偽性アルドステロン症
#内分泌疾患
漢方薬に含まれる甘草(グリチルリチン酸)が11β-水酸化ステロイド脱水素酵素2型(11β-HSD2)の活性を阻害し,内因性コルチゾールによるミネラルコルチコイド受容体の活性化をきたした病態.原発性アルドステロン症と同様に高血圧と低カリウム血症をきたすが,レニン活性,アルドステロンはともに抑制されていることが鑑別点となる.