SREADY()
SREADY シリアル通信データ受信データ確認(数値関数)
書式
SREADY()
引数
なし
戻り値
0:受信データなし
1:受信データあり
説明
シリアルポートに受信可能なデータが着信しているかを確認します。
シリアルポートからSREAD関数にてデータの受信を行う際に、事前にデータの有無を確認することが出来ます。 データ通信設定したシリアルポートには、USBシリアルポートとGPIOシリアルポートの利用が可能です。
データ通信設定については、SMODEコマンドを参照して下さい。 GPIOシリアルポートを使ったシリアル通信は次のGPIOピンを利用することが出来ます。
PA9 :TX 送信
PA10 :RX 受信
シリアル通信の利用には次のコマンドが用意されています。
SMODE :GPIOシリアルポート、USBシリアルポート機能切り替え 注意:
シリアル通信をオープンした状態でGPIOコマンドにてPA9,PA10にI/O機能の割り当てを行った場合、 正しい動作を行うことが出来ません。必ずSCLOSEにてシリアル通信をクローズしてからピンに機能を割り当て下さい。 エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った
利用例
受信した文字列を画面に表示する
(".":終了、$OD:改行、それ以外の制御文字は無視)
code:sready_sample.bas
10 SOPEN "115200"
20 IF SREADY()=0 GOTO 20
30 D=SREAD()
40 IF D=ASC(".") GOTO 80
50 IF D=$0D ?
60 IF D>=32 ? CHR$(D);
70 GOTO 20
80 SCLOSE
90 ? :? "Done."
関連項目
SMODE GPIOシリアルポート、USBシリアルポート機能切り替え