オオタキラジオ_2308
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230826
FTR(光トランシーバ)シリーズは「アクセシブル・デザイン」を目指そう。FTR102はモールス信号を「音で聞ける」ので、視覚障害者でも交信できる。次は「目で見られる」光トランシーバを作り、聴覚障害者でも交信できるようにしたい。受信した信号に合わせて点滅する青色LED「FTR107」と名付けよう。
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トーンデコーダ「NJM567D」周辺の部品の組み合わせで、受信したモールス信号の「850Hzを中心とした 700〜1,400Hz位同期する」と、師匠 JE1DLCはいう。8番Pinは出力、青色LEDと抵抗を繋いでいるが、LEDと抵抗の代わりにリレーをすれば、PTT操作もできるともいう。
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明日のもくもく会は「電波文化祭⚡️」の準備を始めなければならないが、この「FTR107」も動作確認してみたい。FTR103(PWM送信 / AM復調受信)、FTR104(PWM送信 / FM復調受信)の動作確認もしなくては。R16FRの活動を面白いと思った方、ぜひもくもく会にいらしてください。
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230825
今だから白状しますと、ハムフェア開催前には「FTR102(光モールストランシーバ)で遊んでみてください」と、みなさまをブースにお招きするようなツイートをしましたが、ネームカードに堂々とコールサインを書けませんでした。モスグリーンの帽子をかぶっていたのが私でした。
https://youtu.be/nfQLTKQVCQU?si=H1VpgR0_WhnkddxS
「心理的安全性」という言葉をご存知ですか。
「チームにおいて、他のメンバーが自分が発言することを恥じたりしないという確信をもっている状態であり、安全な場所であるとの信念がメンバー間で共有された状態」
この日曜日も、電波文化祭⚡️もくもく会を開設します。FTR102(光モールストランシーバ)だけでなく、R16 Friendship Radio が大切にしている、この「心理的安全性」も見に来てください。10/1 の電波文化祭⚡️の準備も手伝っていただけたら嬉しいです。
日本の未来を明るく楽しくするためには、子どもさんたちに投資するが一番だと考えています。無線家として、無線部として、思いついたことは全て実行していきたい。ハムフェアやツイートを眺めていると、たくさんの人たちがそのように行動していて、その思いを我々 R16 Friendship Radio も共有します!
今まで「もくもく会」に参加したことがない方も、お気軽にご参加ください。いままでは各自が自由に好きなことを「もくもく」していますが、これからは当面「電波文化祭⚡️」に向けての準備を手伝ってくださいませんか。
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230824
起業を目指す中学生局に、「私も21歳で起業した」と伝えた。
彼が公開リスト「尊敬する人」に登録してくれたことが嬉しくて、娘に何気に自慢した。
すると娘は「いつ、このリストから外されるか見ていてごらん」と私に言う。
「彼がリストからパパを外した時が、彼が大人になった時だから」と・・・。
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彼は #神山まるごと高専 を目指しているという。知らなかった。こんな素晴らしい学校があるのか・・・。 https://scrapbox.io/files/64e65f505e81ad001c51d6f7.jpg
意見を戦わせるより、
実際につくる方が
ずっと価値が高い。
たった1つの
面白い事例をつくることの方が、
よっぽどパワフル。
本当にそう思う・・・。
議論する時間があるなら、まず作れ。
口を動かすのではなく、手を動かせ。
言葉で批判するのではなく、よりよいプロダクトをもって批判せよ。
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230822
無線を知らない子どもたちでも、なぜかモールスを知っている。「モールスこそが無線だ、モールスで交信したい」と思っている。「4アマ取得し電話から無線に入門 → 入門してからモールス」ではなく、「モールス交信で楽しさを体験 → 4アマ取得し無線に入門」に・・・
FTR102(光モールストランシーバ)の発明は、今まで当然だった「入門ステップ」の入れ替えを可能にすることにある。中学生(できれば小学生も)が作れるだけでなく、「作りたくなる」こと。FTR102は作り上げると、スマホと同様のコミュニケーション・ツールとなる。まさに「作れるスマホ」なのだ。
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幼い頃を振り返るとその理由がわかった。次から次へと入ってくる情報を、瞬時に理解できずにいた。まずはそのまま受け取り、自分だけが理解できる言語に変換した。この感覚が失われつつある10代の子どもたちの、そんな微かな記憶を呼び起こすのだろう。モールスでの交信相手は、幼い頃の自分なのだ。
本当にたくさんの方が訪ねて来てくれて、本当に嬉しかった。ありがとう。高3の娘と私は40歳離れていますが、みなさまともこの位離れていることでしょう。FTR102を受け取った(受け取ってしまった)みなさまにお願いがあります。みなさまとの縁を作ってくれたアマチュア無線を40年後も残してください。
40年後のみなさまと交信できないことが残念ですが、その時も学生局はたくさんいることでしょう。40年後の学生さんたちに、アマチュア無線の素晴らしさを伝えてもらえませんか。「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」R16 Friendship Radio の活動の目的は、この一点にしかありません。
私の開局は1980年(昭和55年)、中学3年の時。みなさまを見ていたら、43年前の自分と出会ったようでした。ありがとう。
古いラジオからかすかに人声が聞こえる
その声は古いラジオがまだ新しかったころの
それがとうてい買えなかったころの
少年の日のぼく自身の声みたいだ
谷川俊太郎『古いラジオ』
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230820
昨日のハムフェアでFTR102(光モールストランシーバ)をプレゼントしすぎました。残りはR16FRの在庫分すべての 8台だけとなってしまいました。どうしてもほしい学生局のみプレゼントします。残りは10/1の「電波文化祭⚡️」までに製作しますので、しばらくお待ちください。
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今日日曜日も終日、SUR工房さんのブース(C-17)におりますので、お立ち寄りください。
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230819
「筑波山の無線中継塔で回折が発生するだろうか・・・」狭山市と水戸市とを繋ぐ「謎の433M回線」は、筑波山女体山への登山道途中の、この無線中継塔が「中継」しているようにしか思えないのです。ハムフェア2023に参加する方、私の仮説を聞いてもらえませんか。
今日土曜日は終日、SUR工房さんのブース(C-17)におりますので、お立ち寄りください。
R16FRは「ハムフェア2023」に出展しないつもりでしたが、SUR工房さんのご厚意により、SUR工房さんのブース(C-17)にて間借り出展させていただきます。SUR工房のパドルで、FTR102(光モールストランシーバ)での「光交信」をお楽しみください!
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230817
R16TR-102(AM/CW光トランシーバ)を実用に向け、開発を進めていた5月7日。「多機能」を求めるためには部品数が増えていく。電子回路の知識がない私には、回路図は抽象画にしか見えないが、その「回路図の美しさ」が失われていくのはわかった。「モールストランシーバ」へ変更したのはこの直後だ。
「無線は災害に強い」というなら、このコロナ禍こそ災害ではないだろうか。このFTR102(光モールストランシーバ)は、コロナ禍を頑張り抜いた学生局に送る、R16FRからの表彰状です。
そして無線の魅力について書き始めたら、すでに 2022年10月29日にツイートしていた・・・。ハムフェア2023直前に改めてそう思う。
アマチュア無線の魅力は、災害時にはとか、電子工学に詳しくなれるとか、世界と交信できるとか、ではないと思う。
人と人との隙間を埋めていくのではなく、その余白を超越していくこと。
この令和の時代に必要なコミュニケーション、アマチュア無線ならできそうな気がする。私には、そこが魅力なのだ。
「FTR102(光モールストランシーバ)を4台、学生局にプレゼント」に対し、1area 中学生2局、高校生局、大学生局、3area 高校無線部(2台)、4エリア 中学生局、7エリア 中学生局から、計 8台分の希望をいただきました。どなたかご支援いただけますか。全員にわたしたい・・・
私の朝の無線は毎回、無変調を受けています。相手局が無変調より弱くつぶされてしまう時は、「スプリット(送受信をずらす)運用」にしています。私が 433.24で送信後、相手局は433.22 .24 .26 のいずれかで送信する。そこまでして無変調をしてくる妨害局はいません。
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「学生局への無料配布に協力したい」と、「DitDah」シリーズの JI1JDI さんより、4台分(10,000)のご支援をいただきました。FTR102(光モールストランシーバ)を4台、学生局にプレゼントします。うち2台はハムフェアの土曜日分、残り2台はハムフェアに来場できない学生局へのプレゼントとします。
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作ってみたい学生局は、私までご連絡ください。そして受け取った学生局は、私ではなく JI1JDI さん @ji1jdi にお礼をしていただけませんか。JI1JDI さんは電波文化祭⚡️にも、ご参加いただく予定です。
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当局から応答があるはずなのにない場合、各局は 「スプリット運用」にて、433.22 .24 .26 のいずれかで送信後、 433.24 を受信してください。
当局は 433.22 .24 .26 のいずれかで各局を探して受信し、433.24 にて送信します。
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230816
「学生局への無料配布に協力したい」と、MyDNS.JPの中の人さんより、4台分(10,000)のご支援をいただきました。
FTR102(光モールストランシーバ)を4台、学生局にプレゼントします。うち2台はハムフェアの土曜日分、残り2台はハムフェアに来場できない学生局へのプレゼントとします。
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作ってみたい学生局は、私までご連絡ください。そして受け取った学生局は、私ではなく「MyDNS.JPの中の人」さん @js1fvg にお礼をしていただけませんか。「MyDNS.JPの中の人」さんは電波文化祭⚡️にも、ご出展いただきます。
R16FRからは「大学無線部(2台):2 x 4 = 8、小学生局:2、高校生局:3、大学生局:1」合計:14台のFTR102(光モールストランシーバ)を、学生局へプレゼントしました。CQ誌のプレゼントから始まった学生局支援プロジェクト、1年でこんなことまでできるようになりました。 hr.icon
230815
「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」と言うのは簡単だ。「子どものために若い人たちのためにと、軽々しく言うな」とも言われた。アウトプットではなくアウトカムを大切にし、活動を続けて1年が経った。R16 Friendship Radio のプレゼンテーションの相手は、学生のみなさんです。
熱心な無線活動をしている学生無線部には、「FTR102(光モールストランシーバ)」をプレゼントします。週末のハムフェアでは「SUR工房」さんブースで間借り出展しています。土日ともおりますのでお寄りください。みなさまのユニークなプロダクトもご紹介ください!
「GG(ジジイ)」「GGZ」「黒いアイコン」「狭山の親玉」などは私を差し示しています・・・
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今日の臨時もくもく会、まもなく終了。私は「FTR102(光モールストランシーバ)」のカードデザインをした。カードの中心には「supported by」の欄を作った。この欄には支援者のコールサインを書いてもらうことにしよう。今までご支援いただいた方で、記載してもよろしい方は、私までご連絡ください。
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今朝の私のツイートを見た学生局から、「ハムフェアに当局も行くのでもらえませんか」と連絡をもらった。「FTR102」頒布キット、勢い余って30組作ってしまったが、全てを学生にプレゼントする資金力はない。どなたかご支援いただけますか。さらに多くの学生にプレゼントすることができます。
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大変だったというより、初めての経験なのでとても楽しかった。
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230814
「電波文化祭⚡️を番組で紹介したい」と、先ほど埼玉県内のコミュニティーラジオ局から連絡がありました。9月になったらスタジオ収録するので出向いてほしいとのこと。どなた様かご紹介いただきありがとうございます。
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230813
「タイマーIC 555を「89kHz」で発信させ、その信号に音声信号を重ね合わせる」、前回のもくもく会でのバラック実験がうまくいった光音声トランシーバ。今日のもくもく会では、ブレッドボードで組んでみての動作確認、さらに開発を進めたい。FTR103と名付けよう。
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あっという間の日曜日、今日も電波文化祭⚡️もくもく会を開催します。参加者はいつも10人ほどです。限られた参加者で、光トランシーバーシリーズ、電波文化祭⚡️の準備、そしてハムフェアの出展の準備などを進めていきます。10代の学生から70代のリタイア組まで、それぞれの役割、居場所があるのです。
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今日は9時から19時まで、明後日火曜日の15日も開催します。電波文化祭⚡️や、色々なプロダクトをご覧になりたい方、お気軽に狭山市のサンパーク奥富の会議室までお越しください。学生は交通費を一部支援します。光トランシーバを作ってみたい学生には、プレゼントしています。
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230812
電波文化祭⚡️モールスコード表、前回の表は似た符号順に並べましたが、「ABC順の並べた表も作ってほしい」と要望をいただきました。使いやすいほうをお使いください。もう1枚「よく使われる文字を追加」も用意しました→
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「The quick brown fox jumps over the lazy dog」は、いくつか文字が重複していますので、この表で追加できます。この2枚の表を印刷し厚紙に貼り、符号ごとに切り抜く。文字を並べ変えながら、モールス符号を覚えてみよう!
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コールサインを送出するためには、数字がなければいけないことに気づきました。数字とよく使う記号、省略符号をまとめました。最低限の交信ならこれで間に合いますかね・・・
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このモールスコード表(2面)のPDFは、「電波文化祭⚡️」Scrapboxのページに置きました。みなさまも使ってみてください。「モールスを始めてみよう!」と思った方は必ず、10/1(日)の「電波文化祭⚡️」に来てくださいね。
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230811
「グリーンフラッシュ現象を確認しよう!」と、友人に誘われ新宿高層ビル街に出かけた。地平線上で太陽が緑色に見えるグリーンフラッシュ現象を、充分に昇った太陽ならば「高い所にスリットを設置すれば、緑だけではなく青い光も見えるはず」だと。無線より自然のルールが面白かった2009年の夏だった。
グリーンフラッシュ(英:green flash)は、太陽が完全に沈む直前、または昇った直後に、緑色の光が一瞬輝いたようにまたたいたり、太陽の上の弧が赤色でなく緑色に見えたりする、稀な現象。緑閃光(りょくせんこう)ともいわれる。
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高い所をスリットに利用できる環境は、私たちの街にはなく新宿まで出向いた。高層ビル屋上のへりを「スリット」として活用するため、その影に合わせて歩道上の私たちが時間と共に移動する。自作のピンホールレンズを取り付けたデジタル一眼レフカメラを向けた(通常のレンズは太陽に向けないこと)。
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焦点距離250mm相当のピンホールレンズで、300m先のスリット光の回析画像。円の一番内側に現れた青系統リングに、「予想通り!」と友人は誇らしげだった。この実験から10数年後に無線を再開した。筑波山山頂付近の山岳回折伝搬も、これと同様の境界面でのスリット効果、ナイフエッジ効果なのだろう。
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「電波文化祭⚡️では、無線のことばかりでなく、こんな実演もしてみよう」と、JL1HPHは私を会議室の隣りにある薄暗い控え室に連れて行った。「回折格子スライド」にレーザー光をあてた。壁に映り込んだ赤い光の列は、くせの強い「単点の連続送信」のようだった。「これで筑波山の回折を説明しよう」
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狭山市から水戸市まで107km、標高877mの筑波山は壁となる。直進しかできない信号がなぜ、壁の向こうに到達するのか。「山岳回折を簡単にいうと。狭山市からの信号が筑波山の山頂にぶつかる。するとそこが『新たな送信源』(ホイヘンスの原理で説明出来ます de JN1EMG)となる。だから筑波山山頂からの移動運用と同じ」との例えに大きくうなづいた。 https://scrapbox.io/files/64d54cae26d8df001caa02fc.jpg
無線の楽しさを子どもさんたちに知ってもらうためには、まずは見えぬ電波を見えることから。R16FRでは「電波を見える化プロジェクト」と呼んでいる。さらに無線の内側にある、無線機の使い方や交信、アンテナ工作や電子工作などに留まらず、無線の世界をこういった光学などにもつなげていきたい。
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「電波文化祭⚡️もくもく会は」本日開催します。モールスの練習相手をお探しの方、電子工作を始めてみたい方、光トランシーバに興味がある方、電波文化祭⚡️を詳しく知りたい方は、今日は参加者4人だけなので、今まで来たことがない方も気兼ねなく遊びに来てください。
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230810
「そんなことはない。回折が発生するには中継塔は小さすぎる」と誰からも言われるが、狭山市と水戸市とを繋ぐ「謎の433M回線」は、筑波山女体山への登山道途中の、この無線中継塔が「中継」しているようにしか思えない。この直線の延長上の水戸市周辺各所に、ハンディ機で交信できるポイントがある。
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107km:狭山市 ⇄ 75km ⇄ 筑波山 ⇄ 32km ⇄ 水戸市。
筑波山女体山への登山道(標高 840m)脇にある「無線中継塔」の上空を通過する。
(この素晴らしい写真は、さいたまKZ119さんが撮影)
狭山市の当局からの信号は、山頂で拡散するのではなく、航空路のように一定の幅を保ち、107km離れた水戸市に到達する。常磐道「水戸」ICの南東側に拡がる田んぼの畦道、水戸市の大塚池公園の周遊路、国道50号のJR常磐線陸橋上で、ハンディ機でも交信できるのだ。
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などと書きましたが、私もそれほどの確信を持てません。水戸市周辺の「狭山市→筑波山登山道の無線中継塔」の延長線上に出向いて、体感してみてください。私はいつでも対応します。こういった探求、「なぜ?」を発見し、仮説を立てる、そして検証していく。といった楽しさを、子どもさんや学生さんたちに伝えていきたい・・・
「電波文化祭⚡️」も、その一足です。
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230809
モールス符号を覚えていなくても「交信」できる、モールスコード表を作りました。和文ではなく、ローマ字入力で見やすい配置です。この表を見ながら FTR102(光モールストランシーバ)を向かい合わせて、自分のメッセージを送り、相手からのメッセージを受け止めてみよう!
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高校に入学してすぐ、モールス符号を覚え始めました。似た符号同士で単語を作り、目と耳で覚える。実践で学ぶのが早いとはいえ、資格がなければできない。光モールストランシーバの開発当初、こんなに役立つとは思いませんでした。モールス符号を覚えたい各局、FTR102での「交信」にお付き合いします。
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このモールスコード表(2面)のPDFは、「電波文化祭⚡️」Scrapboxのページに置きました。みなさまも使ってみてください。「モールスを始めてみよう!」と思った方は必ず、10/1(日)の「電波文化祭⚡️」に来てくださいね。
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230808
公共施設のトイレや優先駐車スペース、車に貼られたステッカーなどで見かける、いわゆる「車いすマーク」。古くから使われている左側のマークは『受動的でネガティブな印象』を感じてしまう。それに対して『アクティブでポジティブなもの』にと、2013年に再デザインされたのが右側のマークです。
https://gyazo.com/cb638ff3979b39025d0af5ad19057b20
はちおうじRS248さんの、日々のアクティブな無線運用を拝見するたび、いつも私はこの「国際シンボルマーク」を思い浮かべていました。ハムフェアにいらっしゃいますか。私は両日とも出向きますので、お会いしたいです!
https://gyazo.com/c3a0123d3e924fab02570eba6ef9ec6c
一昨年 10年ぶりに再開局を決意したのは、無線交信に直交するSNS軸(Twitter)ができたことにより、面的なコミュニケーションが生まれていたからでした。その面と直交する新たな軸を与えたい、それが「電波文化祭⚡️」です。アマチュア無線を基軸とした、立体的なコミュニティーを目指しています!
https://gyazo.com/1abb9cbc0de8b4e40318cdc9c6099ec0
目標としていたハムフェアへの出展を取り止め、なぜ「電波文化祭⚡️」を開催することになったのか、その経緯を書きにまとめてあります。お読みいただければ嬉しいです。
教える側と教わる側が入れ替わりながら、その区別は意味を失う。
鋭いご指摘、その通りです! 見えぬ電波、その電波でのコミュニケーションを「見える化」することで、アマチュア無線の楽しさをたくさんの人に知ってもらいたい・・・
https://gyazo.com/334479ec7bfb0868a0a362cc36bf0c15
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230807
光音声トランシーバの変調方法が大きく進展した。今までは単に音声信号をそのまま増幅し、送信LEDを明滅させていたが、満足できる品質でなかった。そこでモールス信号を生成するために、800Hzで発信させていたタイマーIC 555を「89kHz」で発信させ、その信号に音声信号を重ね合わせる方法を実験した。
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「LEDの光も電波と同じ、変調にはいくつもの方法がある。どれがいいかは実験しないとわからない。耳で聞こえない高い周波数で555を発信させ、その搬送波に音声を載せる実験から始めよう」「FTR102(光モールストランシーバ)ができているのだから、モールスと音声の2モードの光トランシーバができる」
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と、開発者 JE1DLCは言うのだが、本当なのだろうか。bFaaaPの開発思考、実現のための様々なアイディアを、私は何年も見てきた。「JE1DLCの開発思考を、独り占めするのはもったいない。どうせ聞くのなら、みんなで共有しよう」が、もくもく会をスタートするきっかけだ。昨日もそんな日曜日だった。
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230806
間に合った! 今日もくもく会に来る学生局は、3アマ受験に備えモールス符号を覚えたいとのこと。事務所に寄り印刷してから #サンパーク奥富 に向かおう。このモールスコード表を厚紙に貼り、符号ごとに切り抜き、好きな単語を作りながら、楽しく符号を覚えられるかな・・・ https://scrapbox.io/files/64cedc2d1b2873001c21eae5.png
実践で学ぶのは早いとはいえ、資格がなければ交信できない。光モールストランシーバの開発当初、まさかモールス通信の学習に、こんなに役立つとは思わなかった。FTR102を向かい合わせての「交信」にお付き合いします。モールス符号を覚えたい各局、ぜひいらしてください。
PDFは「電波文化祭⚡️」Scrapboxのページに置きました。みなさまも使ってみてください。「便利だな」と思った方は必ず、10/1の「電波文化祭⚡️」に来てくださいね。
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230805
毎週日曜日の「電波文化祭⚡️もくもく会」ですが、このハムフェア直前に 4回開催します。明日 6日(日)、11日(金)、 13日(日)、15日(火)。ハムフェアや電波文化祭⚡️に向けての準備で慌ただしくしていますが、今まで参加したことがない方もお気軽に遊びに来てください。
「FTR102(光モールストランシーバ)」の学生向けプレゼントも、この 4日間で終了します。ハムフェア以降は1,500円/1台の有償頒布にします。もくもく会ではただ製作するだけではなく、なぜこのような電子回路なのか、設計者から直接説明してもらえます。
もくもく会に来る中学生局が、この8月に3アマを受験するとのこと。この「FTR102(光モールストランシーバ)」を向かい合わせての、モールス通信の学習にお付き合いします。モールス符号を覚えたい各局、ぜひいらしてください。
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230804
中3の夏休みをどう過ごしていたか、43年前をふと思い出した。お盆休みに帰った山形の山奥の集落、茅葺き屋根の下で祖母が囲炉裏の前で待っていた。長い夏休みは無線が全てだった。借りていった無線機 RJX-601の電源をすぐに入れた。山岳移動局なのだろう、50M/SSBで1局だけ聞こえた。呼んでみよう。
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茅葺き屋根を見下ろす丘に上がってみた。この山岳移動局はロッドアンテナでもとても強く入感していた。信号はモゴモゴと聞こえる。RJX-601では復調できないSSBだった。それでも呼んでみた。「AMでなくSSBで呼んでください!」って言っているだろうと感じたが、コールサインはわからなかった。
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交信成立ではなかったが嬉しかった。「いや、交信は成立したのだ」と思い直した。私は相手局を受信し応答し、私の存在を知ってもらったのだから。この集落を囲い込む山々を信号は超越していったのだ。持てるだけの大工道具を持ち、山形駅から夜行列車に乗り東京へと向かう、20才の夏の父のようだった。
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230803
高校に入学しすぐに始めたのが、モールス符号を覚えることだった。受験から解放された私の頭脳は、まるで初期化されたHDDよろしく、符号がしっかりと書き込まれていった。「CWは一生モノ、一度覚えると忘れないよ」とは本当だった。30年QRTしていた間も、ふと頭の中で符号が再生されることがあった。
https://gyazo.com/eff50a7bbacad6bee47ff42e4a67f214
その音を頼りに符号に変換してみると、交信に必ず使う単語だった。強く記憶に刻み込まれているようだった。もくもく会に来る中学生局が、この8月に3アマを受験するとのこと。「符号を2、3文字ずつ覚えている」そうだ。これをゲーム化して、もっと楽しくできないだろうか・・・
8/6(日) #サンパーク奥富 (狭山市)にて、「電波文化祭⚡️もくもく会」を開催します。「FTR102(光モールストランシーバ)」を用意しています。このFTR102を向かい合わせての、モールス符号の学習にお付き合いします。モールス符号を覚えたい各局、ぜひいらしてください。 https://gyazo.com/40d2f8cc452b61f187326fafdb3612e1
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230802
先日のもくもく会で、この「交信」を眺めていたら面白かった。FTR102(光モールストランシーバ)は電波を発するのではなく、ただ赤色LEDが明滅するだけ。なのに2台向かい合わせ交信が始まった瞬間、自局のメッセージを相手局へ伝えたいと願う、それぞれの局の思いが私にさえ伝搬するのだ・・・
https://gyazo.com/40d2f8cc452b61f187326fafdb3612e1
光通信プロジェクトは、モールスではなく音声通信から始まった。「モールス」をその主役にしたいと考え、開発者 JE1DLCへ出向いた時、何がそうさせたのかわからなかった。その理由をモールス通信士から教えてもらった。「感情というものがモールスに通ずるんですね・・・」
https://youtu.be/Aznaf1vgsQQ
「向こう(相手局)も別れるときは何回も、『ツー トトツー』と何回も・・・」
人それぞれに性格があるように、打鍵する通信士の個性がでるという。
『モールス信号での通信は、現代のように単なる情報のやりとりにとどまらない。そこには、お互いを思いやる、人と人との対話があった』
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「FTR102(光モールストランシーバ)の、学生さんへの無料頒布に協力したい」と、複数のOM局からご支援をいただきました。あと8台、無料頒布いたします。ハンダ付けが必要ですが、専用基板なので短時間で組み上げられます。作りたい学生局いますか。
ハムフェア2023では、SUR工房さんのブースで間借り出展する予定です。FTR102(光モールストランシーバ)を展示しますので、お立ち寄りください。
この令和のゲルマラジオは受信するだけではなく、コミュニーケーションを取れるのだ。ハンダ付けが必要だが、専用基板なので短時間で組み上げられる。同じようにしか見えない部品はみんな違っていて、違う役割を持っているという。いつの日にかその部品の役割を知りたい・・・
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