SPRINT
SPRINT シリアル通信文字列出力
 書式
SPRINT
SPRINT 文字列 | 数値
SPRINT 文字列 | 数値;
SPRINT 文字列 | 数値; 文字列 | 数値; …
SPRINT 文字列 | 数値; 文字列 | 数値;…
SPRINT #桁数,文字列 | 数値; 文字列 | 数値; …
※ | 選択を示す
※ ; は連結指定、カンマ,も可能
※ …は可変指定を示す
 引数
文字列 :文字列定数または文字列関数
数値 :数値定数、変数、配列変数、または数値関数、式
連結指定 :セミコロン; または カンマ, 文末に付けると改行抑制される
桁数 :#数値 または #-数値 の形式で指定する(記述例:#3 、 #-3)
 説明
指定した文字列、数値をデータ通信設定したシリアルポートに出力します。
書式はPRINT文と同じです。書式の詳細については、PRINTコマンドを参照して下さい。
データ通信設定したシリアルポートには、USBシリアルポートとGPIOシリアルポートの利用が可能です。
データ通信設定については、SMODEコマンドを参照して下さい。
GPIOシリアルポートを使ったシリアル通信は次のGPIOピンを利用することが出来ます。
PA9 :TX 送信
PA10 :RX 受信
シリアル通信の利用には次のコマンドが用意されています。
SMODE :GPIOシリアルポート、USBシリアルポート機能切り替え
SOPEN :シリアル通信開始
SWRITE :1バイト送信
SREAD() :1バイト受信
SREADY() :受信データ有無の確認
SPRINT :文字列出力(PRINTと同等の出力)
SCLOSE :シリアル通信クローズ
注意:
シリアル通信をオープンした状態でGPIOコマンドにてPA9,PA10にI/O機能の割り当てを行った場合、
正しい動作を行うことが出来ません。必ずSCLOSEにてシリアル通信をクローズしてからピンに機能を割り当て下さい。
 エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った
Overflow :指定した数値が-32768 ~ 32767を超えている
 利用例
シリアル通信経由でテキストメッセージを送信する
code:sprint_sample.bas
10 SMODE 0
20 SOPEN "9600"
30 SPRINT "Hello,TinyBASIC"
40 SCLOSE
 関連項目
PRINT
SMODE GPIOシリアルポート、USBシリアルポート機能切り替え
SWRITE 1バイト送信
SREAD() 1バイト受信
SREADY() 受信データ有無の確認
SPRINT 文字列出力(PRINTと同等の出力)
SCLOSE シリアル通信クローズ
豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32 言語リファレンスに戻る