ニシキウミウシ
種小名は「3個の丸い突起物」の意。その名が示す通り本種は 外套膜( #部位名 ) の周縁に大きな丸い一対の突起部と、 鰓( #部位名 ) の後部に反り返った突起の計3個の突起部がある。対して #テヌウニシキウミウシ は、外套膜の周辺にさほど大きくない二対の突起部があり、鰓の後部に反りかえった突起と合わせて5個の突起部がある。この外套膜の形が本種の分類形質である。 補足
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色柄ともにニシキなんだけど、鰓後ろの反り返りはないし、外套膜の時も小さくて変異種?みたいな形状してる
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紫斑点の縁がギラギラ目に入る感じ。体はめちゃめちゃデカかったのだけれど、後鰓はそれに比べて小さめに見えました。出てきてないだけかな。このサイズになると岩と岩を跨いで歩けるんだなーとちょっと感動(なんで
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the ニシキウミウシ。大きさもニシキウミウシ。
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過去にフルーツポンチウミウシと呼ばれていた個体系の色合い。めちゃくちゃ派手だけど、オレンジの海藻の間にいると意外と気が付かないくらいには同化しそうです。まだ幼いのか(?) 二次鰓未発達(紫色でちょっぴりだけ生えてる)、外套膜後方の突起だけ立派で左右の張り出しは申し訳程度。触角もとっても小さいです。腹足の紫の斑点はかわいい。
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ニシキウミウシらしくない「多分ニシキウミウシ」レベルのニシキウミウシ。
黄色に近い橙、縁取りしようと思ったけど縁どれなかった青紫の斑点、外套膜後方の対になる突起がほぼなく(かすかにあるようにみえなくもない)、特徴となる二次鰓の張り出しもない。ただ、ニシキウミウシの特徴である「細くてとにかく長い」みたいな部分はばっちり当てはまるくらいクソデカだったので多分ニシキウミウシ。
このページにいるニシキウミウシに近いかも。
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ニシキウミウシらしいニシキウミウシ。