LT(ライトニングトーク)は、誰もが『発信者』となる仕組み
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IT界隈からスタートしたLTの文化を、無線の世界にも広げたい。
LTとは、こんな感じです。
「Scrapbox Drinkup 12」お久しぶりです!万感の思いを込めて、3年ぶりのLT大会
開催時間に合わせて人数を決める(2時間 → ひとり 9〜10分)。
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「つくること」
#電波文化祭 のテーマは「モノづくり」。「つくる」は無線機やアンテナだけでなく、その上位にある「誰かが喜んでくれるモノ」をつくること。「誰かが喜んでくれるかもしれないモノ」でもいい。 無線家にとって「モノを作る」とは、完成させることが目的ではない。そのモノを使って、自分のメッセージを、遠くの誰かに伝えることができることだ。
電波を送受信するための通信機器として捉えるのではなく、コミュニケーションツールとして捉えたい。
モノづくりに匹敵する「遊び」とは何だろう。その遊びを見つけ、みんなに伝え共有していくことを、「遊びづくり」と呼ぼう。 無線ならではの遊び、無線と何かを掛け合わせ、楽しいことの相乗効果を楽しみたい。この遊びづくりを、体験運用・電子工作に次ぐ、コンテンツとしたい。
「つたえること」
「モノづくり」ひとつのモノの完成とは、出来上がった時ではない。そのモノを活かした「遊びづくり」までも提案し、その価値を誰かに伝えた時だ。
「モノづくり・遊びづくり」はたくさんの時間を要求するのに、なぜそれに向かい合えるのか。
無線家として無線を知らないたくさんに人たちに届けられる価値を作りことはできるのだろうか。
アマチュア無線でよく言われる「多彩な楽しみがある」とは、限られたメニューから選択することでなく、「メニューに新しく追加していく」ことだと思う。
アマチュア無線の枠組から一歩踏み出した局、発表などしたことがない局こそふさわしい。
U23(23歳以下)の無線家
開局した学生の頃を思い起こし「失敗したな」と思うことは、大勢の人の前で自分の意見を表明しなかったこと。
失敗することは恥ずかしいことではなく、挑戦しないことこそ恥じることだと思う。 未完成でもいい。失敗しても許される、挑戦する学生を応援します。
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「SA(StudentAssistant)について」JA1YKL・JA1YGC(産技高専電気通信部)
「弱小高校社団の予算確保」JJ1MZP(大学生)
「POTAを自作でもっと楽しもう」7L4WVU(AKC)
「蚰蜒倶楽部とそのプロダクト」JG1EIC(蚰蜒倶楽部)
「【License-Free Radio】というラジオ番組を、始めることになったお話」サガHI39
「無線交信をマッピングする QTH Mapの紹介」JK1TUT
「それでも、頒布をやめない理由(わけ)」JK1TZG
「海外での移動運用のための自作アンテナの工夫」JK7TKE
「ホンモノのEFHWでHFのマルチバンドに出ませんか?」JS1FVG
「アマチュアだから出来ること」JL3UCR
「キャッツコンピューターロボット研究会の紹介」JS1YMM
「電波文化祭は無線イベントの「コペルニクス的転回」を目指す」JN1GGZ / R16FR
YouTubeで公開されています。ぜひご覧ください。
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各地のイベントでは、名の知れた無線家に50分程の基調講演にお願いすることが多い。
基調講演の問題は、発表者と発信するだけ、聴講者は受信するだけとなってしまうこと。
双方向の交信こそ、たくさん無線家が集まるイベントでのステージにふさわしいはずだ。
来場者は受信者だけでなく、いつかは発信する側となってもらいたい。
ただ受動的に聞くのではなく、「いつかは自分も登壇したい」と能動的に聞くことができる。
参加者全員が受信者ではなく発信者となることを容易にする。
経験がなくてもいい。未完成でもいい。失敗しても許される。
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5. LT登壇することによって「当事者意識」を持つことができる
「ハムフェアこれではだめだよね」「JARLは何をしてる」というような、他人事の様に批判するのは簡単だ。
こういった他者が行動しないことを理由にした批判は、無線に限らずSNSでよく見かける。
他者の行動に期待しても、ただ時間が経過していくだけ。何も前進しない。
以前所属していた無線クラブで、ハムフェアに出展したことがあった。
同じハムフェアでも出展者側からだと景色が変わる。多くの人にその景色を見てもらいたい。
もっともハードルが低い「発信」だ。
相手を理解するためには相手の立場にもなることだ。
LT大会はどの参加者も、出展者・発表者・主催者となりやすい仕組みだ。
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6. 学生局やニューカマーこそ「LT登壇」してほしい
21世紀の子どもたちのアマチュア無線を知ってもらうためには、LTスピーカーは学生局こそ望ましい。
学生は社会に出ればいずれしなくてはならない時がくる。失敗を恐れずに挑戦してほしい。
開局した学生の頃を思い起こし「失敗したな」と思うことは、大勢の人の前で自分の意見を表明しなかったこと。
失敗することは恥ずかしいことではありません。挑戦しないことこそ恥じることだと思う。
どんな無線家も最初はニューカマーだったが、経験を重ねるに連れて、無線の驚きやニューカマーの視点を失ってしまう。
無線をたくさんの人に知ってもらうためには、むしろ経験が邪魔をしてしまう。ニューカマーの視点が必要だ。
アマチュア無線家はみな対等だ。経験の長い局も、ニューカマーも、挑戦する学生も。
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ハムフェアを単なるアイボールの場とするのはもったいない。
相手が発信することをしっかりと受信すること。受信だけでなく発信すること。
来場者としてではなく「発信者」としてからハムフェアをを眺めてもらいたい。
ハムフェアを無線を超越するコミュニケーションの場としたい。
そのためには・・・
まずは自分が行動すること。地域を超越した共感してくれる仲間たちともに。
コミュニケーションに続くものがある。それは「創造」だ。
参加者全員が受信者ではなく「発信者」となってほしい。
https://gyazo.com/7a15e7c88666a66e6449b12eed03bc04
『創造社会を支えるメディアとしてのパターン・ランゲージ』井庭崇・古川園智樹
https://gyazo.com/9ed884d1789a9d4e4036ad180fc6e243
コミュニケーション社会の後に来るのはどのような時代だろうか。それは「人々が何かの創造(creation)をしている」 という時代である。
「受信」から「発信」 へという推移の次に、「コミュニケーション」(つくられたものをやりとりする)から「創造」(つくる)への推移が来ると予想される。
『創造社会を支えるメディアとしてのパターン・ランゲージ』井庭崇・古川園智樹
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8.「創造へとつながるコミュニケーション」があるから、アマチュア無線を21世紀の子どもたちに伝えたい
コミュニケーションがあるから、「創造」へと続くコミュニケーションにがあるから。
わたし ⇄ なかま ⇄ みんな
わたし(私自身)
なかま(自分の半径3m以内)
みんな(無線の内からも外へ)
受信するだけでなく発信すること、反対に相手が発信することをしっかりと受信すること。
日々の無線活動の中から、無線がもっと面白くなることを『発見』すること。
誰かがやってくれるのを待つのではなく、必要なモノを自ら『開発』すること。
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2. LT(ライトニングトーク)は、誰もが『発信者』となる仕組み
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