『パタン・ランゲージ―環境設計の手引』
原題:A Pattern Language(The Pattern Languageではない) #パタン https://gyazo.com/a28eb93d07140cd52a8720a6acc8cec5
パタンランゲージの描写につっこみをいれると、マズい書き方を洗い出せそう
パタンの描写が悪い
説得的
明白な根拠といいつつ、根拠薄弱、チェリーピッキング
声明 p277
建物の形に革命をもたらす p277
しかし実証はされない
きわめて危険な場所 p266
絶対的事実 p281
最上の食べ物を提供し p237
匂わせ
損害を倍加しているのである。 p258
説明深度が浅い
本質を多用するが、それは解説されない
この考え方は実に明解である p269
本質
観光資源としての建物と、住む建物の混同
教会とか大好き
物事には異なる方向性がいくつもある
反対は一つだけではない
通常の行き方とは正反対であり p269
建物が大好き
建物や環境には無限の労力をかけるべきだ(かけてなさすぎる)
全体の入り口の関係が一目瞭然でないと、目指す入り口が見付かりにくくp264
最も本質的な社会「接着剤」の1つである p258
文法から開発する必要がありそう
『パタン・ランゲージ』を改めて読みなおしたら、表現があまりにも酷かった。
よりよいパタンを生み出すには、語彙の選択や文法規則の開発が必要そう。
風呂敷はでかく、主語はでかく、しかし仮説に仮説を重ねて、実証の代わりに意見で締めるみたいな…。
「絶対的」「最上」「革命」「本質」みたいな強い言葉がぽんぽん使われるが、それがいったい何を指すのかは説明はされず、「明解である」といった説明不要的な態度で打ち切られる。「明白な根拠」で示される資料は、自説の補強に役立つ文献を恣意的に参照するかのように、街のニュース記事をもってきたり…。
証明の代わりに、レトリックにまみれた意見を述べてしまった…みたいな。パレーシア違反。
新次郎構文ならぬ、アレグザンダー構文という悪癖。ただ悪癖を取り除けば良い表現になるわけではない。質を描写する語彙の選択や文法規則を開発する必要がありそう…。