障害者のための国際シンボルマーク
公共施設のトイレや優先駐車スペース、車に貼られたステッカーなどで見かける、いわゆる「車いすマーク」。古くから使われている左側のマークは『受動的でネガティブな印象』を感じてしまう。それに対して『アクティブでポジティブなもの』にと、2013年に再デザインされたのが右側のマークです。
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障害者のための国際シンボルマーク
車椅子の意匠が描かれているマークが障害者優先駐車スペース・優先席・車椅子などの利用を考慮した多目的トイレなどに広く用いられている。しかし「車いす使用者だけ、あるいは肢体不自由者だけを対象としている」という誤解は多い。
あくまでも前記した通り、障害のある人々の利便が図られた建築物や施設の視認性向上や、健常者へ配慮を促すために用いるのであって、設備・装備の無い普通の車両に貼り付けることは、このマークの本来の使用方法からは乖離したものであり、ましてや障害者を示すマークではない。
2009年にアメリカで始まった草の根運動「Accessible Icon Project(略称:AIP)」により、上記国際標準の国際シンボルマーク(同プロジェクト曰く受動的でネガティブな印象を受ける)を、よりアクティブでポジティブなものに変えようと、アクティブな形にリデザインされたマークが2013年に発表され、ニューヨークのタクシーなどで使用されている。
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