完全に自分の作業時間が自分のやりたいことを進めるボトルネックになっていてつらい
from 2025/02/18
完全に自分の作業時間が自分のやりたいことを進めるボトルネックになっていてつらい
執行者/プレイヤーとしての作業で時間が埋まっている
マネージャ的能力を獲得しないとこれ以上加速/スケールできなさそう
中途半端に色々できてしまうからこそやらない勇気が必要そう
マネージャー/経営者入門をやりたい
人々はどのタイミングでどうやってその能力を獲得するんですか
井戸端でそういう仕事をされてるのはどなただろう
求めているのはマネジメントスキルとビジネススキルと経営スキル?Mijinko_SD.icon
全部分野違うけど
この文脈だとマネジメントスキルかとblu3mo.icon
上に書いてたかMijinko_SD.icon
どうやって獲得するのか僕も知りたいnishio.icon
AIに聞いてみよう()
やりたくない提案ばかり出て来た
やりたくなくてやってないからいまだに獲得されてないんだな、それはそうか
どんな提案が出てきたのか気になるblu3mo.icon
マネージャーに昇進するとn人の部下(と彼らが抱えてるn以上のプロジェクト)を抱えるので強制的にマネジメント経験を積めるsta.icon
nishio.iconさんは「マネージャ的能力を獲得する」ではなく「個人として10xの能力を獲得する」みたいなアプローチで生きてきた?blu3mo.icon
10x engineerみたいな概念
これは若干違和感があるなnishio.icon
「10xの能力」というときには暗黙に1と10の目盛りが刻まれた「軸」を仮定してる気がする
/nishio/知識交換の必要条件
これのCからAへと向かう代わりにBへと向かってる気がする
掛け合わせニッチトップ戦略
/nishio/掛け合わせニッチトップ戦略
「マネージャ的能力を獲得することで組織としての生産性を高める」という道を通ってないって点は正しいnishio.icon
これは「歴史のif」だな〜
たまたまそういう能力を必要とされない会社に入社した
積極的に回避したわけではない
積極的にそういう能力を獲得したいと思っていたら現状の勤め先でそれを獲得できないことに不満を感じて転職していたと思う
世の中的にはしばしば「入社して数年で後輩が配属されていき、必然的に後輩を教えたり、チームとしての生産性を考える必要性が出てくる」って構図があるので、自然にそういう能力を必要とされて獲得する人も多いのだとともう
そういう意味では大学院にいたときが一番それだったな、M2になったらM1の学生が来る
そこでプログラミングを教える教材を作り始めたことが将来的に「コーディングを支える技術」の出版に繋がった
「マネージャ的能力を獲得することで所属組織の生産性を高める」ことと、「マネージャ的能力を獲得することで個人の目的に向けた生産性を高める」ことがありそうblu3mo.icon
人の生き方について腑に落ちていない→腑に落ちたあたりの話と繋がってきている
改めて考えるとエンジニアの知的生産術とか/nishio/自分経営戦略とか色々個人の話に閉じているな〜と気づいたblu3mo.icon
今まで認知していなかったスコープに気づいた
(多様な具体的事例を知りたい)
結局コミュニケーションコストと不確実性を覚悟するしかないのかな
ここの人間マネジメントの具体的技術を習得している間にDevinが追い越してきそう
/blu3mo-public/「手を動かして実装する人間」としての自分の時間が完全にボトルネックになっている
「自分がボトルネックなので人を増やす」についてnishio.icon
「遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員追加は、プロジェクトをさらに遅らせるだけである」--- ブルックスの法則 - Wikipedia
を連想した
それはそうなんですが、他のアプローチが浮かんでいないblu3mo.icon
あと少なくとも人を適切に巻き込んで物事を大きく速くしている事例は周りで沢山観測しているblu3mo.icon
いや、「大きく」は明らかだが、「速く」が必ずしもtrueかはわからないなと思ったblu3mo.icon
まあでも、しばしば速くなってるとは思う(1人で単位時間に1出力なのと、3人で単位時間に1.8出力なのは後者の方が速いという意味で)nishio.icon
今の自分が考えているのは「遅れているソフトウェアプロジェクトを速くしたい」ではなく、「そもそも始められていないプロジェクトを始めたい」だなblu3mo.icon
そこに他人を巻き込むのはハードモードな気がするなぁ〜nishio.icon
そういう「形のないプロジェクト」を形にするのはレアスキルであり、しかもそのレアスキルを持ってる人はだいたい「自分のやりたいことを形にする」をした結果としてプロジェクトを抱えすぎて「自分のやりたいことをやる時間が足りない」と言ってるイメージw
よりイージーなモードがあるなら知りたいですblu3mo.icon
「1年待って十分に頭が良くなったDevinを使いまくる」とかはあるかもしれない
「ハードモードをやって加速する」か「現状維持」かなら前者を選びたい気持ちblu3mo.icon
こういう根拠のない価値観や自信は「半径5mの同世代が何をやっているか」に結構依存しそう
それはまあそう、やりたいことをやったらいいと思うnishio.icon
blu3mo.icon👍
関連記事を発掘した: /nishio/アイデアを塩漬けにしない~世界中の人に手伝ってもらう方法~ + /nishio/余白を奪うな
なるほどblu3mo.icon*2
「お金を払って人を雇用する」だけではない気はする(それはそう)
「お金を払って人を雇用する」は/blu3mo-public/人生の攻略法 by fladdictの「ハードモード」と同じことを逆方向でやっていそう
大きくすることで自分が何を獲得したいのか/何がいらないのかを考えたいなblu3mo.icon
ポジション、コネクション、お金、経験や知見、能力、知財、etc 
これをもう少し具体的に答えられる問いに落とし込むと、「安野さんや研究所のボスが持っているものの何を自分も獲得したいのか」だな
例えば「サンジャポに出れる知名度が欲しい」ではないblu3mo.icon
「全くやったことないことに関して他人の成功例を真似する」だけでなく、「今うまく行っていることがどう10倍にスケールできるか考える」こともしたほうが肌に合った手段が見つかりそうblu3mo.icon
nishio.iconは「マネージャになる」以外の手段で色々なものをスケールさせていそうblu3mo.icon
ミームを作っている?
ブロードリスニングの図とかはわかりやすいが、他にも/nishioは何らかの形で色々なミームを他人の頭に埋め込んでいそう
心の中に人物を飼うも想起sta.icon
それによって、入ってくる情報、獲得できる社会資本、社会に対して与えられる影響、などをスケールできている、という理解
情報は複製可能な財なので必要な人全てに複製されるのが社会にとっての価値の最大化になる的な感じnishio.icon
「人を巻き込む能力を高めることでプロジェクトの数を5倍に増やす」より、「人を巻き込む能力を高めることで一つのプロジェクトの深さ/速さを5倍にする」の方が筋が良さそうblu3mo.icon
リソースを分散させるのはあんまり良い戦略ではないことが多そう
最近この問題についていろいろな信頼している大人に相談しているが、回答やアプローチの捉え方が多種多様でおもしろいblu3mo.icon
某研究者
従来のメンタルモデル(全てにコントロールが効く個人作業の状態)をそのまま拡張するならマネージャ的なやりかたになる
(全てにコントロールは効かないだろうが)
一方で、沢山おしゃべりをして思想をまき散らして、確率的に面白いことが発生することに期待するアプローチもある
これは、コントロールとか計画とかは諦めている
これはnishio.iconのやり方に近い
経営者は前者、(一部の)教授は後者に近いのでは
教授は学生とめっちゃおしゃべりして思想をまき散らしつつ、そのうえで学生が自発的に生み出すものの不確実性に期待する、みたいなblu3mo.icon
某AIエンジニア兼SF作家兼起業家兼政治家
スケールさせたい場合はチーム(株式会社、NPO、etc)を作っている
「たくさんおしゃべりして思想をまき散らして薄く広く人を巻き込む」こともやっているが、それはあくまでもチームに広く人を巻き込む手段の一つ
裾野を広げると頂点も高くなる、みたいなイメージかなとblu3mo.icon
ここのメンタルモデルの違いはとても興味深いblu3mo.icon*2
某エンジニア
cockroach modeもあるよね
一旦自分や数人がミニマムで生存できるリソースを確保できたら、あとはひたすらスケールさせずにbuildする
buildしたものが勝手にスケールしてくれる
この人は実際にそうなっているのですごいblu3mo.icon*2
気合の入った大学院生とかこれかもblu3mo.icon
あとはシード期の起業家とか
「役に立つものを作る」「役に立たない実験をする」この2つを両方やりたいと思っていて、今は個人でやる分には両方できている。
ただ、これを加速するための資源調達方法を考えると、前者は手段が色々ある一方で、後者は手段があまり思いつかない
別に後者をそこまでスケールさせたいとも思っていないので、それでいいのかもしれないblu3mo.icon
ーー
blu3mo.icon
半年ほど経って、これがある程度できるようになってきた気がする
できるようになってきたというか、「そうなったらいいな〜」と思いながら挨拶掃除飲み会をやっていったら勝手にそうなっていった
「マネージャー的能力を身につける」ではなく「思想やプロジェクトの種を撒き散らして確率的に何かが生える」というアプローチで達成されていった
「どこまで他人が関わることによるアンコントローラブルさを許容しつつ乗りこなしていけるか」みたいなところが鍵な気がする
すごいinajob.iconHiro Aki.icon