オオタキラジオ_2312
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231230
無変調やラジオ、罵声を吐く、昭和から綿々と続く交信妨害。思うと妨害は相手局がたくさんいる、昭和から平成の開局組に許された「娯楽」なのだろう。無線人口が激減した令和の学生局たちには、それができないし、したいとも思わないだろう。数少ない交信相手をこんな「娯楽」に消費しないはずだ。
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無変調による妨害の解決法は「スプリット運用」だ。無変調が始まると、私は受信の際、一つ上のチャンネルを受信する。この程度の操作なら、デュアル受信のできないモービル局でも対応してもらえる。妨害局が困惑していることがわかる。スプリット運用には思わぬ効用もある。妨害局の心理がわかるのだ。
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スプリット運用は「妨害する者の心理の見える化」をしてくれる。交信妨害するための無変調。スプリット運用が始めると妨害局は、私の送信に無変調を掛けるか、私が受信できないよう無変調を掛けるか選択を迫られる。いわば、私の口を塞ぐのか、私の耳を塞ぐのか。妨害局は私の口を塞ぎたいようだった。
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電波は、直進するのに困難な山などの障害物があるなら、その先に進むことはできないはずなのに、到底進むことを断念してしまう障害物があるからこそ、その先へと到達可能になるという。「それが山岳回折伝搬」と説明するのでなく、その現象が指し示すことを生き方、人生に対する態度に応用したい。
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「電波文化祭⚡️」は開催を諦めてしまう出来事があった。積み上げた積み木を崩されてしまう様な、自分が大切にしているものを奪われる様なことは、思えば子どもの頃からいくつもあった。無変調による妨害が初めてではなかった。自分にとって好ましくない出来事を利用し、前進せよ。山岳回折伝搬の様に。
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誰かが楽しんでいることを、成し遂げたいことを妨害できる趣味は、この無線以外にもあるのだろうか。交信妨害されたくなければ、PTTを押さず交信しなければいい。けれども、パウロ・コエーリョの一文を令和の学生局たちに伝えたい。
『船は港にいる時が、一番安全であるが、それが船の目的でない』
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無変調による妨害を受けているとツイートすると、「妨害をされる側にも問題がある」と妨害する側に寄り添うコメントをされる。これもまた、誰かが楽しんでいることを、成し遂げたいことを妨害することと同じだ。けれども、様々な妨害を受けた時に、自分が本当にしたいことに気づくことができるものだ。
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昨年夏に妨害を受けた時、「強力な無変調、狭山市から北東の川越方向」とツイートしたら、「私ではない」と反論してきた局がいた。この年末の「出力を可変させるか、モービル半固定による無変調」のツイートに、反論してくる局はいるのだろうか・・・
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231229
設計事務所開設直後の20代、家相・運命学の先生の建築士を兼ねた鞄持ち運転手をしていた。家相の良い家を建てたい施主に呼ばれて、先生に付き添い関東一円を回った。先生の観相は単に「玄関は辰巳(東南)方向が吉」「水回りは鬼門(北東)が凶」だけでない。気学(九星術)をベースにした観相だった。
一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星。生年月日により割り当てられる九つの星。昭和40年生の私は「八白土星」、昭和31・49年生も同じだ。「それぞれ違う特徴がある。長所と短所がある。なぜだかわかるか」と先生から質問されたことがあった。
助手席に座る先生は答えた。「お前の親父は大工だろ。確かに大工がいなければ家を建てることができない。だが、建築に携わる職人がみな大工でも、家は建てられないだろ。社会全体もそれと同じだ。それぞれが違う長所と短所を持たないといけない。俺の短所をお前が補っているように」と笑いながら答えた。
家相を観るために呼ばれるのだが、縁談の相談も受けていた。気学では「生年月日により、一白から九紫の九つの星が与えられる」「その星同士の相性がいい・悪いがある」という。縁談の相談を受けた時、先生の答えは決まっていた。「むしろ相性よりも、ふたりが同じ方向を向いてるかを大切にしなさい」
年末の2週間、無変調で防害されるようになった。その防害局と私との共通する要素があるか考えてみた。彼は無線が好きなのだろう。いや私以上に無線が好きなのかもしれない。「GGZさん、怒らないんですか」と言われる。怒らない理由は「相性よりも、それぞれが同じ方向を向いてるかが大切」だからだ。
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231228
「コミックマーケット103 #C103 のカタログには、出展者案内だけでなく、イベント開催のためのアイディアが詰まっている」と聞き、12/30-31の開催前にどうしても読んでおきたかった。アニメイト・ゲーマーズ・メロンブックスで販売されている。昨日、池袋で3店を回ってみたが、時はすでに遅し・・・ https://scrapbox.io/files/658c866464afac00236a55d0.jpg
「 #C103 を週末に控えたこの時期、カタログは入手できない」これがコミケか。コミケ入門者は早速、その洗礼を受けた。アニメイト・ゲーマーズ・メロンブックス、初めて入った3店。品揃えよりもお客さんの表情を観察した。それぞれ違いがあるものの、どのお店のお客さんも楽しそうだった。 https://scrapbox.io/files/658c86487c860400242d01c4.jpg
どのお店のお客さんも楽しそうだ。共感する者たちの集まり。まさに同人。店はそんな心地良さで満たされていた。これらの店での品揃えは商品だけでなく、来店したお客さんも品揃えの一つなのか。店がいつまでも継続していくための生命線は、商品の品揃えだけでなく、来店するお客さんたちもなのか。
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共感する者たちの集まり。無線の世界も以前はそうだった。そんな昭和の無線クラブを目指しR16FRを結成した。電波文化祭⚡️も「共感者」たちの心地良さで満たしたい。この「心地良さ」とは誰が作るものなのだろう。主催者と出展・発表者だけなのか、違う。参加者もまたこの「仕事」をしてくれなければ。
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コミックマーケット103 #C103 12/31(2日目)が楽しみだ。 アンビアンス。われわれ建築家は、いわゆる〈まち〉の雰囲気をあらわすのに、よくこの表現を使う。
アンビアンスは、人びとがある一定の領域の中に、おたがいに類似した情熱をもち合った時に発生する。
槇 文彦 『記憶の形象―都市と建築との間で』筑摩書房 1992
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231227
2023/12/26(火) #狭山の朝練 9交信。8市町、群馬・茨城・千葉・東京・埼玉の5都県。360qcpとハイスコアを更新。毎朝の無線を継続すること、放送局のように。この寒さの中、狭山からの信号が届くのかもわからない、遠くに富士を望む岬の展望台で、ハンディ機で信号を探ってくれる「共感局」があらわれる。 https://gyazo.com/b8f2b60e2e7ba9698aeebe7f1ac64f12
ハンディ機1台で開局する入門局、144/430Mが令和の入門バンドだ。なのにこの現状でいいのだろうか。「いいはずがない。変えるべきだ」と誰もが考える。ならばそれは誰の仕事なのだろう。「物事の85%は変えられないが、残りの15%は自らが変えられる」と聞いた時、それは私の仕事なのだと気づいた。
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数十年変えられない430Mの現状、他者に改善を期待することは「変えられない85%」。「自らが変えられる15%」が、 #狭山の朝練 だった。私に与えられた環境で可能な無線活動は、平日朝 06:30から90分、433MでCQを出すことだった。誰かのためにやり始めたことではなく、私自身がしたかったことだった。 https://scrapbox.io/files/6211f84d42cc04001dfc543a.jpeg
私が望む無線は「特別な無線ではなく、日常とともにある無線」だ。庭先に立てたタワーに架けたアンテナからの運用や、休日を活用してのフル装備の移動運用ではない。登校の準備を早めに済ませての運用や、職場に向かう車中から、一駅手前で降りての歩きながらの運用、たまたま訪ねた先での運用だ。
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#狭山の朝練 は、誰かのために始めたことではなく、私自身がしたかったことだ。信頼を裏切られ手放したことが何度もあった。それでも、もう若い時の様に閉局しないと約束した私は、部活に明け暮れたまるで高校生の頃の私のようだった。競いあう無線ではなく、支えあう無線を。 2023/12/27(水)
「物事の85%は変えられないが、残りの15%は自らが変えられる」
1局1局の15%が積み重なれば、いつか100%に到達するはずだ。
競いあう無線ではなく、支えあう無線を
CQ de JN1GGZ(42年前の高校生より)
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231226
コミックマーケット103 #C103 が2023/12/30-31に、ビッグサイトで開催される。今まで関心がない世界だが「コミケットの理念」を見て行きたくなってしまった。素晴らしい。 「コミックマーケットは同人誌を中心としてすべての表現者を許容し継続することを目的とした表現の可能性を広げる為の「場」である」
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コミックマーケット103 #C103 は、ジャンルで日にちが分かれている。アマチュア無線に関連のある「鉄道・旅行・メカミリ」(無線関係は本来こちら)と、「同人ソフト」(ソフトとか言いつつ自主製作ハードウェアや電子工作関係はほぼこちら)は、両方とも31日とのこと。31日の午後に出向きたい。(Tnx! 7K1UYJ , JA1UMW) https://scrapbox.io/files/6589d645acb662002477762a.png
初めてのコミケ、コミックマーケット103 #C103 のたくさんの出展者の中で、私がお会いしたことがある人は7K1UYJさん @7K1UYJ だけ。電波法令手続き・制度改定・アマチュアバンドプランなどの拙著頒布があるとのこと。10/1の「電波文化祭⚡️サイクル1」の時、秋葉原無線部のブースに行けなかったので嬉しい。 https://scrapbox.io/files/6589dabd66f4ca00247aa76c.png
「コミケはある意味特別な晴れ舞台な訳でして、マイナー分野の我々も大きな発表の場を作れるので楽しい」
なるほど、これがコミケの、イベントの役割なのか。この年末のイベントを体験し学び、3/24の「電波文化祭⚡️サイクル2」に活かしたい・・・
この出展者、ひらつかさん @jj5ety にも会いたい。
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「コミックマーケットに「お客様」はいません。コミックマーケットをとり行なうのはすべての「参加者」であり、内実を作っていくのも参加者です」「参加者全員はすべて対等であり、それぞれの立場でこの『場』に関わることをお願いします」コミケットの参加者の定義、ミッションも素晴らしい。
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知らなかった。コミケにはこんな素晴らしい文化があったのか。31日ビッグサイトに行けば学ぶことがたくさんあるはずだ。日々の無線活動の中から、無線がもっと面白くなることを『発見』するだけでなく、無線の外側の、今まで自分が関心のなかった世界も探求してみよう。
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231225
サンタさんからのプレゼント。大人になるともらえなくなるといわれるが、ここだけの話、私は何年か前のクリスマスにプレゼントをもらった。それは、とある事情により「3万文字の文書を書き続ける」というもの。それはとても辛く、その時はまさかサンタさんからプレゼントとは気づかなかったが・・・
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私には夢がある。私の夢は建築家になることだ。私の想う建築家とは、「芸術的な建築作品を次々と建て、その建築作品を通じてみなさまに喜んでもらう」という建築家ではない。建築作品を建てなくても「縁があって出会ったみなさまに喜んでもらえる」言わば、作品を創らない建築家だ。
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サンタさんからの「プレゼント」、子どもと大人は少し違うようだ。子どもへのプレゼントは「自分が欲しいもの」。一方、大人へのプレゼントは「自分にとって必要なもの」なのだ。「3万文字の文書を書き続ける」ことが私の夢を叶えるために欠かせないものだと、サンタさんは考えてくれたようだった。
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「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」燈台守がなぐさめていました。
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「ああそうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです。」
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2011年12月24日は、いつもとは違うクリスマスイブだった。サンタさんはさぞお疲れのことと思い、我が家では厚いおもてなしでお迎えした。
さんたさんへ
りんごけーきどうぞ
おちゃもどうぞ
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娘の初めてのプレゼントは、たまごっちだった。昨年のプレゼントは、私が欲しい無線機(705)と同じ位の金額だった。受験を年明けに控え、今年のプレゼントの希望はなかった。プレゼントのお願いを私たちに伝えるのではなく、直接、サンタクロースに伝えたのだと思う。
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231221
「家ができあがったら日本に帰ります」住まいてはアメリカでの暮らしは30年だと言った。あらかじめエアメールで送付した図面を基に、国際電話で打ち合わせをする。彼が電話しやすい午後6時は、私が電話に出たくない早朝4時。1回の通話は2時間ちょうど、そんな国際電話での打ち合わせは2年以上続いた。
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「昼になったら成田に向かいます」住まいてとは一度だけ日本に帰国していた時に会った。電話での顔の見えない打ち合わせは疲労を感じたが、彼の顔を思い浮かべた。彼は電話を終えると今日一日も終わりお休みになる。一方で私は、電話を終えると窓の外は明るくなっていて、私の一日が始まるのだった。
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この地球で
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交換で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
谷川俊太郎『谷川俊太郎詩集 続』思潮社 1981
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「なるほど彼の一日と私の一日は繋がっているのか」と自分の発見が愉快だった。「ぼくらは朝をリレーする」大好きな詩も口にした。高い鉄塔たちがリレーして送電線はどこまでも続く。朝焼けを背にし一層頼もしく美しい。「彼と私とを繋いでくれた通信線は、このチームかも」と誤解するのも楽しかった。
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231219
「無線の良さ」とは明瞭だ。出会うはずのないひとに出会うことができ、自分が知らないはずだった世界を見られること。考えるはずのないことを考えることができ、自分の知的領土を広げられること。私は学ぶだけではない。私が学び大切だと思うことを、私は誰かに伝えることができるのだ。
無線での交信や出会いは偶然だという、そこが無線の楽しさともいう。けれども、その偶然の中にいくつもの「必然の出会い」が紛れ込んでいた。スマホの電話帳を開くと、相手の名前よりコールサインが多く並んでいる。コールサインを持つ友は、私の「一生の友」なのだ。
21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい・・・そんな思いを共有できるみなさまと「電波文化祭⚡️」を開催したい。まずは私たち自身が楽しいことから。無線家は『消費者』ではなく『開発者』であること。
誰とでも交信できるバンド「電波文化祭⚡️サイクル2」
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231218
ちょうど到着した寒川神社の駐車場から、体験運用で海老名市移動の中学校無線部に応答した。相手は免許のない中学1年生、免許取得するか思案中とのこと。レポート交換し名前を伝えるだけでない、何かメッセージを伝えたい。受信しながら考えた。「私は中学3年の時に資格をとりました。43年前です・・・
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「無線が楽しくて無線の知識を活かした仕事をしたかったのですが、私は家を作る仕事を選びました。最近中学校の授業で『バリアフリー』を習うそうですね。ここ寒川町の家族さんから、車いすで暮らしやすい家を依頼されました。車いすの暮らしのバリアとなる、段差や狭さをなくす(フリー)ようにと」
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「バリアフリーの仕事で一番大切なことは、『一人一人から話をよく聞き、その人にぴったりな家を作る』こと。この『聞くこと』の大切さは、無線から学んだと気づいた時、私は驚きました。無線とは関係のない建築なのに。私は中学生の時に無線に出会えて幸運でした。○○さんにも無線をおすすめします」
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231217
埼玉の山々に限らず、神奈川・東京・群馬・栃木・茨城まで、関東の山々が見えるのは当たり前だと思っていたが、これは狭山市ならではのこと。冬の晴天の日曜日、改めて感謝してしまう。入間川に掛かる3つの橋から撮影し、山の名を調べてみた。無線は山と結び付きが大きい。
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2023/12/17 入間川に掛かる3つの橋(昭代橋・狭山大橋・いるま大橋)より
狭山市からはちょうど真西、42km離れた標高 2017mの「雲取山」は、特小(10mW)でも交信できる。「御前山」を間違えて雲取山だと思っていた。ひとり立つ左右対称のプロポーションが、雲取の名にふさわしいと思ったから。左隣りは座ってみたくなる、背もたれ付きの椅子のような「大岳山」と対に見える。
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雲取山は、鷹ノ巣山(1736m)でもなく、川苔山(1363m)でもなかった。川苔山の右側に隠れるように見えるのが、本当の「雲取山」だ。遠慮がちな標高 2017m。右側もまた蕎麦粒山(1473m)で隠されてしまい、入間川に掛かる3つの橋(昭代橋・狭山大橋・いるま大橋)からは、昭代橋からしか見えなかった。
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231215
「◯◯山脈って、強そうな名前なのに標高が低くて笑っちゃった」「地図帳はすごい。平面なのに高さも表現できる」年明けからの受験を控えた娘は、ここに来て急に地理が面白くなってきたという。ソファーでうたた寝の家内は、その山脈の名前を聞いたが忘れてしまったと。
◯◯山脈・・・気になる。
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231214
無線イベントを「再設計」せよ。誰とでも交信できるバンド「電波文化祭⚡️」プロジェクト
「電波文化祭⚡️」は取り止める
・無線公開運用 ←⚡️サイクル2
・長い基調講演(2人/2時間)
・ジャンク販売
・ステージでの音楽演奏
・開会時の形式的な挨拶、表彰式
・出展料・出展説明会・出展受付の締切
「電波文化祭⚡️」に取り入れる
・「モノづくり」のきっかけとなる出会い
・出展者と参加者の距離を短くし気軽に相談
・無線ならではの「遊びづくり」を提案
・出展・発表のハードルを低くする
・出展・発表の失敗が許される雰囲気づくり
バリアフリー「出展者・発表者・運営者」のバリアをなくす
・発信するのは出展者・発表者だけ。参加者は発信せず、アイボールのみ。
「電波文化祭⚡️」では↓
・ただのアイボール会にしない。出展・発表のハードルを低く、参加者も発信できる。
・出展料・参加料は無料にする(開催費用はドネーション)
今朝の朝練 #r16fr にブレーク。「たくさん並ぶ自動販売機の前から」と聞いたが、まさかこんな面白い場所があるとは・・・「想像の斜め上」ってこういう時に使うの言葉だな。中古タイヤ市場 相模原店 自販機コーナー。相模原市緑区は、私の狭山市より南 35km。 https://gyazo.com/724ecb52a235390ead218b14a25f564a
懐かしい。土曜日に近くを通るので寄ってみたい。朝練 #r16fr 継続してよかった。無線の面白さって、伝搬や工作などと難しいことばかりでなく、「日々の生活を面白くする」ことの共有にもある。私が楽しいと思うことをあなたに伝えたい。「電波文化祭⚡️」にも持ち込みたい。 hr.icon
231213
正義を主張し他者を批判するポスト、その目的はなんだろう。SNSは無線の代替というが、それ以上に無線の可能性を萎縮させているように思う。批判ではなく創造する力を持ちたい。松ぼっくりをゴミと見るのではなく、大切なものと感じとれるような想像力を・・・
https://gyazo.com/8dfd667a472ecce99a33020e5523242e
時代とともに捨ててしまうものの中にも、
大切なものや美しいものはたくさんある。
エリック・サテイは雑音を、
利休は藁すさを、
そして芥川龍之介は単語を。
普通なら捨ててしまうものを美したのは、
今は亡き天才たちの美学の共通するところである
出江寛『数寄屋の美学―待庵から金属の茶室へ』鹿島出版会 1996
他の建築家なら気づかないことや、切り捨ててしまうことを、
今の時代が不要だとし、切り捨てようとしているものを、
街並みのささやきや、家族の気配のようなものを、
私はそれを発見し、それを形にし、「空間」とできる想像力を持ちたい。
私でなければ、できない仕事をしたい。
https://gyazo.com/70b4edc1c89ce8af422a5a3cfbce5a34
すでに我々が知っている無線のイベントを超越したい。
誰とでも交信できるバンド「電波文化祭⚡️」設計せよ。
いつからかメディアが「障がい者」のことを「チャレンジド」と伝えることが多くなったと、車いすユーザーの友人と話したことがあった。「チャレンジドを調べてみた」とbFaaaPの弁理士(というより開発者)が、興味深いことを教えてくれた。彼の考察に深く共感した。以下、彼のブログからの引用だ。
https://gyazo.com/474e1d068bcafa39627b8127d16e9938
日本語で「チャレンジド」というと、 英語も「challenged」と思うかもしれませんが、 英語では必ず「the challenged」となります。一人のチャレンジドは「a challenged」ではないのです。
https://gyazo.com/d510bde6314375ea3c7634273366212f
「challenged」というと英文法的に何を思い浮かべるかというと、「受動態」かな?と思います。He is challenged. みたいなものですね。
https://gyazo.com/ad49533dd311dd7a4878aad0b7a38b9b
では、能動態でこの文を書くとどうでしょうか? It challenges him. ですね。この時「It」は、なんだろうと思いますよね。
https://gyazo.com/10badd10678f9b262d843b4be2049355
私は何年か海外にいましたが、文化的な背景とかもあるのでしょうが、この「It」には何か人間の力の及ばないもの、 例えば「神さま(仏さま)」のような超越的な力を感じます。
https://gyazo.com/a7fbd6b9d0fd88a1beddbc0f6c824fdf
なので、神さまから挑戦を受けた人、課題を与えられた人というようなニュアンスが、乗ってくるような気がします。
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ではこの「the + 形容詞」は、単数形で受けるのでしょうか? これは学校で習わなかったような気がしますが、 「the + 形容詞」は多くの場合、複数形なんですね。
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つまり、もう一つ重要なメッセージが、「the challenged」には含まれていると思うんです。
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「the challenged」は、「神さまからチャレンジされたのは、君一人ではないんだよ。他にも仲間がいるんだよ」と、言い換えられるかもしれません。
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231212
「自作の楽しさや喜びをたくさんの方に体験してもらいたい。特に、若者のチャレンジャーを支援したい」自作派ハム JL1WSK@埼玉さんが、電波文化祭⚡️サイクル2に出展いただけることになりました!
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出展者・発表者と出会うために、タイムラインを眺め、イベントに出向き、雑誌を読んだ。電波文化祭⚡️の成功は「出展者・発表者」にある。成功のためというより、私自身が見たいモノ・会って直接話を聞かせてもらいたいヒトに依頼をしているのだと気づいた・・・
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231211
まさに「光の糸電話」。狭山市の入間川「いるまがわ大橋」から「狭山大橋」までの距離:1.3km間「光望遠鏡通信実験」は、「メリット5」で通信できた。春か来たかの様な暖かな日曜日、狭山大橋の歩道の上。カメラ型受信機から「卒業写真」が流れ出すと、感動するというより、HMQとふたり笑い出してしまった。 https://youtu.be/D02a9-NSxeQ
ハイ・ファイ・セットの「卒業写真」、実験では笑いながらこの曲を聴いたが、改めて聞くとこみ上げてくるものがある。中学3年で開局し、高校時代はサイクル21と重なり、地球を小さく感じた。なのに卒業後、建築の仕事を始めると「バブル景気」、仕事にやりがいを感じ始めると無線をあっさりと捨てた。
https://gyazo.com/b61ea3105a97e5412b4a93b7dac17197
1985年「バブル景気」で賑わう建築業界。深夜ひとり設計事務所に残る時、無線をしたいなどと思うことはなかった。深夜1時前、予定よりも遅れ新しいA2版のトレペを製図台に貼り、次の現場の製図を始める。何本もの線が重なっていくと、次第にその建築が姿を表してくる。この嬉しさには既視感があった。
https://gyazo.com/c8947c2d65f692df27278e9b7071d302
そうだ。FT-102のダイヤルを何度も行き来させ、ノイズの中からDXが浮かんでくるあの瞬間だった。建築をもっと学びたくなり、設計事務所を2年半で退社。それから20年無線をしたいとは思わず、学生時代に無線に熱中したことを無駄だったとさえ思った。建築の仕事に活かされていることに気づけなかった。
https://gyazo.com/2157ce3da2e382630434e7436ffa8b9a
https://youtu.be/HxmhdiDdMAU?si=FfX2VfVMWvMpiesZ
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231210
2023/12/10(日)、狭山市の入間川「いるまがわ大橋」から「狭山大橋」までの距離:1.3km間「光望遠鏡通信実験」を開催します。#FTR105 (光モールス・ボイストランシーバ)屈折望遠鏡光送信機から信号された、624nmの赤い光の明滅は、この距離まで到達するだろうか。まさに「光の糸電話」。 https://scrapbox.io/files/65508a22dc5cc80021874dac.jpeg
12/10(日) #サンパーク奥富 (狭山市)にて、「電波文化祭⚡️もくもく会」を開催します。今回は入間川に架かる2箇所の橋にて、望遠鏡やカメラを使った「光通信実験」します。 11/19(日)にこの実験をしましたが失敗でした。もう一度挑戦します。 https://scrapbox.io/files/647d7f57faeecb001cf5575c.jpeg
R16FRのコアメンバーだけでなく、さやまサークル、学校を超越する無線部、最近知り合い遊びに来てくれる方など、15名ほどが集まります。3/24は年を越したらすぐですよ。21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい・・・「電波文化祭⚡️プロジェクト」に参加いただける方、ぜひいらしてください!
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231209
ひとり旅には私の流儀がある。「計画を立てすぎないこと、偶然に期待すること」「ホテルではなくホステルを選ぶこと」「関心がなかったことを何かひとつ学ぶこと」「地元の人たちと交流すること」そして「その後の仕事に有形無形に役立てること」。 2019年12月の徳島への旅もこの流儀に従った。
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「計画を立てすぎないこと、偶然に期待すること」行き当たりばったりの無計画の旅。事前に決めておくことは、徳島への到着時間と出発時間、宿泊先だけ。初めて来た徳島駅をまずは歩く。どこからかピアノ演奏が聞こえてくると、その方向へと進む先を変える。旅行者を歓迎してくれたのは STREET PIANO。
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徳島駅から出て街を歩き出した。ホステルは駅から少し歩いた所にある。新しいものと向かい合った時「類似と差異」をまず読みとる。12月の徳島の空気に驚いた。南国を感じさせたのは空気だけでなく、広い街路からも。明日の計画はホステル到着後に立てよう。良くも悪くも「思い出」ができればいいので。
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「ホテルではなくホステルを選ぶこと」ホステルを選ぶ理由は安いからだけではなく、ラウンジ(旅行者が集まれるスペース)で、他の旅行者やペアレント(施設管理者)と交流できるからだ。このホステルは若い外国人旅行者が多く、旅行者というより徳島に「暮らす」彼らは、ミニマリズムに徹していた。
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オーストラリアから来日し四国のお遍路をしているという旅人は、ラウンジ脇キッチンにスーパーのタイムセールで買ったきた食材を並べ、夕食の調理を始めた。ミニマリズム、豊かなものを求めるのではなく、必要最小限までに省略するライフスタイルを、この旅人から、ここ徳島の「住人」から学び直した。
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「関心がなかったことを何かひとつ学ぶこと」ラウンジのソファーで「徳島市 散歩」と検索すると、「阿波十郎兵衛屋敷」を見つけた。徳島駅からバスですぐに行ける所にあり、毎日「阿波人形浄瑠璃(じょうるり)」を上演しているとのこと。今まで縁のなかった人形浄瑠璃を明日は見ることにしよう。
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「母を探しています」という娘が偶然訪ねて来たのに、自分がその母であることを伝えることができない。すぐにも母だと名乗り、抱きしめたいのに・・・。「傾城阿波の鳴門」巡礼歌の段の泣かせる場面だ。ひとつの人形は 3人によって演じられ、脇には義太夫と三味線の 2人、計 8人による人形芝居。
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「帰りたくない、なにやら母のように思われる。ここに置いて下さい・・・」
展示室では地元のボランティアさんが、手作り感満載に説明してくれたのも嬉しかった。徳島の人々は何百年もの間、自然に寄り添う暮らしの中で、どこにも増して人形浄瑠璃という芸能を大切にしてきたそうだ。
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「地元の人たちと交流すること」旅先では撮影だけを優先してしまい、誰とも話さないままになりがちだ。地元の人と交流したいと思い、徳島駅のひとつ手前のバス停で下車した。西日さす商店街を歩いていると、「まちなかデザインラボ・とくしま建築学生スタジオ」を見つけた。面白そうだ。入ってみよう。
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建築科の学生さんにコーヒーをいれてもらう。私は旅行者としてではなく同志として、建築家を目指すおふたりと(彼らには迷惑だったかもしれないが)、長く話し込んでしまった。おふたりは大学2年生とのこと、私との年齢差は35才。建築に対する想いをお互い共感できたのが、何よりも嬉しかった。
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学生さんと別れるとホステルに戻った。徳島発の深夜バス発車時刻は22時過ぎ、新宿には翌朝6時に到着する。それまでホステルのラウンジで待たせてもらう。ラウンジで仲良くなった旅人が「夜の徳島を案内したい」という。夕食も付き合ってもらうことになり、思い出がもうひとつ増えることになった。
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この旅人の出身は東京だという。関東から徳島に出張に来て、ここに徳島が気に入り根付いてしまったという。彼の知識の広さには脱帽した。私はといえば建築の話しかできず、知識をもっと増やさないとと実感した。知識を増やすためには、たくさんの人たちと交流することに尽きるのだろう。いつの時代でも。
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「その後の仕事に有形無形に役立てること」この旅で学んだことをその後の仕事に繋がるようしたい。目に入ってくるもの全てにではなく、心の琴線に触れるものに対し、取材するようにたくさんの写真を撮り、メモを取りながら歩いたのは、いつの日にかアウトプットするためだ。
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この徳島の旅で得たもの、出会った人たちから学んだことを、すぐに仕事に活かすことは難しい。まずは自分の感じたことを、記事にして他者の目に触れられるようにしておくこと。私が楽しかったこと、私が学んだことが、いつの日にか誰かのために、有形無形に役立つことを願う。
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231208
私が無線と出会った場所、通っていた狭山市立東中学校が閉校し、解体されることとなった時、その前にと同窓会が開かれた。35年ぶりに同級生と再会し、当時を懐かしむ様に校内を歩いた。体育館脇に柔道場があったのは忘れていた。柔道場の壁に掛かる「自他共栄」の書、当時の私の目には映らなかった。
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自他共栄とは「互いに信頼し助け合うことができれば、自分も世の中の人も共に栄えることができる」という意味だ。モハメド・アリの言葉が思い浮かんだ。
他者に貢献することは、この地球でのあなたの居場所に払う家賃である。
Service to others is the rent you pay for your room here on earth.
Muhammad Ali(1942 - 2016)
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病との闘い。引退後にパーキンソン病にかかり、長い闘病生活に入った。
公の場に出る機会は大きく減ったが、難病の中でも社会に対してメッセージを発し続けるアリへの評価は、アメリカ社会そのものの変化もあってむしろ高まっていった。
1996年7月19日、アトランタオリンピックの開会式で聖火を聖火台に点火。
この開会式では聖火台の点火者は当日まで秘密にされていたが、女子水泳選手のジャネット・エバンスが、点火台まで聖火のトーチを運び上げた時、アリは彼女からトーチを受け取り、病気のため震える手で点火用のトーチに火を点けた。
この時、1960年のローマオリンピックで金メダルを得て帰国直後に、レストランにて黒人である事を理由に入店拒否され、メダルを川に捨てたというエピソードが紹介され、改めてアトランタの金メダルが彼に贈られた。
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新しく始まった中学3年の4月、「資格があるだけじゃない。俺はコールサインを持っているんだ」隣りの席は東京からの転校生、彼のコールサインはJM1TVZ。アマチュア無線、電話級、トランシーバ、どこまでも届くという電波。放課後彼の家に行くと彼の父がいた。私が出会った最初の「無線家」だった。
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テレビアンテナと無線のアンテナの違いがわかる様になると、東中学校への通学路周辺には、無線を楽しむ人がたくさんいることに気づき驚いた。学生服のまま訪ねると「無線機を見ていくか。上りなよ」と、どの無線家も歓迎してくれた。コールサインを持つ者は、良き社会人なのだ。そして親切なのだった。
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当時の無線家たちに何の恩返しもしなかった。でも彼らは恩返しを求めていなかっただろうと、今の私にはわかる。恩を返すべくは「次の世代の無線家たちへ」なのだ。体育館脇の柔道場の壁にあった「自他共栄」とは、このことか・・・アマチュア無線に虜となった1980年の中学生も、今では還暦が目の前だ。
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「コールサインってのは、アマチュア無線家だけが持ってるんじゃない。テレビ局、ラジオ局、飛行機も、それぞれのコールサインを持っている」「だから無線家は放送局の様に、自分が発信する電波に責任を持たなければならないんだ」「コールサインってのは、もうひとつの君の名だ。君は何を放送したい」
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231206
2021/12/3(金)夕方。帰宅すると「JN1GGZ」の免許状が届いていた。再開局しようと思ったものの、さてどうしよう。わからないまま週末を過ごした。いつまでも無線への楽しさを持ち続けるための「何か」が必要だと感じていたが、わからない。とにかく毎朝、430Mで「CQ」を出すことを「仕事」にしよう。
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2021/12/6(月)6時00分、いつも通り家を出る。自宅→入間川を横断→国道16号の交差点→6時8分、狭山市駅前に到着し娘を見送る。6時10分、いつも通り事務所に到着する。この時期、窓の外はまだ暗い。事務所に到着すると無線機の電源を入れる。ディスプレイは 433.00 を表示する。
2021/12/6(月)6時20分を過ぎる。PTTを押せない。静かなメインch、時たま聞こえてくるのは、フレンド局を呼ぶ「CQローカル」ばかり。それではいけないと思っていたから、毎朝430Mで「CQ」を出すと決めたのに・・・。42年前の中学3年の12月、開局したばかりの12月をふと思った。
6時30分を過ぎても、やっぱりPTTを押せない。「毎朝のCQなんて無理だ。止めよう。明日からにしよう」いや今やらなかったら、この先絶対しないはずだ。今までそうして失敗してきた。入門バンドは433Mだ。わくわくしながら無線機の前で待っていても、「CQローカル」ばかりだったらどう思う・・・。
1エリアの433M、静かなメインchに比べ、年末一層賑やかなサブch、聞くとどの局もコールサインを言わないお名前局ばかり。これ以上、逃げるはやめよう。必ず味方はあらわれる。仕事でもそうだった。信じよう。
2021/12/6(月)6時36分 「CQ CQ CQ こちらは JN1GGZ。ノーカードでお相手お願いします」
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朝練スタート:2021/12/6(月)6時36分
記念すべき最初の交信 0638_0642 北区 JS1
続いて 0644_0647 新宿区 JH1
2局と交信できた! とにかく、とりあえず、交信したぞ。逃げるようにすぐに、FT-857の電源を切った。
2日目は迷いがなくなった代わりに、呼ばれるかの心配の方が大きかった。
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2021/12/7(火)6時20分
呼ばれた! 0622_0652 坂戸市 7K4
よく433Mで声を聞く局、色々と教えてもらい長い交信となった。
12/8(水)3日目、3局。
12/9(木)4日目、5局。
12/10(金)5日目、8局。
次の週も続くこととなった。毎朝のこの「仕事」を、私は朝練と呼んでいたことに気づいた。
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2023/12/6(水)
2021/12/6(月)にスタートした朝練、3年目に入ります。
2年前は、FT-857Dだった。
CQ de JN1GGZ(埼玉県狭山市より)
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231203
今日は会場取れずもくもく会はお休み。自宅で一日、電波文化祭⚡️のページ編集します。
ふさわしい英単語がわからない。詳しい方教えてください・・・
ミッション:Mission、プロダクト:Product、プロジェクト:Project。
無線体験運用:?
モノづくり:Make?
遊びづくり:?
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電波文化祭⚡️ならではのメリットは、ハムフェアに比べて来場者が少ないこと。このメリットを活かして、LT(ライトニングトーク)デビューしませんか。出展者も出展するだけでなく、そのプロダクトを開発するに至ったきっかけや、メイキングストーリーのご紹介お願いします。
2時間の枠なので、12〜15人の方にお願いしたいです。現在、7人がLT(LT(ライトニングトーク))してくれます。うち一人は中学生局、「無線入門のきっかけとなった、ARISSスクールコンタクト」のLTしたいと。 hr.icon
231202
「JJ1RUX のびぞう工房」のプロダクトは素晴らしい。アンテナや無線機、周辺機器を自作する人を見かける中、ありそうでなかったプロダクトを「3Dプリンタで作る」というより、無線家たちが潜在的に持っていた需要を、「発掘」しているかのようだ・・・ https://scrapbox.io/files/656a75acf2cd6f00249804ab.png
「これまではマイペースでヤフオクに出品していましたが、今回初めてイベント会場で頒布させていただきます。ぜひ皆さんと、こんなモノ「あったらいいな~」を直接、いろいろ妄想できることを楽しみにしています」
「机に置く時は寝かせたままのハンディ機」に疑問を持ち、無線家の問題として捉える。「立たせる」ためのデザインをし、プロダクトに仕立て解決する。デザインとは美しいことではなく、デザインとは「私たちの問題を解決」すること。
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「デザイン」とは、美しさを求めることではない。普段気にしていないことを見つめ直して、問題を発見すること。デザインとアートを別の言葉として捉えること。アートとは自己表現であり、デザインとは「私たちの問題を解決」すること。美しさは問題を解決した先で待っている。
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Design solves a problem.
私たちはみな人生を途中で終えてしまう運命を持つ。「永久の未完成これ完成である」は、「問い続ける姿勢こそが大切なのだ」と賢治はいいたかったのか。ひとりでは実現困難な「プロジェクト」を、思いを共有できる仲間たちが集まり成功させる。誰とでも交信できるバンド「電波文化祭⚡️サイクル2」で。
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- Cooperation Makes It Happen.
コロンブスの卵(Egg of Columbus)とは、どんなに素晴らしいアイデアや発見も、ひとたび衆目に触れた後には非常に単純あるいは簡単に見えることを指す成句である。
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231201
今朝は早起きをして(というより眠れなくて)、2024年3月24日(日)開催の「電波文化祭⚡️サイクル2」のスターティングメンバーをまとめ、大切なページをトップページにピン留めした。各ページとも大幅に修正したが、思考の速さに追いつく編集はScrapboxならではのこと。スクショを残しておこう。 https://scrapbox.io/files/6568eba0b7d5aa00244ea516.png
「電波文化祭⚡️」も2回目なのだから、正式な出展要項を書こうと思ったがまとまらない。その前にやるべきことがあった。「電波文化祭⚡️」の構造の可視化だ。今朝はここまで。
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「電波文化祭⚡️」の Mission(ミッション)と、Why(なぜ)・Who(誰が)・Whom(誰のために)・What(何を)・How(どのように)・When(いつ)・Where(どこで)・Cast(出演者)。
埼玉県狭山市だけでなく毎月どこかの地で、「電波文化祭⚡️」が開催されたら嬉しい。
「JP1」の発給が見えてきた。JP1B:1982/9 → JP1W:1983/10、この頃の1エリアは1年で1Prefix進む。
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そして1987/11に「私をスキーに連れてって」。私はこの時代をまったく知らない。無線よりもわかり始めた「建築」が面白くてならなかった。当時の私が、今の私を見たらどう思うだろう・・・ 1980年代のアイドル的な存在、沖田浩之さん「JI1TQE」に出したSASEが戻ってきたという・・・
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