカードを主体としたデッキがホームカミング後の主流だったが、最近はニルフガードならではの「HyperThin」と呼ばれる高圧縮タイプや毒デッキが増えている。
「拡張セット:ウィッチャーの流儀」では蛇流派が大幅強化され、「Clog(デッキ詰まり)」アーキタイプが追加された。
ニルフガードの特徴的なキーワード
配備(Deploy):「配備」アビリティを持つユニットが多い。
封印(Lock):相手のエンジンを止めるだけでなく、封印状態の敵ユニットを強奪または破壊するカードもある。
毒(Poison):拡張セット:オフィルの商人で本格的にサポートされた。封印と合わせ「状態ニルフ」と呼ばれるアーキタイプを作っている。
手札操作(Hand Manipulation):《ガレットのレソ》、《セリット》、《オーケス》のように互いが手札にいる場合に効果が上昇するものがある。手札のカードをデッキに戻すようなカードもある。
デッキ操作(Deck Manipulation):「ミル」と言われる相手のデッキ枚数を減らす戦術の他、「デッキの上から N 枚を観る」などと行った操作も行える。「ウィッチャーの流儀」では「ミル」の逆で、相手デッキに弱いカードを増やしてマリガンを妨害する「Clog(デッキ詰まり)」アーキタイプが追加された。
同化(Assimilate):自分のデッキ由来でないカード(入手したものなど)をプレイするとブーストするパッシヴ能力。
公開(Reveal):自分または相手のデッキ内のカードを1枚見て、それに対して発生する効果。ベータ時代だけでなくホームカミング後もアーキタイプになるほど強かったが、バランスが取りにくいという理由で大幅に減らされた。現在は部分的に残っており、「HyperThin」と呼ばれるアーキタイプのフィニッシャーとなっている。
密偵(Spy):相手の盤面に対してプレイするユニットによるシナジー。ベータ時代はニルフガードのお家芸であったが、ホームカミング後は長らくアーキタイプと呼べるほどサポートされていなかった。Ver.7.0 で本格サポートされた。ニルフガード帝国は密偵網に定評があった。
陰謀(Conspiracy):密偵状態のユニットをターゲットした場合に効果が上昇するアビリティ。
ニルフガードの特徴的なカテゴリー
諜報員(Agent):それほど多くなく、明確なシナジーは《ドードリック・リューマーツ》だけである。
兵士(Soldier):公開にかわってアーキタイプレベルでサポートされるようになったカテゴリー。騎士階級である《ティボル・エッゲブラフト》や《ニルフガード軍の騎士》も「兵士」であるなど、バランス優先で設定されているように見える。見方を変えればニルフガードの騎士階級は貴族というより職業軍人なので、そういう意味で「兵士」ということなのかもしれない。
貴族(Aristocrat):「拡張セット:オフィルの商人」で追加されたカテゴリー。毒や状態とのシナジーがある。
ウィッチャー(Witcher):ニュートラルに多いウィッチャーだが、ニルフガードには当初から専用のウィッチャーがいた。
戦術(Tactics):他の勢力でも使われるスペシャルカードだが、ニルフガードには専用の戦術カードがあり、戦術とシナジーするユニットも多い。
#勢力 #Witcherの世界観