高血圧 - chisanochi

高血圧

本邦に4300万人（コントロール良好27％、不良29％、認知11％、不認知33％）

【分類】（表は高血圧治療ガイドライン2019）

https://www.jpnsh.jp/data/jsh2019/JSH2019_noprint.pdf

診察室140/90mmHg、家庭では―5mmHg

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【診断】

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二次性高血圧

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整形外科でNSAIDsもらってない？甘草のんでない？

【血圧に基づいたリスク層別化】

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【管理】

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【治療】

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心不全合併：ACE阻害薬、ARB、β遮断薬、降圧利尿薬

脂質代謝異常に合併：α遮断薬

腎障害を合併：ACE阻害薬、ARB、Ca拮抗薬

糖尿病合併：ACE阻害薬、ARB

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■二次性高血圧の三大原因

①腎実質性（慢性糸球体腎炎）

②腎血管性

③内分泌性

【腎泌尿器科】

体液量の増加→高血圧、浮腫

高レニン高アルドステロン血症、腎血管性高血圧症

#低K血症を伴う二次性高血圧

二次性高血圧のうち低K血症を合併しやすい高血圧には，腎血管性高血圧症，原発性アルドステロン症 PA，Cushing syndrome（特に異所性ACTH症候群），偽性アルドステロン症，Liddle症候群などがある．

●Cushing syndromeでは重症例のみ低K血症を呈し，同時に特徴的な身体徴候や白血球増多を合併することが多い

原発性アルドステロン症 PA　アルドステロン過剰分泌→腎集合管→Na貯留

偽性アルドステロン症（甘草・グリチルリチン酸の使用による）

先端巨大症　GH、IGF-1高値→近位尿細管Na吸収

デオキシコルチコステロン（DOC）産生腫瘍

Liddle症候群　腎集合管障害（NA再吸収過剰）→RAA系↓

11β-水酸化酵素欠損症

Cushing syndrome　COR過剰→アルドステロン様作用→Na・水貯留

褐色細胞腫・パラガングリオーマ　

■生活習慣の修正項目

1．食塩制限6g/日未満

2．野菜・果物の積極的摂取*

飽和脂肪酸，コレステロールの摂取を控える

多価不飽和脂肪酸，低脂肪乳製品の積極的摂取

3．適正体重の維持：BMI（体重［kg］÷身長［m］2） 25未満

4．運動療法：軽強度の有酸素運動（動的および静的筋肉負荷運動）を毎日30分，または180分/週以上行う

5．節酒：エタノールとして男性20-30mL/日以下，女性10-20mL/日以下に制限する

6．禁煙

生活習慣の複合的な修正はより効果的である．

＊カリウム制限が必要な腎障害患者では，野菜・果物の積極的摂取は推奨しない．肥満や糖尿病患者などエネルギー制限が必要な患者における果物の摂取は80kcal/日程度にとどめる．