【2-3】スイッチ基板を取り付ける
スイッチ基板の4x2で並ぶ穴8箇所(左右合わせて16箇所)に針金をはんだ付けする。
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ダイオード(黒い直方体)がついている側が表になるように。
穴のラインに溝を掘ったダンボールの上などでやると針金が倒れにくい。
裏に飛び出た針金はニッパーで短く切り落としておく。
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人差し指中段のキースイッチをいったん外しておく。
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これは必須ではないが、スイッチ基板が嵌めやすくなると思う。
親指キーから出ている針金4本を穴に通す。
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「田」みたいな穴から出ている針金が、そのまま基板の穴の位置関係に対応する。途中で交差しないように。
そのまま全てのスイッチの足と突起に穴がはまるように、がんばって基板を押し下げていく。
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取り付け面全体が湾曲しているので、すべてがはまった状態で置くことは難しい。そこで画像のような順(上顎>しっぽ>下顎)で、端からはんだ付けしてしまって固定するとよい。
この上顎はかなり奥まっており、全工程で2番目に難しいはんだ付けである。
押さえていないと浮いてきてしまう箇所は、以下の手順でやると良い。
2つあるうちの片方の穴だけを、浮いた状態ではんだで埋める
左手をピンセットに持ち替え、穴のはんだをこて先で溶かしながらピンセットで押さえて足を貫通させる
こて先を離して、息を吹きかけて1秒待ち、はんだが冷え固まってからピンセットを離す
この手順は、上段や下段のキースイッチにも使ったほうがいい。穴の中から足の突起が飛び出していない箇所は基板が浮いていて導通していないおそれがある。
全ての足をはんだ付けする。
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下の画像のように、穴全体がはんだで埋まっておらず、隙間が空いている箇所は導通していないことが多いのでやり直すべし。
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親指の針金4箇所もはんだ付けする。
針金が邪魔でこて先が入らないと思うので、手前2つをやってニッパーで切ってから奥2つをやると良い。
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親指の針金の余った部分をニッパーで切る。
反対側も同様にする。
次に行く前に、今一度すべてのキースイッチのすべての足がはんだづけできていることを目視で確認する。
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【2-3】スイッチ基板を取り付ける