モノが少ないと快適に働ける
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土橋正著
ミニマリストのような体裁の本だが、自分からするとむしろ道具は結構多い。少し前の本ということもあるのかもしれないけど、でも、単純にモノを少なくしようという話ではなく、むしろ逆で「必要に応じてモノを増やしたほうがいい」という気づきを得られた。
単機能のアイテムを著者は好む。
「多機能」と違って「単機能」は、あれもこれもとはいかず、どうしたって一つのことだけに絞られる。それが結果として集中ということにつながっているのかもしれない。いわば、使うツールによって自分自身の思考モードのスイッチがカチッと切り替わるイメージ。/そして、これは私の場合だけかもしれないが、「単機能」の文具を手にすると自分自身、特に自分の脳が多機能になっていくのをすごく感じる。モノをこう使おうとか、ああ使おうといったことから解き放たれるので、そのぶん脳は「考え」、「仕事する」ということに集中できるからなのかもしれない。土橋正.モノが少ないと快適に働ける―書類の山から解放されるミニマリズム的整理術 (pp. 102-103). (Function). Kindle Edition.
最近自分もどんどん多機能から単機能にアイテムが変わっていってる。ぜんぶをスマホですませるのではなく、時間はかるなら砂時計だなとか、ラーメン食べるならラーメンどんぶりだなとか。そのほうが豊かになれるし、切り替わりを演出できるんだよね。
ツールを単機能にすればするほど脳は多機能になる(そしてその逆もありそう)というのは、ミシェル・ド・セルトーのような道具観にも通じる。
快適最小限
道具は道具を呼ぶ
パーキンソンの法則
ラフィーネ
マンスリー手帳
「する」だけだとしないが「いつ」を決めるとする
リストは時間の見積が苦手
時間を区切って考える
何もしない
アナログであることのメリット
積読