情報科学におけるOSSの取り組みと百科全書の成り立ちは構造が似ている
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from 「ポスト資本主義社会」は機械学習によって飛び越えた
知の高速道路的な概念
? 情報科学におけるOSSの取り組みと百科全書の成り立ちは構造が似ている
/nishio/OSSは百科全書
情報科学は分野をまたぐ学問なので、知識が事業と密結合していない
だからこそ、情報発信が活発に行われる
? 知識が事業と密結合している領域では、情報が公開されにくくなる
これは仮説だけど、構造的な問題かもしれない
例えば寿司職人とかは旧来までは見学して、コメに触れるのは〜みたいな感じだった
だけど、最近は世論的なのはもちろん、技術によって打破されている感じはする
YouTubeで寿司の握り方をトップから学べるとかは、トリクルダウンはお金ではなく、テクノロジーやモノという形で起きるみたいな
それを可能にしているのが、スケーラリビティを持つ動画
スマホはついに万人が持つものとなった今、テクノロジの本質は民主化と言い切れるのではないだろうか
OSSにしようとかでも、情報を公開することで中間層に検証のコストを負担してもらうが出来る
それは錬金術師が元素表の完成を早めたのも同じようなものだと思う
そういう意味での百科全書は、情報を隠すことはリスク メモ - fladdict.netみたいなものを感じる
それが最終的に、中間層の知識獲得を押し上げる要因になった
百科全書ではフランス革命に繋がったけど、現状の情報科学では、最強の可視化問題とかに繋がってると思う
大きな目線で見ると、命題はフリーになりがたるだし、コモディティ化は避けられない
エントロピー増大
ただ、「スタンダードプロダクツ」に対する批判ではたびたび言及したように、マスにとって、全体にとってはいいことになる気がする