2024年10月の更新ノート
(読書ノートもここでいいのでは?)
Cosenseの小さく分けるコンセプトには反するが、なんとなく一緒にしても運用上困らない気がしてきた
そもそも「読メモ」と読書ノートは同一のカテゴリでは?
(知的)活動ノート、というので統合できないか?
こういうのはCapacitiesやTextboxで良いのではないか?
更新
読メモ
手法を作る、育てる、という考え方
そのためにどう「設計」すればいいのか
おそらく書籍のもとになっているデータ
日本では大人になっても「勉強」観をアップグレードすることなく、学生時代の延長でそのことを捉えている人が多い。「勉強」といえば、受験のための勉強、資格のための勉強、語学の学習といった狭義の意味で捉えられがちで、勉強は目的を達成するための手段という考えに疑問を挟まない傾向がある。
幼少期の子どもは、誰もが「つくる」ことを意識しないままにつくる。しかし、思春期になると、「つくる」という行為自体が気恥ずかしくなることに加え、スマホやゲームをやる時間が増えて、つくることから遠ざかる子が多い。さらに、つくることができるのは選ばれた特別な人であり、つくったところでそんなことでは食ってはいけないと大人たちから入れ知恵をされて、ついに断念してしまう。こうして、いつの間にか、生命の前景にあった躍動が、人生の後方へと静かに消えていくのである。
しかし、私たちが過去の地層の中に置いてきた「つくる」ことは、現代の競争社会への抵抗手段となり得る。なぜなら、つくるためには身体を使った試行錯誤が必要で、その際には、環境に対して入出力のループができ、自分の身体と世界が直接つながっていることを感じることができるからである。これは、自身の身体理解を深める経験であり、それが自己認識につながることで、人生を支える軸のようなものが体感できるようになったとしても不思議はない。
全体的によくわかる記事。
特に、特定の事柄を思い出すときに、数字がキーになっていく感覚がよくわかる。
リビルド
動画が1フレームずつではなく、一気にできあがるという話しが面白かった。
黒魔術
CVSファイルでプロジェクトリストを管理する
プロパティの種類
Name
Target timeframe for completion
My chief collaborator / partner-in-crime (if not myself)
Context or space in which it is naturally categorized
Current status (eg. waiting on someone else, just an idea, archived)
💡 Ready
⏳ Waiting
🧐Clarify
🗄️ Archived and ❌ Rejected
Approximate ‘T-Shirt’ size for how large the effort will be, and
Supporting material / notes.
‘ALPS’ (Archives, Log, Projects, Spaces)
その他の記事
With the living room I always had an inspiring vision of the end result. Without consciously knowing it, I had captured what truly resonated with me about the project, found a way to do it, and just did the thing. I’ve since discovered that with just a little discipline, this same magical experience can apply to almost any task I need and want to do.
リビングルームのにほどきは心躍る作業だった。それは「最終結果についての感動的なビジョンを持って」いたから。
「アーカイブ」の捉え方が参考になった。
ログとの違いもよりソリッドに立ち上がりそう。
この場合、CSS設計上のコンポーネントの多くが、デザイナーの頭のなかにあるイメージと非対称的な構造になっている。エンジニアの頭のなかにしかない、元のデザインを独自に解釈した「別物」を作り出してしまっている。つまりこれでは、変更に対応できるかという以前に、現状に対応できていない。今のデザインが正しく表現されていない。
ページはもっと「一緒くた」になっていると考えていいと思う。不可分な要素もあって然るべきであり、必要を超えた構造化は害になる。その方が現実に即している。
オブジェクトという言葉の正しい意味や用法とは違うのかもしれませんが、私がオブジェクトから得たヒントは、扱う対象によって望ましい見せ方が異なるということです。言い換えると、扱いたい情報によって、見やすい形式は変わってくると言ってもいいかもしれません。
八十岡「一番大切なのはデッキの練度。サイドボーディングとか主要なデッキとの相性を自分の言葉できちんと言語化できていたり、ミラーマッチで勝てるようになっていることが大事。その一歩手前にデッキ選択があって、そこは自分が一番強いと思うデッキを使うしかない。そして、強いと思うデッキを見つけるには経験が必要で、それが足りていないのであれば試行回数とか何か別のところで差を埋めていくしかない。たくさんのデッキリストや大会の結果をチェックして自分の身にしていくことができる人というのは昔からいて、そういう人たちはやっぱり強いよね」
たとえば、町に小さなパン屋さんがあって、そのお店の8割は常連客だったとする。
これは「ファンビジネス」なのか
たぶん違う気がする。
否定的な言い方だと「ファンを食いものにしているビジネス」というニュアンスが強まるのだろう。
ビジネスモデルの話なのか?
小売り店だったら、立地条件によってお客さんの傾向は違ってくる
観光地なら上記の意味での常連客はほぼおらず、毎日違うお客さんを相手にする
一方でその観光地にくるたびに来てくれるお客さんというのはいるだろう。
スパンを長くとったときの常連というのはありえる
「ファン向けにビジネスをしている」
ファン活動向けのビジネス
コンテンツの「市場」的価値とは距離がある(あっても構わない)
サロンの運営などはこういう傾向が強い?
ファン・固定客・常連客によって支えられている仕事という共通点はあるが、それはビジネスの中身の話とはまた別の切り口な気がする
あるいはすべての(継続的な)仕事にはファンビジネスの側面があり、その程度の強さが違っている、ということかもしれない。
任天堂は、その企業の在り方にファンがたくさんいるだろうが、任天堂をファンビジネスと呼んだりはしないだろう。
売り上げに占める、「ファン」の割合が相対的に小さいから?
究極のファンビジネスはパトロン、と言えるかどうか。
僕は「寄り添い文芸」と呼んでいるのですが、ここ数年の文芸界のトレンドは「ありのままのあなたでいいんだよ」「頑張らなくても小さな幸せがあればいいんだよ」と優しいメッセージを説くことでした。しかし、優しいメッセージを信じて頑張ることを放棄し、結果として何も得られなかったと気付いたとき、誰も責任を取ってはくれないのです。
頑張れる人もいれば頑張れない人もいるし、頑張ったところで全員が成功できるわけではない。責任ある優しさ、というバランス感覚が、今後の10年間では求められるのではないでしょうか。
何かになりたいと思ったとき、今ならYouTubeでも見て、頭のいい人が言っている方法をなぞることもできるでしょう。誰かの知恵を借りることは大事だし、自分を励ます一つの手段くらいにはなる。ただ、自分の責任で人生のコマを進めていくというのは、もっと深くて、難しいことでもあります。
平成の「何者かになる」「圧倒的成長」ブームが終わった今、人から借りた言葉じゃなく、自分自身に責任を持った生き方を一人ひとりが見つけなければいけなくなりました。何者かになりたい、だなんていう願望は両立不可能なふたつの自意識の絡まり合いに過ぎなかったし、圧倒的に努力したところで「圧倒的努力本」の著者たちより成功した人はほとんどいない。
批判性のなさという優しさと残酷さ
@63cities: 大学生と話していると「少しでも誰かを批判するような文章と出くわした時点で『頑張ってる人に対する冷笑だ!』と拒否反応が出てそれ以上その本を読めなくなってしまう」という声が名門大学の学生の間でもかなり多いので批評というジャンルは早晩死んでしまうかもしれないなと思った @63cities: 優しいメッセージだけが文芸の世界に残って優しくないメッセージはビジネス書を経由してYouTubeや実業の世界に逃げてしまった(そうして後者のほうが経済的に豊かになって分断が拡大してゆく)ような気がする @63cities: 「現実を見よ」みたいな本来であれば優しいはずのメッセージに対して「冷笑!」「分断を煽る!」という命中率100%のいちげきひっさつワードが発明されてしまったことで市民レベルでの批評的議論は当面の間停滞する気がしてる 世の中には優しくて無責任な言葉だけが残りみんな等しく貧しくなってゆく 第五に、これらのエージェントは「階層」や「自己」や「抑制」や「検閲」などの機能をフル動員しながらも、何かそのような進み方(これをミンスキーはKラインとよぶ)をすればいいのだという確信をもてるような“報酬”を受けられるようになっているのではないかと推測できる。 そういう本書を読んで影響をうけたことがいくつかあるのだが、ミンスキーがノームとニームという用語(道具)を巧みにつかって思考のなかで動く情報の機能を説明したことに感心した。
いっぱいある。
Open Canvas
Open Canvas is an open source web application for collaborating with agents to better write documents. It is inspired by OpenAI's "Canvas", but with a few key differences:
📂Open Source
🧠Built in memory
✒️Start from existing documents
📂Open Source: All the
https://pbs.twimg.com/media/GZ8TjpYb0AIWkbm.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=u85trtK80Mw
わたし流「ルール」を作ることでした。 例えば、ハッシュタグは「名詞」、「固有名詞」、「形容詞」の順番で付ける。ジャーナルで作成したブロックには、タイムスタンプが自動付加されます
Obsidianの特徴をまとめている記事の体裁で、Constella.Appの宣伝になっている。
手法を進化させていく、ということを受け入れる。
デイリーベースではなく、ウィークリーベースでの管理
分類せずに、時間単位でまとめていくのは同じ思想。
It feels weird!
It can seem a bit strange to write down “I had a dream about a giant cat” next to a table of SWOT analysis of your go-to-market strategies. But you do it long enough and you start seeing patterns. Buried in that text, there are to-do lists, there are workflows, etc.
Unless you use it to work on real projects with other people, of course. Start this way so you can observe first what is your natural way of journaling.
If you use Notion as a personal tool for reflection, for research, for personal development — the worst thing you can do is put yourself in a box that will drain your energy and resources.
@Noahpinion: 1/Here's something a lot of people I talk to don't understand about Japanese urbanism, and why Japanese cities are so special. https://pbs.twimg.com/media/GaWeuXzWwAAq33w.jpg
雑居ビルの効能。
・セレンディピティを生み競争を促す
・商業施設の集積→都市中心部に閑静な住宅地が残る
How to think more articulately with KoreNotes
KoreNotes
Big Idea
Problem
Goal
Example
Benefit
Process
Concept
これらを埋めて、文章の素材にする。
KoreNotesのようなテンプレートは好みではないが、メモ書きするときにこうしたエレメントを意識しておくのはよいかもしれない。
メモをポップアップさせるのはよい、というのはよくわかる。
呼び出せばポップアップでThinoが開きます。
メモを書き込めばタイムスタンプ付きでデイリーノートに記録される。 作業ログを取るのも手軽。 タスクリストを追加するのも簡単。
しかもHoverEditorなので拡大ボタンがついてます。
前回「Textwell+Scrapbox」が理想のエディタ環境だと気づきました。
とりわけ、心が疲れきっている状態で今やっている取材を1冊の本にまとめなくてはならないとき、不安やプレッシャーから逃避しようとして、新しいことに手を出してしまう傾向があります。
Static websites for tiny archives
TaskPaper-style
この変化は、メディアの「ゲートキーパー」としての役割が、「ナビゲーター」としての役割へと転換していることを示唆している。
ノウハウの共有においても、著名人による「正しい方法」という審判ではなく、「こういう方法どうですか」というカタログ的なものの意味付けが増えているのではないか。
これは、メディアの権威が「判断の独占」から「対話の促進」へとシフトしていることを示している。
オピニオンリーダーからモデレーターへ
単なる情報の伝達者や政治的立場の表明者としてではなく、複雑化する社会における「意味の媒介者」として、新たな役割を模索することが求められる。
三笘 一度できたプレーを、そのままにせず言葉で振り返ることで、その状態に戻れるようになる。そうやって再現性が生まれることが、言語化のメリットだと思います。
ただ、シャビやイニエスタも、子どもの頃は考えながらプレーしていたけど、今は経験則で動いているみたいです。それは、今のサッカーが高度にパターン化されていることと結びついているかもしれません。ポジションによる違いはありますが、多かれ少なかれ動きはパターン化されていて、経験を積めば考えずにできるようになる、ということです。僕自身も、試合中はあまり考えないというか、「ここにボールあったらこうポジショニングする」とか、「後ろがボールを持ったらここに走る」とか、いちいち考えなくてもわかるようになってきました。
ただ、初めての動きだったり、これまでできてないことについては、やはり考えないといけないし、考えを表現することで再現性が生まれます。だから、最初の段階で言語化するのが大切かもしれませんね。
Defining goals is crucial for an effective Personal Knowledge Management System (PKMS). Without clear objectives, your PKMS can quickly become a chaotic repository rather than a strategic tool for managing knowledge. It’s vital to articulate what you aim to achieve with your system — whether it’s improving productivity, enhancing learning, or organizing information more efficiently.
それをすることで何を成したいのか、得たいのかを決めること。
目標や目的という言葉で表現されるものの重要性
Unclear objectives often lead to inefficiency within your PKMS. When goals aren’t clearly defined, it becomes challenging to prioritize tasks and organize notes effectively. This lack of direction can result in wasted time and energy as you sift through irrelevant or redundant information.
優先順位や効率性を測定できるのは、最終的に達成したい目標や目的があるから
digital junkyard
Process-Oriented Approach
7つの失敗
1. Lack of Clear Goals
2. Overcomplicating the System
3. Ignoring Regular Maintenance
4. Failing to Consider User-Specific Preferences
5. Not Integrating Learning Processes
6. Relying Solely on Tools
7. Failure to Act on Captured Knowledge
黒田の『勘の研究』(1933)や波多野の『創作心理学』(1938)
恩田(1962)や中山(1983)による禅や仏教思想を取り入れた視点
市川の等価変換理論、川喜田のKJ法、中山のNM法
産業能率大学を中心に創造性開発技法が開発されていった
ウェルトハイマーの生産的思考
1980 年以降次第に新たなテーマや研究方法の提案が少なくなり、やや研究が低下する傾向が続いた
学術月報編集委員会が 1981 年に編集した『研究と独創性』
Guilfordの包括的かつ理論的な知性構造(SOI:Structure of Intellect)モデル
webで使えるデザインツール
Mistake
1: Writing Everything Down Without Discrimination
2: Having Unorganized Notes That Are Hard to Review
3: Not Leaving Space for Future Updates or Clarifications
4: Lacking Engagement and Motivation During Note-Taking Sessions
5: Failing to Actively Process Information While Writing Notes Down
public thinking
research a subject
サブジェクトはリサーチされるもの
オブジェクトは?
プロジェクトは?
https://gyazo.com/b2e7c51b846b0d4472b6cc65cf63c56b
mighty networks
https://gyazo.com/71f23a497156bff5327b7cb9d5a22cbd
こういうサイトがあったら便利そう
pyproject.toml
型ヒント
Pydantic Models
Focus of the Day
## 2024年10月着想メモ
### 突飛さの検証
October 01, 2024 at 02:25PM
突飛な結論が出ているときは、途中の理路を再検討した方がよいかもしれない。
他の人の話を解釈しているときにそうなっているならば、使われている単語の意味が自分の理解とは異なっているのかな、と疑ってみるのも有効。
### リズム
October 01, 2024 at 02:45PM
連続性の中にある切断。つまり、リズム。
### 学ぶことのバランス
October 01, 2024 at 11:09PM
新しい知識を学ぶのも学習だし、生きることを学ぶのも学習だ。バランスを見ていく必要がある。
### パフォーマンス
October 02, 2024 at 03:55PM
コスパの次にタイパが出てきたのは、「パフォーマンス」の実体が曖昧だからだろう。
一見定量的なものが語られているように見えて、実際は感性が表明されている。
### ガチャ
October 02, 2024 at 05:39PM
ショッピングモールの空きテナントにガチャコーナーが入るのが常態化しているのを見ると、ソシャゲと共に「ここでもガチャか」感がありますね。
### 面白くなさはどう生まれるか
October 02, 2024 at 09:27PM
脳内の「面白化関数」みたいなのがあって、それで処理できないものはすべて「面白くない」となってしまう現象。
### 単線と複線
October 02, 2024 at 09:48PM
何かがすごく重要だとしても、ギリギリのところではまあえーかが発動できるバランスと、最終的にまあえーかと思えるようなことでも当面は重要なものとして取り組むバランス。
つまるところ、単線ではなく複線というのが大切なのだろう。
シェイクというもの、そうした複線性の具体的な手法だと言える。
### なぜ自己啓発書は読めるのか
October 03, 2024 at 01:19PM
考えてみると、問うべきなのは働いているとなぜ本が読めなくなるのかではなく、働いていてなお自己啓発書が読まれるのはなぜか、という点なのかもしれない。
### 生活を中心とした領域
October 03, 2024 at 08:11PM
趣味、生活、芸術。それぞれの関係性。
### ミニマリズムとNISA
October 03, 2024 at 10:00PM
ある洗練がまっすぐに資本主義経済に最適化していく流れがある。無自覚に、いっそイノセントにそれが行われる。文化的なものはどんどんと剥奪されていく。
### 焦る気持ちの先にあるもの
October 05, 2024 at 08:13AM
「置いていかれる」という気持ちで駆動されたということは、その先にはレッドオーシャンが待っている。
### 本棚の効能
October 05, 2024 at 07:36PM
他人の本棚を眺めるだけで得られるものがある、という点からも、買った本を読まないで並べている(積んでいる)だけでも別に構わない、という点は補強できるように思う。
### ツールの生態系
October 05, 2024 at 09:38PM
機能としてはデジタルツールでも可能だが、ツールを使う僕の心理的なコンテキストからアナログツールの方が向いている作業、というのがある。
デジタルだと、たしかに「指が重い」ことがあって、アナログの場合その重さが軽減される場合は少なくない。
結局それは、他のツール環境がどうなっているのかが関係しているのだろう。
### 整理の効能
October 06, 2024 at 10:49AM
生産や活動を助ける整理もあれば、それらから目を逸らすための整理もある。
### 家庭的文体
October 06, 2024 at 11:07AM
いわゆるリピーター的読者に向けられて書かれた文章は、キャッチーな客引きをする必要が小さく、家庭料理のような文体が成立するような気はする。
### メタ・ノウハウ
October 06, 2024 at 01:05PM
方法は目的に要請されるわけで、自分のやりたいことが他と違っているなら、自分なりの方法を立ち上げざるを得ない。
### マネジメントの欠落
October 06, 2024 at 03:21PM
マネジメントの欠落、それも知識ではなく実践の欠落がいろいろな局面も問題を引き起こしているような気がする。
### マジカル・シンキング
October 07, 2024 at 02:38PM
ロジカル・シンキングならぬ、マジカル・シンキングがあるとしたら、それはどんなものだろうか。
### 着想のレイヤー
October 07, 2024 at 03:40PM
自分の着想を観察していると、いろいろなレイヤーで思考が走っていることがわかる。しかし最終的にはそれらは文章と言うボトムラインで表現される。
### アイデアノートの効能
October 07, 2024 at 08:35PM
アイデアノートというのは、自己刺激するための道具である、とひとまずは言ってみる。
その上で、似た反応ばかり起こす刺激で構成したら硬直的になっていくし、違った反応を起こす刺激で構成したら思考は多様に発展していく、と考えられる。
ポイントは、同じ本を何度も読むことは前者であるかのように見えて、むしろ後者の度合いが強いこと。
### グルーピングのタイプ
October 08, 2024 at 10:42AM
大雑把な集合を捉まえるための分類と、ある概念に近しいものを集める関係と、二つのアプローチがあると考えればよいだろう。
### つくることの両義性
October 08, 2024 at 04:08PM
「つくること」は楽しんだけども、楽しいだけではないというのもポイントで、ある種のままならさが持つ不安とその先にあるものとの出会いというのも魅力。
### 二つの属性
October 08, 2024 at 04:30PM
「なくてもいいけど、あったらうれしい」みたいな感覚はあるわけで。
### 喪失感のタイミング
October 08, 2024 at 07:31PM
喪失感は、何かを失った直後よりも遅れてやってくる。
### ツールでは解決できない
October 08, 2024 at 07:51PM
内的な価値観を固くロックした状態で、外的なツールによって解決しようと思ってもそうできない問題というのはある。
### 逸脱の肯定
October 08, 2024 at 10:08PM
若い頃に"逸脱"を肯定されたことのある経験の有無は存外に大きい。面白がられることはさらに。
人は予想外のことで救われていく。
"知的生産性を倍増させる"なんてことよりも、はるかに大切なことがそこにはある。
### 生産性向上委員会
October 09, 2024 at 11:20AM
生産性向上の記事を読みふけっている時間があるならその分手を動かしたほうが生産性が上がる、ということは真実の一側面ではある。一方で、たしかに何かにインスパイアされることで日常的な作業の段取りや捉え方が代わり、その結果生産性と呼ぶものが(ときにラディカルに)変わってしまうことも起こる。
### 読書の違い、読書メモの違い
October 09, 2024 at 04:30PM
本の読み方が違えば、読書メモのとり方も違ってくる。
### 情報整理の構造
October 09, 2024 at 09:40PM
「自分の」情報整理について、自分の実感が伴わない構造を作ったら、「自分が」使えないのはしごく当然。
### ツールとコミュニティー
October 10, 2024 at 10:36AM
ツールが主軸に見えて、コミュニティーが主軸ということが結構ある。
### 仕事術と事務
October 10, 2024 at 01:42PM
「事務」とは仕事術であり、むしろその基本中の基本。
ノウハウがアクロバティックな様相を呈すにつれ、むしろ地味な仕事術の重要性が増していく。
### ライフハック的思考
October 10, 2024 at 08:02PM
「ライフハック」というか「ライフハック的な考え方」というものの応用の広さ、ということには注目したい。その限界性も合わせて。
### 生活に隣接する学問
October 10, 2024 at 10:20PM
日常生活のあらゆることが、少しだけでも踏み込んだら学問的なものとつながっている。そうしたとき、もし「勉強」という観念が苦痛しか呼び起こさないなら、それは不幸なことだろう。
たぶんそれは、陰謀論の誘いともつながっている。
「正しさ100%でないとけいない」という観念は、一番陰謀論と近しいのではないか。
### 交友感覚のパラメータ
October 10, 2024 at 10:26PM
お金と仕事の感覚、笑いの感覚、音楽などの芸術の感覚。これらの近さが交友関係を形成するパラメータになる気がする。
### 落ち着いて考えるために必要がもの
October 11, 2024 at 02:20PM
落ち着いて考えることは、落ち着いて考える場所・時間・注意がないと成立しないし、細切れの思考をいくら集めても落ち着いて考えたことと同質にはならない。
たしかに「自分ひとりの部屋」が必要なのだろう。
### 真似と鵜呑み
October 11, 2024 at 02:32PM
「真似する」と「鵜呑みにする」の違い。潜在的な批判のまなざしの有無。
### 捨てる人生
October 11, 2024 at 04:18PM
人は限界を持っているわけで、つまりは何かを捨てながら生きている。
### 仕事の内実
October 11, 2024 at 04:21PM
仕事には、ある枠組み内で進める作業と、枠組みそのものを扱う課題がある。
### 疑義の提出
October 11, 2024 at 09:41PM
「それって本当なのかな」と問うことは失礼なことでもなんでもない。
### 落ち着いて考えること
October 12, 2024 at 02:17PM
落ち着いて考えられなくなっている状態では、落ち着いて考えることの意味を落ち着いて考えることはできない。ある種の行き止まり、袋小路がそこにはある。
### 入れてあるもの、引き出せるもの
October 12, 2024 at 09:57PM
デジタルによって何かを覚えるような勉強など不要、みたいな話もあったように思えるが、何かを覚えていればいるほど引き出せるものも豊かになる現実。
### いきなライフハック
October 12, 2024 at 10:00PM
ところで、「いきなライフハック」って概念があったら面白そうです。
野暮なライフハックではないライフハック。極端に振り切れないライフハック。
### フリーライティング
October 13, 2024 at 01:39PM
「フリーライティング」はいくつかの概念に対峙できると思うが、「フォーマットライティング」はその一つだろう。
### キモさとエモさ
October 13, 2024 at 10:25PM
ところで「キモい」ってなんなんでしょうね。わりとわからない。
「エモい」の親戚筋にあたりそう。
### 形式とのつき合い
October 14, 2024 at 04:18PM
形式・秩序・統治というものとのつき合い方。それらといったん距離をおき対象について考えるということが必要だとしても、それらを何もかも破棄するというのは、何かが歪んでいる気もする。
### 限定される思考法
October 14, 2024 at 04:23PM
それにしても思考法とか方法とかで、「AでなくB」というような二者択一が頻繁に出てくるのはなぜだろうか。たぶん認知的に忙しい状況でそうしたものが求められるからだろうは思うのだけども。
### 自分の考えに違和感を持つこと
October 16, 2024 at 08:12AM
違和感を覚えたときに、相手のほうが自分よりもよく考えているのではないか、という想定から自分の思考にコールバックするという所作は、即時的な反応が促進されるいんたーねっつ環境では育まれにくいのかもしれない。
### 力がある作品
October 16, 2024 at 10:24AM
すごい作品というのは引っ張られることもあるけれども、あてられてしまうこともある。どちらにせよ、人に作用する力があるということだろう。
### ファストなもの
October 16, 2024 at 07:32PM
考えるに、「広告」が問題というよりも、ファストなそれが問題で、ということはコンテンツの問題と重なるというかその一部なのだろう。
### 日常的に行っていること
October 16, 2024 at 10:16PM
タクシードライバーの脳の領域がうんぬんという話はよく聞くが、だとすれば、日常的に人を罰している人にも何かしらは生じるのだろう。脳を訓練してしまっているわけなので。
### 自己の部屋に閉じこもる
October 16, 2024 at 10:35PM
何もかもを「自分の理解」に押し込めて、それを根元的に書き換えることしない。すると、常に同じ問題にぶつかることになる。
ラディカルな変容に対するラディカルな恐怖、というのはありそう。というか、あるだろう。
「確率的に考える」は、生得的なものではないのだろう。
結局は、自分が思ったことを「自分が思ったこと」として切断できるかどうか。それが思考の巧拙の基盤になる気がする。
異化作用みたいなものも、そういう認識の立ち上げを補助するものなのだろう。
直感、思う=ままの世界では、確率は存在しないし、意味づけは一元的(ないし絶対的)で、他人のことはすべてわかっているし、断じたものは確定的で、隠されているものは何もない(隠されていることがわかっているはず)。世界と自分はイノセントに直結している。
そこに何かしらの切れ目を入れるものが、たぶん文学であり、人文的なもろもろでもあって、学問も含まれる。だからときとして、そのまなざしは「冷たい」と言われる。消毒されたメスのように。
現代では徹底的に回避される何かだろう。難しいとかどうとかではなく、二つの結びつきがあまりにも強固だから。でもってそれは、要請される強固さでもあったのだろう。それが必要だったのだ。
だとしたら、どんな手が打てるだろうか。
### そうじゃないかもしれない思考
「そうじゃないかもしれないな」的な思考は言語なしで可能だろうか。
ふつーに考えて自分が考えたことを自分で否定するのは、エネルギー的に激しく無駄な気がするな。自然に体得されるとは思いにくい。
### 仕事術の検討
October 17, 2024 at 01:48PM
単純に考えると、仕事に必要なのは仕事術だろう。だとすれば、仕事術には何が含まれるのかが次なる問いとなる。
「仕事術には何が含まれるのか」の次の問いが「仕事に含まれるのは何か」になる気がしますね。つまり、一度"方法”を通して対象に迫っていくというか。
「方法」と、結果とニーズの接面だと捉え、その方法を観察することで両方へとアクセスする。
### フレームワーク
「フレームワーク」は、視点的に平面な感じがするので、立体的なものも欲しい今日この頃。
### やることリストの使い方
October 18, 2024 at 05:05PM
「やること」をリストに書いて、それを実行していくというのは生得的な能力ではないだろう。読み書きができればよい、というだけでなく、そのための訓練が必要な気がする。
### やることを切り出す練習
October 18, 2024 at 05:33PM
最近のゲームでは親切丁寧に「やること」を教えてくれるので、自分で「やること」を切り出す機会は少ないのかもしれない。Minecraftとかは別にして。
### 自覚からはじまる工夫
October 21, 2024 at 07:39AM
億劫に感じる作業に手をつけるための方策はいろいろありますが、まず「いま自分はこの作業に着手するのを億劫に感じているな」と自覚するのがスタートではありますね。
### 啓蒙とアブ
October 21, 2024 at 03:20PM
啓蒙的なものは、どこかしらイライラすること、もやもやすること、痛むこと、鬱陶しいことが含まれているのではないか。
情報摂取の文脈で「ノイズが必要」と呼ばれるのは、こうしたものを指すのだろうし、それは「外部」ということである。
### 知的な自転車
October 21, 2024 at 04:14PM
情報を保存する上では何の問題もないツールでも、そのツールの上で「考える」ことをしたい場合、いささか小回りが利かなくてモヤモヤすることはありますね。
まさに知的な自転車のようなツールがそこでは求められる。
もちろん、「考える」の内実は多様なので別の「考える」では大掛かりなものが必要なることもあるでしょう。
### 方法的思考
October 21, 2024 at 08:51PM
何かしらのノウハウ(メソッド、ツールの使い方)というのは道具であって、目的がありそれに適合する効果がある。それを考えないことにはうまく使えない。「この方法さえあればなんでもうまくいきます」という形で受容されるノウハウは、そういう方法的・道具的思考から遠ざかってしまう。
ノウハウの有用性・再現性の問題ではなく、それが用いられる文脈とそれを支える思考の問題。
ようするにスキーマをゆがめてしまう。
たとえばリスト作りは有効だけども、文章で書いた方が良いこともある。じゃあ今はどちらだろうかと考えることが必要なのだけども、そういう思考がないとただリストを書き、たいして役に立たなくて「リストなんて意味ない」となってしまう。わりと悲しいすれ違い。
タスク管理のような一見ノウハウだけで片付きそうな分野でも、「タスクとは何か?」「それが管理できているとはどういう状態のことか」という世界観が密接に関わっている。
いくつかのメソッドは、そういうそもそも論を考えるきっかけになってくれる。しかし、そうでないものも多い。
### 忙し過ぎる
October 21, 2024 at 09:02PM
間髪なく押し寄せてくる情報環境においてその「意味」を問うような余裕がないのかもしれない。
コスパ・タイパというのも、そういう余裕のなさの表徴なのかもしれない。
### 今後の過大にする
October 22, 2024 at 12:03PM
「今後の課題にする」という姿勢がけっこう大切なんだなと思います。「今」ですべてをやろうと(なそうと)しないこと。ある意味では諦めで有限化ですが、同時に持続であり継承や委任でもある、という。
### 一人前になる地点
October 22, 2024 at 11:39PM
何かしらの分野で一人前になるのに10年かかるとすれば、たいていは30歳くらいからということになるだろう。
### 大雑把な個性化
October 23, 2024 at 10:20AM
均質化への抗いとして個性的になろうとすると、大雑把にならざるを得ないのかもしれない。
### 諺の機能
October 23, 2024 at 04:22PM
「諺」の機能とは何だろうか。教訓を与えることだろうか。それとも意見を強化するための添加剤だろうか。
### ルサンチマンの出方
October 23, 2024 at 09:54PM
そういえば、ルサンチマン的なものは、そこにそいういう気持ちがあると認めないで出てくるものなのだろうか。あっけらかんと認めた上でも出てくる?
### 自己決定
October 23, 2024 at 11:48PM
自分の意思と責任で決める、というのは訓練を経て可能なことなのだろう。
### 決定論と陰謀論
October 24, 2024 at 07:10PM
決定論は自己責任論へのカウンターとして機能する側面はあるのだろう。陰謀論にも何かそういう機能があるのかもしれない。
### 才能と行為
October 24, 2024 at 10:20PM
努力できることも才能のうち、というのがたしかでも、その人が実際に努力したことそのものはそれとは別に評価されうるのではないか。
つまり、えばれる(=偉そうに振る舞うことが可能な)ことではないが、かと言ってそうあって当然というものでもない。
### 自己と向き合う
October 25, 2024 at 07:27PM
文章を書くことと真摯に向き合えば、自分自身と対峙することになる。たぶん他の活動でも同じだろう。
### ノートツールへの欲求
October 26, 2024 at 09:07AM
純化されたビューを求めるが、入力は雑多であって欲しい。そういうアンビバレントな要求があるからノートツールの運用は難しくなる。
### 速く動くこと
October 26, 2024 at 09:41AM
「忙し過ぎる」という状況に、「もっと速く動く」で対応するのは限界がある。一方で、たしかにもっと速く動けば片づく状況もある。ようはその方法の限界を見きわめて、適切に運用していくことが胆となる。
### 知識の扱い方
October 26, 2024 at 05:33PM
知識を参照することと、知識を切り貼りすることの差異。
小売り業、生産業で言えば、何に相当するか。
ある種の人たちに、ほとんど欺瞞に近い何かを感じるのはこの差異があるからなのだろう。立派な生産物は提出しておられるのだけども……、みたいな感覚。
### 伝播する方法の傾向
October 26, 2024 at 07:42PM
どのような「方法」が伝播しやすいのか。興味深い問題ですな。
人口に膾炙しやすい方法は、ある歪みを持っているのではないか、という疑念がある。
### 急かしへのカウンター
October 26, 2024 at 08:59PM
たぶんさまざまに起きている問題は「急かされている」と表現できるだろう。では、そのカウンターは何か。
### 欠乏状態の解消
October 27, 2024 at 01:49PM
欠乏状態で問題解決を図れば、短期的な効果がフォーカスされてしまう。だとすれば、長期的な効果の方法を提示するよりも、まずその欠乏状態を緩和することが必要な施策になるだろう。
### ノウハウとスキーム
October 27, 2024 at 01:50PM
結局のところ、方法はさまざまにあってよい。大切なのはそれを支えるスキームだ。それがズレていると、どのような方法であっても空回りするだろう。
一方で、提供されている問題解決の「方法」やその言説が、欠乏状態を強めることもある。イビルかは微妙なところだが、悲しい結果ではある。
### 注意の矛先
October 27, 2024 at 09:37AM
人が注意を向けられる先は限定的なので、自己弁護に集中しているなら、問題解決は埒外に置かれるだろう。
「箱」の問題とはすなわちこれ。
### カード法が行うこと
October 27, 2024 at 12:30PM
カードを使うことで思考のプロセスを細分化することはできるが、プロセスそのものが何をしているのかはタッチしない。
あくまで、それまでその人がやっていた知的作業を細分化するだけ。
だからこそ、誰にでも使いうる方法ではあるが、知的訓練を経た人とそうでない人の差は厳然として残る。
### 情報を扱う三つの軸
October 27, 2024 at 09:25PM
コンテキスト、オブジェクト、プロセス。3つの軸で情報を整理する。
### 知的作業と理解すること
October 27, 2024 at 10:26PM
何かを理解すること抜きに作業が達成できたらそれに越したことはないが、知的作業はなかなかそうはいかない。そこには何かを理解することが否応なしに含まれている。
### 気を持つ
October 28, 2024 at 01:49PM
そういえば「気持ち」って、持っているんだ。手がかかわっている。
### アイデアはたくさんあるが、機会は少ない
October 28, 2024 at 05:57PM
アイデアと呼ばれるものは、この世界に充満しているかもしれないが、アイデアを活かせる機会はそうではない。そのギャップ。
### 整理とは
October 29, 2024 at 05:52PM
「整理」というのは、理を持って整える側面もあれば、理そのものを整える側面もある。
### 本を読むこと
October 30, 2024 at 11:36PM
本を読むことは、著者と読者の共同作業的側面がある。
紙の上に踊る黒い線を追いかけるだけで、世界が新しく立ち上がることは、何度考えてもすごいことだ。
### 考えるタスクを書くタスクに変換する
October 31, 2024 at 05:02PM
「ほげほげについて考える」というタスクの実行は難しいので、その場合は「ほげほげについて書く」というタスクに変換するとよろしい。
### すごい人も人
October 31, 2024 at 07:15PM
すごい人というのは努力の質や方向性がすごいわけで、それ以外はふつーの人間である、という認識はけっこう大切じゃないかなと思います。
### 考えるためのツール
October 31, 2024 at 08:12PM
プロジェクトリストは、自分が抱えているプロジェクトについて考えるためのツールであり、各種プロジェクトノートは、それぞれのプロジェクトについて考えるためのツール。たぶん、そのように捉えておいた方がよい。
### 信念を疑いながら進める
October 31, 2024 at 09:01PM
自身の活動に一定量の疑念を持ちながら行われる活動において維持される系があったときに、それを断言化してしまえば、系そのものが崩れ落ちてしまう。