GPIO
GPIO GPIO機能設定
書式
GPIO ピン番号 , モード
引数
ピン番号:0 ~ 34
ピン番号は数値の他に次のピン名(定数)での指定も可能です。
PA0, PA1, PA2, PA3, PA4, PA5, PA6, PA7, PA8, PA9, PA10, PA13, PA14, PA15,
PB0, PB1, PB2, PB3, PB4, PB5, PB8, PB10, PB11, PB12, PB13, PB14, PB15, PC13
モード:
OUTPUT_OD :デジタル出力(オープンドレイン)
OUTPUT :デジタル出力
INPUT_FL :デジタル入力(フロート状態:ArduinoのINPUT指定と同じ)
INPUT_PU :デジタル入力(内部プルアップ抵抗有効)
INPUT_PD :デジタル(内部プルダウン抵抗有効)
ANALOG :アナログ入力
PWM :PWM出力
説明
ボード上の指定したピン番号の入出力機能の設定を行います。
ArduinoのpinMode()に相当します。
ピン番号の指定には、0~34の数値または、定数PA0~PC15が可能です。
また、GPIOは省略可能です。下記の2つは等価です。
code:gpio_sample1.bas
GPIO PA0,OUTPUT
PA0,OUTPUT
各モードで利用可能なピン番号
OUTPUT_OD、OUTPUT、INPUT_FL、INPUT_PU、INPUT_PD(デジタル入出力):
PA0,PA1,PA2,PA3,PA4,PA5,PA6,PA7,PA8,PA9,PA10,PA13,PA14,PA15,
PB0,PB1,PB2,PB3,PB4,PB5,PB8,PB10,PB11, PB12,PB13,PB14,PB15,
PC13
ANALOG(アナログ入力):
PA0,PA1,PA2,PA3,PA4,PA5,PA6,PA7,PB0,PB1
PWM(PWM出力):
グループ1: PA6,PA7,PB0,PB1
グループ2 : PA8,PA9,PA10
※PWMのグループ内ではPWM周波数が共通設定となります。
注意:
ピン番号の指定範囲及び定数は、ST32F103C8T6での利用を想定したものです。ST32F103C8T6以外のMPUにて使う場合は、機能設定できない場合があります。
利用するシステム構成により、利用出来ないピンがあります。詳細については、ボート上のピン一覧を参照して下さい。 起動直後では各ピンの設定は、デジタル入力(IN())またはアナログ入力(ANA())となります。 これは動作を保障するものではありません。GPIOコマンドによる機能設定を行って下さい。
エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った
Illegal value :ピン番号、モードに範囲外の値を指定した
Cannot use GPIO fuintion :ピン番号に利用出来ないモード設定を行った
Overflow :指定した数値が-32768 ~ 32767を超えている
Illegal value :指定した数値が不当である
利用例
PB1ピンからアナログ入力値を読み取り、その値を画面に随時表示します。
code:gpio_sample.bas
10 CLS
20 GPIO PB01,ANALOG
30 A=ANA(PB1)
40 LOCATE 5,5: ? A; " "
50 GOTO 30
関連項目