ハンモックスタンドの作り方
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ハンモックスタンドは、普通のキャンプ道具さえあれば、工具を使わなくても、今すぐ自作できます。
また、好みに応じてオプションを少しずつ追加していけば、軽くしたり便利にカスタマイズするのも自由自在です。
この記事では、シンプルなハンモックスタンドの作り方から、色々なカスタマイズの仕方まで、丁寧に詳しく解説します。
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ハンモックスタンドがあれば、木のないキャンプ場・砂浜・河原でもハンモックを楽しめるので、ぜひお試しください!
→ 自作ハンモックスタンドを設営できた場所
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シンプルに作って、自分好みにカスタマイズ
この記事では、まず、最もシンプルなハンモックスタンドの作り方を解説します。
そのシンプルなスタンドに、オプションを少しずつ追加して、軽くて便利なスタンドにカスタマイズする方法も解説します。
① 必要最小限の、最もシンプルなハンモックスタンド
.          ↓
② 3000円で作れる、350gの軽量なカーボン製ハンモックスタンド
.          ↓
③ 便利なオプションを追加した、高機能かつ高性能なハンモックスタンド
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① シンプルなハンモックスタンド
/icons/注意.icon ロープワークが苦手な方は、この部分は読み飛ばしても大丈夫です。次のステップ ②(カーボン製スタンド)に進んでください。
ポールにロープを結ぶだけで、ただのポールがハンモックスタンドになります。
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材料
丈夫なポールとロープだけ
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/icons/注意.icon 人間の体重を支えられる、丈夫なポールとロープをご使用ください。(自己責任で、慎重に)
ポールの例(長さ:約130cm)
太さ35mm、アルミ合金製、連結式
太さ26mm、カーボン製、連結式
ロープの例(長さ:約1m)
UHMWPE(太さ3mm) (1mあたり約100円)
ハンモックを保持する仕組み
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引っ張るほど締まるボアノットという結び方で、ポールにロープを結びます。
その結び目を、連結式ポールの段差で支えることで、ロープが滑り落ちるのを防ぎます。
ロープはガッチリ固定されるので、ハンモックを吊るして、人間の体重を支えられます。
作り方
ポールの段差のうえで、ボアノットを結ぶ。
ロープの余りでもやい結び(引き解けバージョン)を結んで、ウーピースリングやデイジーチェーンに繋ぐ。
ボアノットの結び目のうえに、ハンモックを吊るす。
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自宅で準備しておけば、キャンプ場ですぐに使えます。
一度だけ作れば、繰り返し使えるので、ロープワークを覚えておく必要はありません。
設営方法
普通のハンモックの装備だけで設営できます。
まずは動画(2分)でイメージを掴むのがおすすめです。
デイジーチェーン → 木とハンモックを繋ぐ。(ポールと地面を繋ぐのにも使える。)
ウーピースリング → ポールと地面を繋ぐ。
ペグ → ウーピースリングやデイジーチェーンを地面に固定する。体重を支えるため、大きなペグが望ましい。
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設営のコツ
動画(2分)の手順に沿えば、ポールやペグの位置が迷わず決まっていくので、試行錯誤せずに、素早く設営できます。
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タープも張れます。
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/icons/rotate-clockwise.icon〚オプション〛延長スリングでボアノット
ロープの代わりに延長スリング(Dog Bone)を使えば、「もやい結び」をせずに済むので、見た目がスッキリします。
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② 3000円で作れる、350gの軽量なカーボン製ハンモックスタンド
軽量なカーボン製のポールを使えば、徒歩キャンプでも気軽にハンモックスタンドを楽しめるようになります。
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1本 3000円
わずか3000円で、340gの軽量なカーボン製ポールが購入できます → ハンモックスタンドに使えるカーボンポール
謝辞:このポールはこちらの自作ハンモックスタンドの投稿を参考にさせて頂きました
2本 4200円
木のないキャンプ場でもハンモックを楽しめます!
2本の場合も、普通のハンモックの装備だけで、ハンモックスタンドを設営できます。
デイジーチェーン 2本
ウーピースリング 2本
ペグ 4本
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/icons/rotate-clockwise.icon〚オプション〛ワッシャーでハンモックを保持
ワッシャーを使えば、ポールの段差にワッシャーを載せるだけでハンモックを保持できます。
→ チタン製ワッシャー(M22)
ステップ ①(最もシンプルなスタンド)で紹介したボアノットが面倒な人や、ロープワークが苦手な人にオススメ
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装備の例
「カーボン製ポール」と「チタン製ワッシャー」を使う場合の装備の例
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設営方法
ワッシャーを使う点以外は、ステップ①(最もシンプルなスタンド)と同じです。
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ワッシャーを使う場合は、デイジーチェーンをポールに挿し直すだけでも、長さを調整できます。
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③ 便利なオプションを追加した、高機能かつ高性能なハンモックスタンド
好みに応じてオプションを追加すれば、さらに便利にカスタマイズできます。
オプションは後から少しずつ追加していけるので、必要かどうか分からなければ、とりあえずは気にしなくて大丈夫です。
ただし、ペグだけは最初から鎗ペグ(↓ 最初のオプション ↓)を使うのが断然オススメ。
/icons/rotate-clockwise.icon〚オプション〛鎗ペグ
最重要オプションです!
30cmくらいのチタンペグだと、柔らかい地面では人間の体重を支えられず、抜けてしまうことがあります。
そんな地面でも、固定力の強い鎗ペグなら、抜けずにハンモックスタンドを支えてくれる可能性がかなり高まります。
ただし、砂浜や河原などは地面が非常にゆるく設営が難しいです。挑戦するなら、他のオプションも揃えてしっかり準備を。
→ 鎗ペグ 32cm
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鎗ペグを三角打ちすれば、砂浜のような難所でも、ガッチリ安定 💪
→ ペグの比較(砂浜でハンモックスタンド)
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/icons/rotate-clockwise.icon〚オプション〛鎗ペグを、手で刺して、足で踏める金具
重たいペグハンマーを持たずに済むので、荷物が大幅に軽くなります
→ 鎗ペグを踏める金具
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/icons/rotate-clockwise.icon〚オプション〛ポールの埋没防止
柔らかい地面だと、ポールが地面に埋まってしまうことが多々あります。
ポールが埋まると、ポールを支えるロープのテンションが弱まり、スタンドが倒壊する危険性が増します。
埋没防止具を常設しておけば、埋没対策の手間が減るので、設営撤収が楽になります。
→ キャンプチェア用の埋没防止具
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/icons/rotate-clockwise.icon〚オプション〛ポールの間隔を広げる
ウーピースリングや延長スリング(Dog Bone)を使ってポールの間隔を広げれば、3.6mくらいの大きなタープも、無理せず張れます。
ウーピースリングなら微調整ができるので、延長スリングよりも便利です。
普通のウーピースリングだと長すぎて嵩張るので、短いウーピースリングを自作するとコンパクトに持ち運べます。
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ただし、ポールの間隔を広げると、ハンモックが低くなります。
ハンモックを高く保ったままポールの間隔を広げるには、「ポールの延長」(↓ 次のオプション ↓)が役立ちます。
/icons/rotate-clockwise.icon〚オプション〛ポールの延長
カーボン製ポールを3連結(126cm)から4連結(167cm)に増設することも可能です。
4連結(167cm)なら、木に吊るのと同じような高さと間隔で、大きなタープやハンモックを張れます。
/icons/注意.icon 長いぶんだけ、強度的には、やや不安が残ります。(これから検証を重ねていきます。)
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1節あたり100gちょっとなので、両側を増設しても200gちょっとの増量で済みます。
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/icons/rotate-clockwise.icon〚オプション〛 ハンモックスタンドに適したロープ
ハンモックスタンドの安定性が向上し、設営も楽になるので、とてもオススメのオプションです。
けれども、作るのが少し面倒なので最後に紹介しました。
→ ハンモックスタンドを支えるロープ
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設営のコツ
→ ハンモックスタンドの設営のコツ
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安全のために
/icons/注意.icon ハンモックスタンドの作成・使用には思わぬ危険が伴うこともあります。
/icons/注意.icon 安全第一を心がけ、自己責任での判断・行動をお願いします。
→ ハンモックスタンドのトラブル対策
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🏷️ 別のキャンプ道具との混乱を避けるために、一般的な呼び方である『ハンモックスタンド』という名前をご使用ください。
⭕️「どこでもハンモックを楽しめるスタンド」のように、「ハンモック」と「スタンド」を分けた呼び方も可能です。
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