ウマ娘二次創作自粛ムーブメントの個人的見解
記述は全て自分の感想であり、事実ではない
気持ちと正しい権利の理解を切り分けていない人がかなりいる印象
基本的に気持ちが先行する
個人の行動はそれでいいと思う
判断を他人に押し付けないでいただきたい
リスクを正しく認識することと、実践することは全く別の話
信号無視はそんなにリスクが高くないが、やる人もやらない人もいる
リスクを過剰に高く見積らせたいと言う姿勢には自分は反対である
適切な理解がその人にとって正しい判断をうむと信じている
リスクを正確にみつもり、それでもやるか?と言うのが意思決定のプロセスである
この立場では、誤った知識の流布によってリスクを過大に見積らせるのはよくない
サイゲームスの視点で考える
ソーシャルゲームの開発に5年を要しており、十分な利益を獲得するために数年以上のロングランをしたいだろう
この場合、強行に馬主を敵にすることは商業上の展開を考えるとうまくないだろう
JRAとコラボとかできなくなっちゃう
JRAは競馬未経験向けの施策をやっていて、接点創出の一助になるのでコラボが期待できる
今は競馬ブームで売り上げも伸びているので、この観点で営業もかけやすそうだ
馬主の訴訟リスクは低いが、訴訟をされたらブランドイメージ低下につながり、またC向けのサービスなのでファンの気持ちが離れてしまうリスクがある
気持ち良くつくれない
制作陣に明らかに競馬ファンがいる
いなきゃ作れないゲーム
なんの許諾をとったのかは謎
馬主の立場なら、仁義をきられたと感じると思う
同人誌は基本的にあまり考えていないか、普通にやってくれればいいと思っていそう
明確に禁止と書いていない
関係者が多く、社内からも万一馬主の機嫌を損ねると良好な関係が崩れるというような視点が出たので、念のために注意をしておこうとして2018年の声明を出した?
声明が曖昧すぎる(ガイドラインと言いたくない)
これを高く評価する人もいるが、理由は何故だろう?
全ての表現がチキンレースになるので作家としては利用しづらい
エログロだけではない
「弱い馬だからいらない」と言われるような表現はどうか
あの馬より弱い、みたいなのは?
地雷ポイントは人それぞれなのでわからない
サイゲームスが馬主へ配慮したかったが、馬主の怒りポイントはそれぞれ違うので「なんかいい感じにかけ」と曖昧な表現にするしかなかった?
運用でカバー?
結果的に自粛ムードになったのはよかった?
やばかったら馬主と個別対応するという判断だった?
2018年とは状況が変わっているので再度整備したものを出すということはできないのだろうか?
ここまで自粛されるとは思わず、とりあえず出した感のある声明
自粛は期待通り?
もし期待から外れていたなら新たなガイドラインが出るはずなので期待通りだった?
期待通りだとすると禁止となぜ書かなかったのか
現行のガイドラインで運用する場合
特に問題がある表現をされた場合には注意をして、聞かなければ訴訟をするのかもしれない
例えば、予後不良で馬肉になるようなグロ表現などをした創作がバズり競馬自体に悪いイメージがついてしまったとして、万一馬主が問題にする可能性がある。サイゲームス側から注意をするなどの対応はありうる
馬主が直接言うのは根拠がないので難しいだろうが、サイゲームスに言ってもらえれば個別で対応すると言うことは馬主に伝えているかもしれない?
それならガイドラインが先にあった方が話が早そうではあるが、馬主と二次創作の話はそんなにしなかったのかもしれない
出ていないということはそこは大して問題にされていないのではないか
厳密なガイドラインの策定は見合わないのでしなかった?
何を描いてもいきなりコンテンツが大ダメージを受けることはないのではないか?
もしそれができるなら有名馬のひどい話をたくさん書いてSNSで流すだけでコンテンツにダメージを与えることができる
競合会社が低コストで攻撃できる
しかも秘匿性が高い攻撃
禁止がしなくてはいけないなら、自社のアプリ停止リスク回避のために禁止と言うべきである
禁止と言わない理由は何か?
個別の問い合わせは対応コストが高いのでしないだろう(実際していない)
DLsiteが消した経緯が気になる
ウマ娘の創作はNGという方は、人格権が存在しそうなVTuberの創作もNGなのかな?
ウマは人格権がないので、VTuberの方が明らかに問題が重いから、そちらの方がよほど強く規制されるべきというのが法律的な視点だと思う
権利者が嫌がるムーブは何か?
物理的な行動は確実に迷惑度が高い
競馬場での迷惑行為
牧場でフラッシュを使って写真を撮る
馬刺しネタとか?
競馬ファン感情のさかなでする行為は何か
死んだ馬を馬鹿にする創作とか?
競馬ファンはウマ娘、やってるのかな
知人の競馬ファンはやってなかった(「これは馬ではない」と言っていた)
種付け価格が下がるのでは?
悪魔の証明である
経済動物だから、ないんじゃないか
ガイドラインを守ってください
そう思う
解釈は各自がやればよい
モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします
実際、ファンアートはそこそこ描かれている。この人たちは著しく損なう表現はしていないと「判断している」だろう。
しかし実際のところ不快に思う表現というのは人それぞれなのであって、あなたとわたしでも違うのに、対象が多いので全くわからない
万人が問題ない表現は存在しないだろう
誰がダメかという判定基準は示されていないので想像するしかない
その判断がダメかを判断するのはなんらかの権利を持っている人である。第三者ではない
なので誰がなんの権利を持っているか、いないかという話が議論されるのは興味あるだろうねと思う
一般絵はいいけど、エロはダメです
あなたの判断はそうなのですね
エロもいいってのもあなたの判断ですね
実際の表現によって個人個人で判断す流のが良いと思います。個人的には関係者が多いので、他のアニメ作品よりはややリスクが高いと思っていますが、出して即死ならお願いではなく禁止声明をすると思うのでコンテンツが1発で無くなる(重要な交渉がおじゃんになる)リスクはかなり低いと考えます
その結果訴訟される可能性はありますが、一般絵も訴訟される可能性があります。可能性の有無で言えば
「何が良くて何がダメなのが良く考える」のは通常の作品と同様に思います。実際にはラインは分からないので一線をこえたらメールなり訴状なりが届くと思います(メールをだしてくれると気づくチャンスがあって嬉しいですね)
なぜあなたはわざわざ火中の栗を拾うのですか?
ガイドラインを雑に読むと今後の二次創作に悪影響が出ると考えるからです
定量的な議論は調査していないのでできません
ウマ娘のガイドラインはガイドラインというほど詳しくないのですが、大きく見ればその範疇でしょう
ガイドラインの文言は比較的同じになることが多いです。おそらく企業法務が書いているからだと思います
二次創作は今まで暗黙知で動いていました
これを明文化するとなると、文章をよく読んで各自が考える必要があります
そしてこのガイドラインは、法律の条文や規約を読み慣れていない人、実際の訴訟の有無を知らない人が見れば「エロ二次創作はすべて禁止」によめてしまうのです。そんなことは書いていないのですが。
契約の文面の読み方と、我々が普段話している言葉のコミュニケーションは、同じ日本語ですが読み方が違います。
普段の会話では「相手が言っていないこと察する」などの態度が良いとされることがありますが、契約では文面の解釈で争われることもあり、文面にないがことを読むというのは誤読の元です
権利の問題はデリケートであり、権利者はやすやすと許可をすることはできません、結果として非常に微妙な表現になります
例:「お願い」と「禁止」には大きな溝があります
この表現の機微を読み解かなければ、権利者は自分の言いたいことがよくみんなに伝わらないとこまってしまいます
たとえるなら「本屋にヤングジャンプを注文したのに、週刊少年ジャンプが届いた。○○ジャンプは全部週刊少年ジャンプになってしまう」ようなものです
皆さんが本屋で、権利者が発注者と考えてください
大雑把な読み方をすると書き手は困る、ということです
このような考えから、自分の解釈して他人に押し付けるというのは今後の二次創作の発展に悪影響があると考えています
なので、特に規約の読み方に関して雑な議論に反対です
抑制効果はもちろんある
ウマ娘好きな女性作家さんと話してて「男性ファンの方は色々と思う所はあると思いますが…お陰様でキャラ名で検索してもHなファンアートが出て来ず、とても安心して楽しめてます」という意見を聞き、「みんなの努力…無駄じゃ無かったんだな」と思いましたよ。