SMODE
SMODE シリアルポート機能設定
書式
SMODE 0
SMODE 1, "通信速度"
SMODE 2
SMODE 3, 制御コード無加工指定
引数
通信速度 :文字列形式の数値 "110"~ "921600"
制御コードの制御 :0 なし、1:あり
説明
2つのシリアルポート(USBポート、GPIOシリアルポート)に関する機能設定を行います。
1)SMODE 0
2つのシリアルポートに次の機能を割り付けます(デフォルト設定)
・USBポート :ターミナル対話利用(入力、プログラム転送、デバッグ)
2)SMODE 1, "通信速度"
2つのシリアルポートに次の機能を割り付けます(デフォルト設定)
・GPIOシリアルポート(PA9、PA10) :ターミナル対話利用(入力、プログラム転送、デバッグ)
第2引数にはGPIOシリアルポート(PA9、PA10)の通信速度を数字文字列にて指定します。
例:SMODE 1 "115200"
本コマンドにより、GPIOシリアルポートは指定した通信速度にてオープンされます。
3)SMODE 2
シリアル通信禁止
ターミナル対話利用のコンソールでの入出力、データ通信用の入出力は利用出来ません。
出力を行った場合、破棄されます。
4)SMODE 3, 制御コード無加工指定
シリアルターミナルからの制御コードの処理を指定します。
0の場合、処理を行いません。1の場合は処理を行います。
SMODE 3,0とした場合、シリタルターミナルからのBSキーによる文字削除処理は行いません。BSキーの文字コードをそのまま受信します。
シリアルポートをデータ通信に設定した場合は次のコマンドを利用することができます。
SMODE :GPIOシリアルポート、USBシリアルポート機能切り替え 注意:
シリアル通信をオープンした状態でGPIOコマンドにてPA9,PA10にI/O機能の割り当てを行った場合、 正しい動作を行うことが出来ません。必ずSCLOSEにてシリアル通信をクローズしてからピンに機能を割り当て下さい。 エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った
Illegal value :指定した引数に範囲外の値を指定した
Overflow :指定した数値が-32768 ~ 32767を超えている
利用例
GPIOシリアルポート(PA9、PA10)をターミナル対話利用に利用します。
code:smode_sample1.bas
SMODE 1,"115200"
OK
関連項目