ミル
英語名:Mill (粉砕と同じ単語)
相手のデッキの残り枚数を削ることで優位を得るアーキタイプのこと。
リーダーアビリティの「入れ替え」以前はニルフガードの「戦略的撤退」が専売特許としていた戦術であった。
グウェントにはデッキが尽きたら負けという敗北条件はないが、3ラウンドを戦う関係上、最終的にデッキの残り枚数が4~8枚程度まで減る。つまり、第2ラウンドまでで10枚程度相手のデッキを減らせれば、相手は第3ラウンドの手札がなくなり、こちらの勝利が確実となる。
ただし、ミル能力のあるカードは全体的にテンポが低くなっており「ミルはできたが勝てなかった」という試合も少なくない。相手がミル対策を知っている場合、勝つことは非常に難しい。そのため、ベータ時代ほど嫌われていない。
ミル側の基本戦術
手札差がついたとしても第1ラウンドに勝ち、第2ラウンドでも攻め続けて相手のデッキ枚数を減らすことを優先する。
この過程で相手のキーカードを消滅させたり、奪うことができれば、勝ちやすくなる。
ミル能力のあるカードが手札にくるかどうかが重要であり、運要素の大きなデッキである。
足りないテンポを補う手段を考えておくと良い。他のデッキではあまり使われない《インペリアル・ゴーレム》も、相手のデッキにユニットがなければ11点カードとして使用できる。
ミルされる側の防衛戦術
第1ラウンドに勝ち、第2ラウンドで勝負を決める。第3ラウンドの手札はないものとしてプレイする。
エンジンデッキを使っている場合は、第3ラウンドをロングラウンドにしてもよい。
いずれにしても第1ラウンドを相手に取られると、苦しくなる。
#グウェント用語