セットアップ
https://gyazo.com/0bc55713b8830648470d2187591be2e8
前提
そもそもAviUtlというソフトは、開発者のKENくん曰く AVIファイルにフィルタ等をかけるツールです。
とのことで、よくあるような映像制作や複雑な動画編集をするようなソフトではありません。AviUtlのみでは、よく見るような「タイムライン」も存在しません。
AviUtlは、「プラグイン」によって機能を拡張していくことができます。高度な動画の作成を実際に行うのは拡張編集という名前のフィルタプラグインで、一般的な動画編集は拡張編集を用いて初めてできるようになります。この拡張編集のことまで含めて「AviUtl」と呼ぶことが普通であるようです。 また、AviUtlだけではmp4などのよく使われている動画ファイル形式を扱うことが出来ません。mp4を読み込むには入力プラグインが、完成した動画をmp4に書き出すには出力プラグインが必要になってきます。 このように、現代のAviUtlにおいては必須のプラグイン群と呼べるものがあり、それらの導入(インストール)をこのサイトでは「セットアップ」と呼ぶことにしています。 今からインストールするAviUtl・プラグインは以下のものです
ダウンロード
プラグインと使用しているブラウザによってはダウンロードの際に「不審なファイル」「一般的ではないファイル」などの警告がありますが、中身のファイルの拡張子が一般的でなく、ダウンロードした人が少ないことを意味しているだけのため継続して問題ありません。更新頻度が高いプラグインではほぼ必ず出てくることになります。 https://gyazo.com/42fc19b92929f69a68c43de21b038a80
AviUtl・拡張編集
https://gyazo.com/41e30f511bb4550b364abf29b6b902a5
2. AviUtl というところから aviutl110.zip をクリックしてダウンロード
このとき広告が出ることがあるが、当然無視する(バツなどを押す)
https://gyazo.com/43cb7b4a05603ee0d8a17158e7a5e05c広告の例 閉じるを押す
3. 拡張編集Plugin というところから exedit92.zip をクリックしてダウンロード
2. 上のほうにお勧めとして書かれているものを選択してダウンロード
https://gyazo.com/d4f953dee873db97111684f83bdbf40a
2. InputPipePlugin_2.0.zipをクリックしてダウンロード
2. x264guiEx_3.28.zip をクリックしてダウンロード
2. 上のほうにあるpatch_r43_ss_XX.zip をクリックしてダウンロード
2. 2008と2015-2022をそれぞれクリックしてダウンロード
ファイル配置
まずインストールするフォルダを用意しましょう。
このフォルダは、できるだけ短く英数字だけが含まれたパスであるべきです。
よく分からないのであればC:\にaviutlという名前のフォルダを作ってください。
以後↑のフォルダをaviutlと呼称します。
1. aviutl110.zip の中身を全てaviutlへコピー
2. exedit92.zip の中身を全てaviutlへコピー
3. patch_r43_ss_XX.zip の中の patch.aul を aviutlへコピー
4. x264guiEx_X.XX.zip の中の exe_files, plugins をaviutlへコピー
5. L-SMASH-Works_r1XXX_Mr-Ojii_vimeo の中の lwcolor.auc, lwdumper.auf, lwinput.aui, lwinput64.aui, lwmuxer.auf をpluginsへコピー
6. InputPipePlugin_X.X.zip\InputPipePlugin の中の InputPipeMain.exe, InputPipeMain64.exe, InputPipePlugin.auiをpluginsへコピー
7. aviutlの中にscriptフォルダを作成
8. VC_redist.x86.exeとvcredist_x86.exeをそれぞれダブルクリックして実行し、出てくる画面に従ってインストールを行う
https://gyazo.com/522d5c777174a5931a5f3720ed56872f
ここまでの内容ができていれば、このような構成になっているはずです。
aviutl.exeを実行することで、AviUtlは起動できます。
プラグインの確認
正しくプラグインが導入されたかを確認しておきましょう。
(この画像ではL-SMASH Worksのバージョンには差異があります)
https://gyazo.com/260f3e27bd67caa378bc35dfe6b4a5a1
https://gyazo.com/2e422f9eece3fd137b5bc33727de669b
https://gyazo.com/3c714c1a6fff0f4f016c6624edbbc64b
https://gyazo.com/06d49b1cf91dcff716088609d0d6907a
その他にpatch.aulという項目があることを確認します。
https://gyazo.com/261a4a3e0ef081d8f889df34a415eb51
設定
積んでいる物理メモリサイズの1/2~3/4程度に
例えばPCのメモリが8GBなら4000~6000 MByteぐらい
その他
exedit.iniがないという場合はPC側の設定で拡張子を表示していない可能性があります「拡張子 表示」などで検索 以上
これでセットアップは終わりです。お疲れさまでした。
/icons/-.icon
このセットアップ方法が他のサイトと異なる点に関する補足
AviUtlのバージョンは1.10
1.00は単純にサイトの作成日が古いだけか、Aulsメモリ参照のようなプラグインで1.10対応版を見つけられていないリサーチ不足によるもの Omakeにあるaviutl_plus_20120619.zipは使わない(AviUtlと拡張編集の両方が古すぎる)
0.93rc1は、とんでもなく引きやすい例外・バグを持っているため非推奨
RePOPn版ではない
最近活発に更新されているフォークで、深刻なバグの修正も行われている
かんたんMP4出力は出力失敗が起こりやすい上、ノーヒントのため知識が無い人にはあまり向かない 「x264guiExが難しい」は過去の話。最新版では複雑な設定をしたくない場合は何も気にせず使用可能 メモリエラーを劇的に改善するプラグインなので、現状において入れないのはあり得ない
AviUtlのトラブルの8割はこのプラグインを入れていないことに起因している
多数のバグ修正や動作改善をするプラグインなので、初めからあった方が良い
通常は気にしなくて良いはずなのに、トラブルの原因になるだけの順序に変えさせている悪質なケースが多い
これを変えるという事はトラブルの原因になる間違った使い方をしている可能性が高い 画面サイズがおかしい なぜこのようなファイル構成にしているのか
拡張編集に付属されている説明書exedit.txtにはAviUtlと同じフォルダに置くように書かれている これを前提にファイル配布を行っているプラグインもちらほら見られる
拡張編集は、exedit.aufと同じディレクトリにいろいろなファイルやフォルダを生成したり扱う
「それ以外のプラグインのファイルをpluginsに隔離する」という言い方のほうが近い
拡張編集のスクリプト用のモジュールが使うdllは、特に工夫をしていなければexeファイルと同じところに置かなければ動作しない
モジュールはexedit.aufと同じところに置けば良く、それと一緒に置けるようにしている
pluginsの下のフォルダの中ではexedit.auf以外の付属プラグインを読み込みまないため不可